毎年恒例、レミゼ鑑賞……のはずだったのが、2000年が抜けてしまいました(T
T)
もちろん、チケットはとったんですよ! 何度も何度も電話をかけて、初日初演12月3日のチケットを!
でも、運悪くその日に友人の結婚式が重なってしまい、泣く泣く両親に観に行ってもらうことにしました。両親はとても喜んでいて、親孝行できたからよかったんですけど。
さて、しきり直しの2001年。今回は高校時代の友達まきちゃん(仮名)と一緒でした。5、6年ぶりだったかな?
始めての夜の公演で、午後5時開始。4時半に有楽町の駅前で待ち合わせて帝劇へ。まきちゃんはレミゼの舞台は初体験とのことでした。席はL列で、私は43番、まきちゃんが42番。舞台向かってやや右よりで、なかなかよい席でした。
今日のキャストはヴァルジャン鹿賀さん、ジャヴェール村井さん、ファンテーヌ鈴木さん、エポニーヌ本田さん、マリウス戸井さん、アンジョルラス岡さん、コゼットtohkoさん。そして、今回はちぇーっく! 司教さまとレーグルが林アキラさん、ガブローシュ近野桂介くん、グランテール森田浩平さんでした!
林さんの司教さまに当たるのは2回めだったでしょうか? この辺の役の方は事前のキャスト表ではわからないので運が勝負なんですよね。今回はロビーの本日のキャストでレーグルを演じることもチェックしていたので、今までわからなかった学生(?)さん達の中で彼だけは見分けがつくようになりました。一人でのセリフは少ないですけど、マリウスを元気づけたりとか、けっこう印象的な振る舞いをなさってますね。それから、ティナルディエの宿屋のシーンと結婚式のシーンでも林さん発見。
そして、今回の大当たりは何と言ってもガブローシュ。近野くんのガブローシュは今まで見た中で一番やさぐれててかっこよかったです。(初めて観たガブローシュもとってもよかったんですけどねー……キャストをチェックしていなかったので、名前がわかりません) 何だか今日のガブローシュは、自分の歌い方、自分の動き方をするんだ!って気持ちに溢れてるように見えたんですよ。思わず彼が歌った後には拍手してしまいました。最期のシーンもとてもリアルで迫力があった!(銃弾もバリケードに届いていましたし)
グランテールさんにも引き続き注目。今回はちゃんと役者さんもチェックしました。すらり背が高く口ひげをたくわえ、なかなかかっこいいグランテールの森田さん。(彼は、おととし私にお花を投げてくれた方かしら? ……取り損ねたけれど(T
T)) グランテールさんがガブローシュにお酒を飲ませるところとか、バリケードの頂点に立つアンジョルラスをじっと見上げるところとか、寝ているガブローシュを椅子からどかすところとか(笑)、いろいろ細かく観てしまいました。そして、アンジョルラスに酒をすすめて断られるシーン。あの後、アンジョルラスはグランテールの口元から酒瓶を引き離し、きつく彼の手を握り締めるのですね。革命に懐疑的になっているグランテールに、共に戦おうと訴えかけている訳ですよ。セリフのない部分での細かい動きを見ていると、かなり深いものがありますね。(そういうことがあったから、最期にバリケードの頂上に駆け上がって行ったのでしょうかね、彼は)
今回、実はすぐ前に座っていたカップルが休憩の後に席を入れ替えたため、後半は男性の頭で舞台半分がまるっきり見えませんでした(怒) なのでちょっと残念でしたが、禍転じて福と成すで、普段は見ていない舞台の中心以外のところをよく見るようにしました。だから、エポニーヌが息を引き取るシーンでアンジョルラスが隣りに立つガブローシュの肩に手を置いているとか、上にあげたグランテールさんの細々としたシーンとか、いろいろチェックしました。バリケードの恋物語もちょっと見られたかな?
もちろん、メインキャストの方々もよかったですよ。岡さんは相変わらず朗々としたお声でかっこよかったですし、本田さんのエポニーヌは健気でかわいくて泣けました。村井さんは渋いし、髪を乱す感じが鬼気迫っててよかったですね。
初見のコゼットtohkoさんは、やはりお声は美しくてよかったんじゃないでしょうか。コゼットにはあんまり感情移入できないのでよくわかりませんが。
さて。やはりレミゼは1シーズンに2回は最低観たいもの。しかし、私は次に行く予定だった26日にうっかり会議を入れてしまいました! 今日は夜の公演で次回のチケットが買えなかったので、明日半休とって買いに行っちゃおうかな……などと不届きなことを考えています。
さてさて、どうなることやら……