救難信号を受けたエンタープライズから上陸班が派遣された。そしてボーグ船の残骸と数体の死骸、そして重症を負った若いボーグを発見する。そのうちにボーグが回収にやってくるのは火を見るより明らかだ。ピカードは直ちに帰還せよと命じるが、ビバリーはどんな生命体でも捨ててはいけないという。ピカードはボーグをエンタープライズに回収する事を認める。
シールドに隔離された部屋に入れられたボーグは意識を回復し「我々はボーグ。無駄な抵抗はやめろ」というがあまりにも無力で、ジョーディに笑われる。
ジョーディが中心になり、ボーグの分析がはじめられた。ボーグには「ブルー」という名前が付けられ、ブルーとジョーディの間には友情のようなものが芽生えはじめる。
やがてブルーにコンピューターウィルスを仕込んでボーグの元に返せばボーグを全滅させられるという案が検討されはじめる。だが、ピカードやジョーディは乗り気ではない。
ガイナンとピカードはフェンシングをしている。腕はピカードの方がいいようだ。ガイナンは怪我をした振りをしてピカードから一本奪う。そして「敵に情けは無用」と冷たく言い放つ。
ガイナンはブルーの閉じこめられている拘束室を訪れる。自分の民族を滅ぼした敵と対面した彼女はブルーの様子に拍子抜けしたようだ。
ガイナンの勧めでピカードはボーグと対面することになった。ブルーにロキュータスと呼ばれたピカードは人間の振りをして同化を進めていると言う。しかしブルーは人類は抵抗するし、ジョーディだけは助けたいと答える。ピカードもブルーの中に芽生えた感情らしきものをみとめる。そしてブルーがボーグを内部から変革させることを期待し、ブルーをこのままボーグの元に帰すことを決意する。
ブルーとジョーディは月に転送降下した。そして、回収にきたボーグと共に転送される寸前、ブルーはさみしそうな目をジョーディに向けるのだった。