梅パパが「骨ＭＬ（ホーネットメーリングリスト）」に参加して間もない頃。

「ホーネットばかりのツーリングをやったら面白いだろうと思うんです。みなさん、どうですか？」と言い出しました。

梅パパのこともよく知らないので（考え方とかね、）　何とも言えなかったんですけど、長野方面なら近いし、

「スケジュールが合えば参加できる、かも？」ということに。

そして　梅パパの軽井沢ツーリングを高崎から迎撃した日に　意気投合。

この人の企画なら大船に乗ったつもりで参加できるであろう、という結論に達しました。

とにかく面倒見のいい梅パパです。

ツーリングで起こりうる全ての？出来事に対する打ち合わせ、宿や食事の手配、

参加者のとりまとめ、雑誌取材の為の打ち合わせ、スケジュール調整、走行中の注意、走行リーダーの選出、

いやあ色々ありました。私は何もしてませぬ…（汗）

みんなありがとう。

朝、６：３０に起床。出発予定は８：００。目が開いても　すぐには動けないので、布団の上でゴロゴロ。

しかし、だんだん興奮してきて眠れなかった（笑）

卓也が素早く起きあがり、５秒後にはホネ夫のガソリンを入れに行った。さんきゅ〜！

昨夜は　駐輪場からホネ夫を出して、大勢の仲間に会う前のホネ夫を磨いてくれたらしい。

うう、私には思いつかなかった。

朝ご飯を食べて　家を出る。

空の色は雨が降りそうだけど、まだ降ってはいない。荷物をくっつけて、出発。久しぶりの単独長距離走行。

結婚することになったころから　ツーリングはいつも卓也と一緒だった。一回だけちがったかな。

しかも　休日出勤のの旦那を置いてのお泊まりツーリングである。ああ、鬼ヨメ（笑）

しかし、そんなことで驚いてはいけない。今日会う仲間の中には　そういう不良主婦は他にもいるのだ！！

あははははは〜。

しまった、予定より遅れてる。まいっか。余裕を持って時間設定したから。

裏道を通り、Ｒ２５４へ。富岡市。コンビニでいったんトイレへ。

早朝に千葉を出発して　下道で諏訪ＩＣを目指すともくんから　留守電が入っていた。

「スゴイ雨で〜す！！　カッパ着ました〜！」

埼玉にいるらしい。群馬の西部も降らなきゃいいけど…　しかし、すでにガスで山が見えなかった。やばい。

カッパ着る覚悟でとりあえず出発。しかし、５００ｍくらい行ったらもう大粒の雨が（泣）

いそいで歩道に乗り上げ、カッパ着用。山は霧かな。トラックがプッ、とクラクションを鳴らして通り過ぎる。

「ねーちゃん、雨ん中大変だな。気ぃつけろよ〜」だと思って　喜んだ。

しまった、ブーツカバーしてないや。まいっか。

下仁田町へ入ると路面が乾いているところもあったが、このまま脱がずに行くことにした。

下仁田の「お巡りさんゾーン」も無事に通過。もうすぐで内山峠…と、そのとき。

再び雨。しかも、痛いくらいの　激しい大雨！！

思わず「カッパ、着てるよね」と　自分の下半身を見る。大丈夫、着てる（笑）

でも、でもでも。ブーツのヒモの所から浸水しはじめた。このまま行ったらずぶ濡れ必至。

田舎なので路肩がない。ＧＳの向かい側に（民家の前…）広い場所を発見。停まって、ブーツカバーを出して、

ああ〜っ　ざぶざぶ降ってきた〜（悲鳴）！！

トラックに轢かれないように道を渡り、ＧＳの屋根の下へ。お兄さん達が全員出てきて「バイクも持ってきちゃったら？」と言ってくれる。

バッグも開けられないので　バイクを移動。ああ、これでちゃんと荷物を開けられた。

ブーツカバーを付けていると、お兄さんが言った。

「パトカーより先に（内山峠に）上がらないと、もし通行止めになったら追い返されちゃいますよ。」が〜ん！

後からくるはずのともくんの事をお兄さんに言って　慌てて出発。この大雨で、ワイパーが弱いらしい車が徐行している。

黄色い線なので　抜けない。ああ、３０ｋｍ／ｈだよ…。

内山峠へ。なんと、雨は降ってない！　少し霧がかかっているくらいだった。しかし、今度は何カ所か工事中。

片側通行になっているため、なんども赤信号で止まる。ああ、さすがの私も登坂車線が恋しかった。

でも、何カ所か　路面が濡れていたので無理はしないことにする。だって恐いも〜ん。

みなえには　よく効くビビッターが付いているのだ。安いよ。

内山峠の下り。お巡りさん注意。前の車に続きのろのろと下って、いつものコンビニへ。

そして　時計を見てびっくり！

１０：２０！！　い、いつの間に？！

長野市から遠回りをしてきてくれるＺＯＯ−ＴＶくんとは　１０：３０に待ち合わせ。

