う、毎日は大変だから たまにはね。
5月31日
拓弥が反抗的だ。
移動中の車の中で「あっ お月様だ!」と言ったら
「しってますー。たくみくんずっと見えてますー。言わんでもわかってますー。」
これを延々と繰り返す。
「もういっかい お月様だ!って言って」と何度も反抗ごっこを繰り返そうとする。
そうか、反抗ごっこなのか。でもむかつくぞ。かわいくないぞ。
もう6歳だからお兄ちゃんなのだ、という気持ちと、まだ子供だから守られていたいという気持ちが
混在しているのがありありと見えることがある。
件のお月様事件でも 家に着く頃には
「あ、お月様がおうちまでついてきた」なんてつぶやいている。
毎日頭に来て怒るもんだから 昨日お風呂上がりに拓弥がこう言った。
「ママ、たくみくんかしこくなるからきらいにならない?」
そしてたまにこう言う。「ママ、違うばっかりしてごめんね」(ちがうことばっかりしてごめんね)
ママはたくみくんのことが好きだから、たくみがかしこくないことばっかりしてるとかなしくなっておこっちゃうんだよ。
と言いながら、ああ、むかついてるのバレてんだな、と思った。反省もした。
ちゃぶ台の下に6Bの鉛筆2本取りでグリグリと見事にナスカの地上絵みたいのを書き殴り、
車の天井にもクレヨンでグリグリ描くし、
服やバスタオルを振り回してテーブルの上のものを何度も払い落としたり、
着替えろって言ってもごろごろくねくねしていて一向に着替えないし、
食事中も勝手にテレビ付けてぼけーっと見入ってるし、
「ハイチュウ」が好きで一個買ったら一気に半分以上は食べてしまうし、
ゴミはそこら辺にぽいっと投げ出しておくし、
畳んだ洗濯物の上にごろごろ転がってぐちゃぐちゃにしてしまうし、
カーテン閉めてとか電気消してって頼んでも「ママが自分でしたんだから自分でやりなさい」なんて
言い返して、頼んだことはやらないし、
保育園でも指示とは違うことして、あーもう!
たくみは褒めた方がいいのはわかってるんだけど、言われるんだけど、
このところ急激に生意気言うようになって本気で親子のケンカしている。
自分でもバカだなーとおもう。
そして、拓弥も ママとうまくいってないのを感じている。どうしたら冷静になれるだろうねえ?
拓弥っていいこなの?
ママの言いなりになれとは思わないまでも、もうちょっとなんとかならんのか、と思ってしまう。
近頃、育児が楽しめない私。もっとアホな余所の子を見るとか、誰かにべた褒めされて安心したらいいのかしら。
そういえば褒められてる拓弥の姿、近頃見てないなあ。
褒められないの、本人はもっとイヤだろうなあ。
5月24日
やっぱり、哲学者になりたい。
思想家と哲学者って どうちがうんだろ。
信頼できる先生って大切だな。そういう人、私の人生にいただろうか。
自分がなればいいんだろうか。
5月22日
突然「何かしなきゃ!」という気持ちに襲われることがある。
いても立ってもいられなくなって、なにも手に付かなくなって、でも、何すりゃいい?
今できること・・・ご飯の支度、洗濯、掃除。衣替えとか?
そういう種類のことじゃない何かがあるような気がしてそわそわするんだけど
一体なんなのだろう。
どこかで「現代の若者は 自分探しなんて言ってのんきに学生時代を過ごし、時間を無駄にしている」
という記述を読んだ。昔の若者は、自分探しなんてしている暇もなく生活のために中学なり高校を卒業して
すぐに就職していた、と。目的もなくやみくもに大学生になって暇をもてあましているからいけないのだ、
それだから第二新卒なんていう甘えた転職の仕方がまかり通るのだ、と
その老齢の著者は主張していた。
それも一理あるとは思うけれど、昔は今みたいに慌ただしい世の中じゃなかったはずだ。
就職してからもいくらだって自分について考えたり悩んだり 軌道修正する、時間的・精神的ゆとりがあったはずだ。
社会も未熟な若者を受け入れ手育てるだけのゆとりがあったはずだ。
現代は、即戦力が重要視され、入社前に一人前の社会人になっていなければいけないような風潮がある。
少しでも優秀な社会人であることをアピールできなければ、就職すら難しい。
子供時代は「進学せねばならない」卒業後は「一人前でなければいけない」
そして常に「人と同じでなければいけない」・・・ような気になってしまう社会。
社会のレールから思い切って外れでもしない限り、自分の本音がわからずにいる若者は多いのではないか。
寛容なふりをして、自分の価値観を相手に押しつける親切顔の大人があまりにも多いのではないか。
そんなわけで、わたくしもやっぱり自分を捜し続けます。
何なんだ、私。模索の人生、35年目。
5月20日
昨日は拓弥の親子遠足だった。
「神戸フルーツフラワーパーク」ってところへ行ってきた。
保育園から配られたおやつの中にグリコのキャラメルが入ってた。
今朝、パパとママにいっこずつわけてくれた。
今食べてみたら キャラメルって 子供のにおいがするね。
そういえば、一昨日保育園にお迎えに行ったら
いつも拓弥が乗って帰ってくるバスの子供達が バスに乗るべくして外で並んで待っていた。
一足先に帰っていく拓弥の姿を認めた子供達が「たくみくーん!たくみくーん! ばいばーい!!」と
口々に叫び、一斉に手を振って見送ってくれた。中には立ち上がってジャンプしながら手を振る子もいた。
クラス年齢関係なく、大きな子も小さな子も。「あら、すごい人気者やねえ」と先生が笑っていた。
そうなのかー。なんか安心した。嬉しかった。みんなありがとうー。
5月16日
ジャガー横田が妊娠した。
母の日は14日だった。
ゴールデンウィークにぎっくり腰になって10日間痛かった。
原因は運転のしすぎだと思う。2ヶ月で5000kmいったかな、4000kmかな、なくらいで
毎日の運転は含まないけど、自分で言うけどがんばったんだよ。
次はなにをがんばろうかな。掃除? うーんそれはもうちょっと後回し!
子供がもう1人できたら、がんばってることになるかなーなんてすごく打算的なことを考えている自分。
でも、バイクの新しいバッテリー買ったばっかりだった・・・もったいないなあ、なんて。
今日は雨なので こんな日は せんべい食いながらごろごろ本でも読みたい気分なのだけれど
肝心のせんべいがないや・・・