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[アスプリン&ヘック作品]
ロバート・アスプリン
Robert Asprin
銀河おさわがせ中隊

訳:斎藤 伯好

bk1で購入
  • 宇宙軍史上最悪の落ちこぼれ部隊にとんでもない上官が・・・。という出だしで始まるこの話、原題を“Phule's Company”といいます。もちろんPhuleはFool(おばか・落ちこぼれ)と韻を踏んでます。さらにPhuleってのがとんでもない上官の名前でして、文字通り「フール(落ちこぼれ)中隊」となるわけです
  • これだけ言えばもう中身は分かりますね。どたばたミリタリーSFです。全ての障害を金の力と舌先三寸でクリアするフールの活躍や如何にってとこでしょうか
  • 駄洒落の多い話やタイトルが捩ってある話を「FILK STORY」というそうで、アスプリンはそのフィルク作家の中でも五本の指に入るんだそうです。早川文庫FT「マジカルランド」シリーズが翻訳されてますが、こちらの方は腕によりをかけてフィルクってます
銀河おさわがせパラダイス

訳:斎藤 伯好

bk1で購入
  • どたばたと金の力と実力で名を挙げたフール中隊に、上層部から中隊潰しの罠が。どうするフール?今回の原題は“Phule's Paradise”で、「パラダイス」という名前のカジノの警備が彼らの任務
  • 最後には原題通りのシチュエーションになるのですが、余計なことを言うと面白くないので詳しいことは読んでね
  • この巻からはやたら複線が張られだし、今後の展開が楽しみですが、次回作は他の作家との共作なので作品の感じが多少違うと感じられる方もいるかもしれません
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