11月14日広場西側
プリオリ宮のアーチから西にのびるプリオリ通りは、かつて古代都市を結んだ「帝王街道」のひとつでした。狭い石畳の道で、両側に中世の建物が残っています。13世紀のシーリの塔を通り過ぎ、エトルリア時代の基部が残るトラジメーノ門に突き当たります。
ここから右手に進むと、緑の芝生が広がるサン・フランチェスコ広場にサン・ベルナルディーノ教会があります。
★サン・ベルナルディーノ教会(S.Bernardino)
パステルカラーの彫刻で装飾された美しいファサードは、アゴスティーノ・ディ・ドゥッチョによるルネサンス様式。扉の両側に音楽を奏でる天使、半円形のタンパンには聖人と天使、最上部にはキリストの姿が彫られています。内部は簡素なゴシック様式で、4世紀の古代ローマの石棺が主祭壇になっています。
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サン・ベルナルディーノ教会
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11月14日広場北側〜東側
11月14日広場に戻り、大聖堂の裏から細い路地をゆくと、アッピア通り(Via Appia)に出ます。アッピア通りは途中から階段になるのですが、この道からの眺めは面白く、目の前をアーチ状の道が横切り、さらにアクアドット(水道橋)が交差します。
そのまままっすぐ進み、15分くらい歩いたところにサン・タンジェロ教会があります。
★サン・タンジェロ教会(S.Angelo)
ペルージャで最も古い教会で、5〜6世紀の初期キリスト教時代の建造。円形をしていて、内部の16本の円柱や中央の祭壇は古代ローマ時代の建築物から流用されているそうです。S.Michele Arcangelo教会とも呼ばれます。
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アッピア通り

サン・タンジェロ教会
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下町的な雰囲気のガリバルディ通りを戻ると、フォルテブラッチョ広場に着きます。
広場にあるガレンガ宮(Palazzo Gallenga)は、現在はペルージャ外国人大学になっています。その向こうに堂々としたエトルリア門が姿を見せています。ここをまっすぐ進むと大聖堂の裏手に戻ります。
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★エトルリア門(S.Angelo)
名前の通り、紀元前3世紀頃のエトルリア時代の城壁の門のひとつでした。アウグストゥスの門とも呼ばれています。
★サン・セヴェーロ教会(S.Severo)
エトルリア門の左手から、入り組んだ階段と坂道を登ったところに眺めのよい広場があります。このラファエロ広場に立つサン・セヴェーロ教会は、建物は18世紀の再建ですが、内部の祈祷所にラファエロのフレスコ画「聖三位一体と諸聖人」(1505)があります。
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ラファエロ広場からの眺め
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