ここからは３０分以上かかりそうなのに。カッパを着たまま慌てて出た。でも、慌てすぎて何かあったら元も子もない。

気を付けなくっちゃ。

佐久市内では　いつも開いている踏切でも電車が通るし、いつもの橋も工事で通行止め。初めて走る道を通る。

迷子になったらやだなあ、そう思いつつ人間カーナビを作動。無事にいつもの道に出た。後はまっすぐだ♪

Ｒ１４２をひたすら走る。捕まっている場合ではない。ぶつかっている場合でもない。

急いで、気を付けて、頭の中はそればっかり。全力の８０％で走った。安全マージンは大切だよね〜。

１１：００、やっと待ち合わせの場所へ。「ごめ〜〜〜ん！！」初対面の挨拶であやまるなんて、すげーかっこわるい。

ＺＯＯ−ＴＶくんは「混んでたんですか？」ときいてくれたんだけど、私は慌てていて　ちゃんと答えられなかった。

夢中で走ってきたので、頭が止まっていたらしい。答えが浮かばなかったのだ…。再びかっこわるかった。

申し訳ないのと　自分の慌てぶりがひどいのとで、ちょびっと落ち込む。

私のＪ−ＰＨＯＮＥは圏外、しかたなくドコモの携帯を借りてともくんに電話。

もう近くに来ているらしい。あとから追いつくから、ということなので　二人で出発した。

白樺湖の横を抜けて茅野市へ。

３ヶ月前に免許を取ったというＺＯＯちゃんは　落ち着いた走りを見せてくれた。

危なげもなくこれなら安心だとおもった。

初顔合わせで　危険な思いや無理をさせてしまったら申し訳ない、

そう思ってたけど　余計な心配だった。

茅野市に入ったら　後ろからホーンの音…ともくん登場。

ＺＯＯちゃんとともくんは対照的な走りだった。しかし、ちょっとお姉さんぶって先頭を走ったら私は道を間違えた。

私ってとことん阿呆だ〜。下り坂でのＵターンもできず押して戻り、全体集合の諏訪ＩＣへ。

ともくんの誘導で　有料道路（￥１００？）もパスして諏訪ＩＣ前へ到着した。でも、みんながどこにいるのかは分からないので　とりあえずバイクが停まっていたおぎのやへ入る。

おぎのやって、群馬の横川駅で釜飯を売って有名になったお弁当屋さん。

ここの駐車場も大きくて　目印としてはわかりやすい。

そこから梅パパに電話して、すでにＩＣに集合しているメンバーが一部やってくることになった。トイレに行っている間に、ぞくぞくとやってきた骨軍団。ほんとうにホーネットばかりがウジャウジャとやってきた。

中には見覚えのあるバイクもある。ぽちこさんや旦那様の良太さん、ぽいちゃんには何度か会っている。梅パパにも。

しかし、…すごすぎ。この同じ形で色とりどりのバイクの群が街を行ったら、よくわかんなくったって振り返ってしまうに違いなかった。

すぐに移動して、近くのほうとう屋さんへはいることに。

小学生のころにほうとうは食べたけど　大人になってからは初めて。いろんな種類があってなかなか決められない。

しかし、最後にはあっけなく決まった。「おざる」？　つまり冷やしほうとう、しかも安かった。￥７００なり。

まだ来ないメンバーを待っている間、わいわいと話が弾む。初めて会ったのに初めてじゃない。

さっさと席を決めて座り込み、勝手にやってました…管理人様（笑）

みんながやってきて、すでに２０台近く並んでいるバイクの群れに並べて停まる。

お店から出てきたほかのお客さん達が　ホーネット達に群がっていた。

普通のおじさんやおばさんなのだけど、同じバイク大群を前に　喚起の声をあげていた。

…うふふふふふ。なんだかいい気持ちである。

誰が誰だかほとんどわかんないんだけど、とりあえず「はい！　みなさん二階でお待ちかねですよ〜っ」というわけで

全員が集まった。オーダーも済ませ、おしゃべりタイム突入。

？

今、何かが見えた。誰かが入ってきた。

良太さんが　挨拶をしている。呼ばれた気がした。誰？

卓也の登場だった。今日は仕事じゃないの？　しかも、どうしてここが？？？

びっくりしているんだけど、誰も気が付かない。あたりまえか。誰が誰だかわかんないんだから（笑）

良太さんとぽちこさんが「みなえさんの旦那様の卓也さんです」って紹介してくれたような気がしたけど、

すいません、あわててしまっていてよく覚えていません（汗）

どうやら　仕事もきりが付いてしまい、諏訪まで行ってみようということになったらしい。

そして　とりあえず諏訪ＩＣの近くの道を走ってみたら　あっと言う間にホーネットの群が目に入ったそうだ。

そんなものなんだろうか…。