Star Trek the Next Generation 1st season


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大いなる償い
Too Short a Season

第1シーズン 第16話
宇宙暦:41309.5

エンタープライズは政府に煽動されて起こった人質事件を解決するため、高名なジェイムソン提督をモルダンIV号星へ転送する。


大いなる償い-あらすじ-


病に冒されていたジェイムソン提督は、年老いた妻とエンタープライズの乗員たちの目の前で若返りの薬をのみ、少年に戻る。カルナスは提督を惑星におびき出し、殺そうとしていた。

BLOOPER
ピカードとライカーが提督を迎えに行くシーンに注目。ターボリフトに乗る時、ピカードが間の抜けたことを言う。(注:未確認。一瞬、間の抜けた表情になり、我に変える?)


監督:Rob Bowman
Cast
マーク・ジェイムソン提督:Clayton Rohner
アン(提督の妻): Marsha Hunt
カルナス(惑星の統治者):Michael Pitaki




大いなる償い


エンタープライズは、マーク・ジェイムソン提督との打ち合わせを行うことになっているため、ペルセポネV号星の軌道上で待機していた。モーダンIV号星のカーナス総督から、反政府派が連邦の大使を人質にとり、交渉人として連邦の人間を要求していると連絡が入った。そして、カーナスは、その交渉人として数十年前のこの星で内紛を解決した実績を持つジェイムソン提督を指名してきた。

やがてエンタープライズにジェイムソン提督と彼の妻アンが転送されてくる。年老いた提督はすでに歩くことができず車椅子を使っていたが鼻息はあらく、今回の件は自分にすべて指揮させるようピカードに命じた。彼の病に冒された姿を見て、彼を英雄とあがめていたライカーは少し期待を裏切られたようだ。

モーダンに向かうエンタープライズに再びカーナスから通信が入った。彼がテロリスト達の要求を伝えると、提督はそれを受け入れた。トロイは「カーナスは何か隠している」とピカードに報告す、ピカードは「プライドを傷つけられたのでは」と応じる。ビバリーから提督の健康診断の準備ができたと連絡が入った。うなずく提督を見るトロイはなにか釈然としないものを感じていた。

作戦室。ライカーは提督に、なぜカーナスが提督がまだ現役であることを知っているのか、そして、なぜ、ここ40年間平和を保っていたモーダンでテロリストたちが行動を起こしはじめたのか?と尋ねた。提督はおそらく武器を望んでいるのだろうと説明、カーナスもテロリストたちへの報復を望んでいるのだろうと付け加えた。

妻のアンが待つ部屋に提督が戻ってくる。提督は車椅子を降り、椅子に移った。前線に復帰することができ嬉しそうな提督を見たアンは昔話をはじめる。と、突然、提督が苦しみはじめる。発作自体はすぐにおさまっるが、提督は医者からもう長くないと言われているとアンに打ち明けた。

ビバリーは提督が乗船する際に提出した医療記録には腑に落ちない点があるとピカードに報告した。提督はアイバーソン病だ。だが何かを隠しているのではないかとビバリーは心配する。

エンタープライズはアリアト星系にさしかかった。

ブリッジ。ピカードから艦を操作してみないかと言われた提督は、何と車椅子から立ち上がると弱々しい足取りではあるが、自力で操縦コンソールまで歩いていった。驚く乗員たち。

提督は快方へ向かっているのではないかと言うピカードに、ビバリーはアイバーソン病が治ることはないと答える。ピカードはさらに調査するよう彼女に命じた。

提督の部屋では提督が歩き回っていた。新しい治療法が功を奏したと提督から聞かされたアンは大喜びするが、心なしか彼が若返ったような気がすると指摘する。突然提督が苦しみだした。

提督の血液を検査した結果、強力な薬物が検出された。その正体は不明だが、とにかくアイバーソン病は完治しており、さらに肉体も若返っていた。謎は深まるばかりだ。

ピカードは提督の部屋に行き、アンの話を聞こうとする。すると部屋の奥から提督自身が現れ、何も隠すようなことをしていないと話を始めた。彼は以前に外交交渉のために訪れたケルベロス星で若返りの術をうけていたのだ。驚くアン。そして今回の任務のために若返りの薬を一気に服用したという。

ピカードがなぜ今回の任務に際して若返る必要があったのかと尋ねると、提督は言葉に詰まってしまう。ピカードが出ていった後、アンはなぜなにもはなしてくれなかったのかと提督をなじる。

