トリケラトプスの記録 (12月4日〜1月31日)
12/4 今日はお友達の結婚式に出席する。起きなくちゃいけないなあ…と思いつつ、
まだ布団から出られずにいた。
寝ぼけて、しかも機嫌が悪い状態で、さっき見た「大寝坊した夢」について卓也に話してきかせる(結婚式に間に合わなかった夢を見たのだ!)。
そうしたら! その時、私のお腹がピクピクピクっとうごめいた!!
おへその右側が、ポコポコいってる。お腹の調子が悪いんではないと思った。これは、子供だ。
「あ、うごいた〜!」卓也の手をそっとお腹に持っていったが、運悪くジャージのゴムの真上(涙)
でも、手の下でなんだか動いたような気はしたそうだ。静かにしなくちゃいけない気がしたけど、関係なかったかしら。
これからは、目で見るだけで分かるんだろうな。子供が生きてるってわかって、安心した。
目に見えない子供を大切に思う気持ちって、男の人より女の人の方が「目に見えないモノ」を信じられるってところと
関係あるような気がした。
12/19 19週と4日目。来週には6ヶ月にはいる。
それにしても、動く動く。男の子だろうか? それとも、暴れん坊な女の子か? まあ、どっちでもいいの。
こないだはね、動いてたからお腹に手を当てて「ねーねー、もう一回動いて」って言ったら もこもこって動いてくれた。
さっきもね、北海道の風景のながれるTVを見ながら「こんなトコへ行こうねえ〜」って言ったら、即座にもごもご。
いやあ、心が通じてるなあ(笑)
最近はもう、あんまり「妊娠してる」っていう緊張もないし、お腹も張らないので、安心して動きまわれる。
でも、だからって長時間車に揺られたり 少し無理したりすると、とってもだるくなっておなかが張ってくる。
自分勝手なことはしてはいけないんだなあ。「自分のカラダなんだから何しても勝手でしょ」なんて言っていられないのだー。
少し大人になった気分。
12/22 20週目。もう、じゃんじゃん動くぞ。へ〜い。
母親に対してはいろんな指導があるけれど、父親に対しての指導はほとんど何もない。
たぶん、母親の妊娠中に両親向けの講習が1〜2回ある程度だろうな。
その日に仕事やなんかで都合が付かなくて参加できなければ…何もない。
母親向けの本はたくさん出版されているけれど、父親向けの本や雑誌はあったっけ?
少ししかないよねえ。
妊婦向けの情報はたくさんあるから、いろんな知識を得たり いろんな機会に妊婦友達を作れるし、回りも気を使って
いろんな意味で守ってくれる。
もちろん、妊婦向け雑誌にも父親向けの記事は載っているけれど、オマケ程度。
父親になる時って 誰も何も教えてくれないよね。
父親も子育てをするのが当たり前になってきているけど、その「当たり前」を 男の人はどこから得てくるんだろう?
昔は母親任せでもよかったけど、父親をとりまく環境は変わらないのに 父親に要求されるものは変わっている。
いろいろ真剣に考えれば考えるほど、不安になったりするとおもうけどなあ?
母性を守ることと同時に、父性も守ってあげてほしい。
ただえさえ、子供はお母さんにべったりなんだから。
1/3 お腹を触っていると、動くのが卓也にもわかるようになった。
年末の検診(12/27)では、私が疲れていて卓也が一緒に行ってくれた。
せっかくだから、看護婦さんに頼んで卓也も超音波モニターで赤ちゃんを見せてもらった。
廊下で待っているお父さん達も何人かいたけど、見せてもらってたのは卓也だけだった。
こんな楽しいこと、お母さんだけで独り占めなんてもったいない!
モニターの準備ができてからお父さんを呼ぶ。だから、気まずかったり てれくさいこともなかった。
お医者さんも、父親に分かるようにいろいろ説明してくれた。
あの時は子供がこっち向いてたけど、下半身をあんまり映してくれなかったのは 性別が分かっちゃうからだなきっと。
大きさは標準的だって。
1/11 先週の終わりに卓也の一年限定の転勤が内定?した。
辞令がでていないし、短期間だし、こんな時期なので家ごと引っ越すのかどうか、まだわからない。
保健婦の友達に相談したら、「そういう妊婦さんはたくさんいるよ」といって、市役所での手続きのことや病院のことをいろいろ教えてくれた。ありがたや。
一緒に行ってから里帰り出産をするなら 4月初めには里帰り。
少しでも一緒にいられるなら、お産の前後だけこっちに戻ってこようかな?
