アンダルシア地方の南東の一角、アルプハーラ地方の小さな村。独特の白い壁の家が、山肌に寄り添うように並んでいます。
アルプハーラ地方とはイベリア半島最高峰のムルアセン山（3482メートル）の山麓に広がる一帯を指します。この地方の歴史は古く、グラナダのムーア王朝の時代には絹の産地として栄えましたが、その後グラナダの衰退とともに廃れてしまったそうです。今では時から忘れられたように静かな村です。

グラナダからバスで約３時間。
日帰り可能な距離ですが、バスの本数が少ないので一泊した方が無難です。

小さな町なので一時間ほどで町の端から端まで歩けてしまいます。白い町並みの中を地図など持たずにぶらぶら歩きましょう。村の周囲にはハイキングコースもあります。
夏には観光客で賑わうのでしょうが、AKIが行った4月は観光客もほとんどいなくて、ひっそりとしていました。

★カピレイラの町を散歩する