提督は観察ラウンジからブリッジにカーナスと話したいと連絡を入れた。その後、提督はカーナスに通信を入れ、「黒幕は誰なんだ」と尋ねた。カーナスが「因縁を感じるな」と答えると、提督は「まだ我々に恨みを持っているのか?お前が人質をとっているんだな」と応じる。45年前の二人に何があったのか?カーナスはもし提督が来なければ人質を殺すと警告した。

ブリッジに現れた提督は、予定よりも早く惑星に到着するように艦のスピードを上げると命じた。ピカードが理由を尋ねると、黒幕はカーナスで武装した上陸班を送って彼の裏をかくのだと答える。提督は作戦を説明した。ピカードは本当に奇襲作戦を行う必要があるのかと尋ねるが、提督は自分の自由だと耳を貸さない。

アンは若返っていく提督に戸惑っている。ビバリーとトロイが慰めようとするが、彼女は夫に裏切られたと感じていた。ビバリーは提督にあとわずかしか命が残されていないと告げる。

エンタープライズはモーダン星まであとわずかのところまで来ていた。観察ラウンジで提督とピカードが話している。提督はすっかり青年にモ戻っている。ピカードが真実を話すように求めると、提督は口を開き始めた。提督は45年前にモーダン星で起こったことに関して艦隊への報告を偽造していた。45年前、自分の船の乗員をカーナスに人質に取られた提督は、部下を開放させるためにカーナスに、そして彼が敵対している勢力の両方に武器を与えてしまったこと、そしてそれが今回の事態を招いてしまったと告白した。

ピカードはカーナスの狙いが提督への復讐にあると察した。提督は昔の失敗を繰り返さないよう強硬手段に訴えようとしているのだ。

提督、そしてピカードたちが武装し、惑星へ降下した。転送されたのはカーナス邸の地下、45年前にカーナスが人質に取った提督の部下を監禁していた場所だ。だが、そこは行き止まりで、先に進めない。提督の命令で壁をフェーザーで打ち抜くが、その先にも誰もいない。ターシャが直接転送しながら移動するべきではと提案しても提督は自分の考えを変えようとしない。ジョーディが地下通路にトラップが仕掛けられていることに気づいた。突然、武装した兵士たちが上陸班に襲い掛かってきて、激しい銃撃戦が始まった。やがて提督が胸痛を訴え、倒れてしまう。ピカードは上陸班をエンタープライズに帰還させた。

エンタープライズにカーナスからの通信が入った。彼は地下のトンネルが襲撃されたことをしり、提督の差し金だなと指摘する。ピカードは提督が病気だと彼に伝えるが、一方的に通信を切られてしまった。

その後、ピカードは医療室に呼ばれた。ベッドの上ではさらに若返った提督が苦しんでいた。彼はカーナスと会わなくてはと繰り返しているが、とても不可能だ。一方、カーナスから五分以内に提督が来なければ、人質を殺しはじめると警告の通信が入っていた。ピカードは提督の決意に押され、彼とともに惑星に降下することを決意する。

カーナスたちの前に転送されたピカード、ビバリー、そしてジェイムソン提督。艦隊の制服を着た少年がジェイムソン提督だと説明されたカーナスは思わず立ち上がった。

カーナスには少年がジェイムソンだとは信じられなかった。提督がカーナスを昔の名前を呼んでも、ピカードたちが少年に提督の記憶を植え付けたのではないかと疑っている。提督が苦しみはじめた。ピカードは真実を打ち明けるが、カーナスは提督に罪を償わせなくてはと頑固に主張する。

ピカードは提督が薬を飲み若返っていく様子の映像をカーナスに見せた。そして、ピカードは提督の代わりに彼の意志を、自分の罪を償うため自分の身柄を引き渡すつもりだとカーナスに伝えるた。

まだ、信じようとしないカーナスに苦しみながら提督が近付き、45年前の交渉の様子を話すと、カーナスは本当に提督なら腕に傷があるはずだと言い出した。提督が制服の袖をめくり上げると、昔カーナスがつけた傷が現れた。それを見たカーナスはようやく少年がジェイムソン提督であると認めた。

カーナスはフェーザーを取り出し、提督に狙いを定める。だが、一瞬考え込んだ後、「苦しみながら生きていけ」と言い、腕を下ろした。

張り詰めていた神経が緩んだのか、提督は床に崩れ落ちてしまう。アンが駆け寄り、彼を抱きかかえ、「若返っていると愛していると」と涙ながらに話し掛けた。提督は年老いた妻に愛していると答え、息を引き取った。カーナスは「安らかに眠ってくれ」と提督の亡骸に言い、人質の解放を約束した。




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