ボルツァーノ散歩
(滞在1998年4月28〜5月1日)


イタリア語とドイツ語

列車が駅に着くと駅名がふたつ表示されているのに気づくでしょう。BOLZANOとBOZEN。これはこの町のイタリア語とドイツ語の名前なのです。ドイツに近いこの町では住民の30%がドイツ語を使っているそうです。

ボルツァーノで泊まったホテルの名前は「クローチェ・ビアンカ」。白い十字架という意味ですがホテルの壁には「Croce Bianca」「Weisses Kreuz」とイタリア語とドイツ語のふたつの名前が書いてあって、この町らしいなあと思いました。

この町は、文化的にもドイツ色が濃いところです。街角には、ソーセージスタンドがあって、あつあつのソーセージを売ってます。ゆでたてのソーセージにマスタードをたっぷりつけて、パンと一緒に食べるのはとても美味しいのですが、そんな時、自分のいるのがイタリアなのかドイツなのか分からなくなってしまいます。
ホテル Croce Bianca
ホテル「Croce Bianca」

ボルツァーノ散歩
 
ボルツァーノの町には特にみどころがある訳ではありませんが、石畳の道に花の飾られた家々が続くきれいな町です。建物の間から雪を抱いた山並みが覗き、すがすがしい空気が漂っています。
ワルテル広場 Piazza Walter

    町の中心のワルテル広場はいつも人で賑わっています。
    私たちが訪れた5月1日は、ちょうどこの町で花のフェスティバルが開催されていました。広場には色とりどりの花市が建ち並び、特設舞台ではコーラスやバンド演奏が繰り広げられていました。
    この広場にはドォーモと呼ばれるゴシック様式の教会がそびえています。繊細な装飾の尖塔を持つ、とても美しい建物です。この外壁には葡萄の収穫の様子が描かれています。これはこの教会が葡萄酒の専売権を持っていたことを示しているそうです。

ポルティチ通り Via dei Portici

    この町で一番の繁華街です。ポルティチ(柱廊)という名前の通り、独特の柱を持つ建物に、洒落た店が軒を並べています。洒落たブティックや土産物屋のほかにも、文房具や日用品に趣味のいい品物が揃っているのでおみやげにいいでしょう。
ドォーモ
ドォーモ
エルベ広場 Piazza delle Erbe

    ポルティチ通りの西端がエルベ広場です。
    ここには日曜以外の毎日、市が出ています。
    野菜や果物、そして花などが色とりどりに並んでいます。

    広場の北にあるフランチェスカーニ教会は、列柱のきれいな回廊がある、静かな教会です。
エルベ広場
エルベ広場
エルベ広場を西に歩くとタルヴェラ川に架かるタルヴェラ橋(Ponte Talvera)に出ます。この辺りは川沿いに散歩道が続いていて、山を眺めながらぶらぶら歩くにはいい所です。少し北に歩くと葡萄園の中にお城があったりします。
グリエス Gries

    橋を渡ってさらに歩くと、15分くらいでグリエスという町に着きます。葡萄園が広がる静かな町で、郊外の別荘地といった感じです。
    ここにはベネデッティーニの修道院とサンタゴスティーノ教会というふたつの教会がありました。教会を覗くとちょうどオルガンの練習中だったようで、壮麗なオルガンの音楽を聴くことができました。
葡萄園
グリエスの葡萄園
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