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「片栗粉X」 そして、「片栗粉まぶして一人でポッキーゲーム」 「ポッキーを揚げるの?」 「ポッキー揚げ?」思わず口篭もる。 「ポーズ」 生徒が尋ねる。 「坊主のポーズ」小声で生徒。 「坊主はめくるものでは・・」思わず口篭もる。 そして、「めっくっちゃやーよ」 「めくると言えば?」笑顔はぎこちなかった。 「スカート」きっぱりと言った。 「よよいのよい」小声で生徒。 「日めくりカレンダーもあるぞよ」と、生徒はまったく邪心のない笑顔で答えてた。 「スカートめくりカレンダー」と、男子。 「うふふ🩶オフィスに置いたらセクハラ?」と,静かに言った。 「訴えられちゃうよ〜」と、男子。 「終了」 微笑んで「諦めたらそこで試合終了ですよ」と言った。 「諦めるべき状況もあるんやで」生徒の顔が蒼白になった。 「オペしかない」と,うなだれたまま言った。 「何か手段はないのか」 微笑んで「時間がない、オペを決行DA☆」と言った。 「こんな年の瀬に呼び出されるオペちゃん…」と、生徒。 「ふぁいと!」 「そんなもん何になる」と、生徒はまったく邪心のない笑顔で答えてた。 「左手は添えるだけ 🏀」と、生徒。 「オペオペうるさい!!」 「おばんざいでございます」 生徒が告げた。 「おっぺゅぺー」と、生徒。 「成長不良」と、生徒。 「留年」と、担任。 「留学」 いやでも真剣にならざるを得ない。 「もう寝たかしら?」 生徒が尋ねる。 「寝正月」 「月桂冠」 生徒は言った。 「焼酎が体にいいのに」と,うなだれたまま言った。 「長州力」 「超獣の間違いじゃ...」 「サーモンのタルタル」 生徒は苦笑する。 「しんのすけ、どうしたんだい!?」 男子が言った。 「阿部監督?」穏やかな表情に一瞬、迷いの色が浮かんで消えた。 「あべちゃん」 生徒の理解を超えていた。 「アベベ?」 「な・・・何でもないゾ・・・!」 いやでも真剣にならざるを得ない。 「ゾ・・ゾ・・?ゾマホン」 「うふふ💜 ゾ・・ゾ・・? ゾウリムシ」と、女子。 「ボランティア」 「草履を懐で温めるボランティア」 「体温ですにゃ」と、男子。 「🐄」 頭を掻く生徒。 「も〜も〜」 |