そんなことを考えて毎日過ごしています。当の子供はお腹の中で今日もポコポコ動きまくり。
夜中も眠れません。元気だなあ(笑)
1/21 むむむむ。
きのう、少しだけ新生児用品を買ってきました。
小さな下着と、小さなよだれかけ。(最近は「スタイ」というらしい。おっしゃれ〜)
性別も、出産時の大きさもわからないから、黄色いもの(男女兼用のお約束カラー)を少しだけにした。
卓也が帰ってきてから広げてみたけれど、広げても小さい。
卓也はどうやら単身赴任で長期出張なのらしい。(まじかよー)しかし、だんだん不安になってきた。
出産時に一人でいるのはやだなあ…って。もちろん、実家が近いから独りぼっちってことはないんだけど、
卓也に頼る比重が高かったから、今までに比べてかなり気張らないといけないのかなあ?って。
海外出張もある予定なので、その時にはどうしようか? 産まれたらずっと2人暮らしなのかな?とか。
半年だって 無理矢理ついて行っちゃおっかな?
会社でもこのことは評判で、「あのかーちゃんなら行きそうだな」とか「それはちょっと可哀想すぎる」とか話題の一家に。
最終的には 自分たちで決めたんだけど、弱音が出てきちゃった。
子供が大きくなってきたので、カラダも便秘気味。
いろいろ悩みが増えてきて、心も便秘気味。
1/24 検診日。24週目。7ヶ月。
前回の検診で、先生に「次はいつ来ますか?」って聞かれて予約してあったので、着いてからが早かった。
いつもと違って総合受付へは行かず、直接 産科の外来窓口へ。
母子手帳を出し、トイレで採尿をし、廊下のイスに座ったとたんに呼ばれた。
窓口の脇の待合室に入って「体重計らなきゃ」と思い出す。計って座ったらまた呼ばれた。
座ってる暇なんか、ちっともなかった(笑) いつも、一時間くらいボーっとしてたのにね。
先生によっては エコーで赤ちゃんを見ることを毎回するわけではないらしく、
いつものかわいい助産婦さんが「この先生はね、毎回見るんだよ。」ってこっそり教えてくれた。そ、そうだったのかー。
ただのキューピーおじさんじゃなかったんだ(爆)
モニターに映った赤ちゃんの写真をもらって、頭しか映ってないけど 確実に大きくなっていることを確認した。
前にもらった写真の「全身」が入るくらいの頭の大きさ。
今日も手足をバタバタさせていた。お腹のどのへんにどっち向きでいるんですか? 聞いたら教えてくれた。
顔の向きは分かんないけど、右の下に頭、おへその左上に足、の角度だった。
家に帰って卓也と「このくらい?」って大きさを想像してみた。頭も下にあって、今のところ順調。
次からは、2週間ごとなんだって。少しづつお産が近づいてきてるんだなあ、って実感。
年末年始に受けられなかった母親学級を、2月にまとめて受講予定。
ベテラン看護婦さんにスケジュールをメモしてもらって、ソフロロジー分娩のことも聞いて、ビデオも借りてきた。見てみようっと。
1/31 25週目。
夜中に、もにょもにょと よく動く。目が覚めたら最後、いつまでも眠れない。お腹も空く。
卓也の転勤のことを考えると便秘になることがわかった?ので、考えるのをやめた。さらにミカンを食べると快調である(笑)
今生の別れってわけじゃないので 軽〜く考えよう。
それにしても、「うちの子よく動くんです」っていうのは どうやってわかるんだろうね?
知りたい。是非知りたい。うちの子はよく動く方なんだろうか? …あっでもそういうのって子供の比較かなあ。
比べたって何もいいことないと思うので、やっぱやめときます。よく動くかは、母親の主観で決めればいいや。おほほ。
お腹だけが、ぽっこり。かなり大きくなっている。
子供がいる辺りだけってのが ちょっと嬉しい。標準より肉付きがいいのは、昔からのコンプレックスなの。
幼児の頃は「体格がいいわねぇ」って言われてたけど、だんだん誉められてるんじゃないんだなって思い始めて。
でも、この体型は遺伝も原因なんだけど(笑) どんなに痩せてもごっつい逆三角形なんで〜す(爆)
ホルターネックは絶対禁止! トライアスロンの人みたいになっちゃうから。
「細い肩」は永遠に私の物にはならないわね。しかし子供抱くのには有利だ、いひひ。ぶつかっても痛くないしね。