【TAMAの覚え書き(1)】・・・・・・・・「映画の小道具たち」を書くために、色々なビデオ作品等を観直した時の感想など。 |
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1999.8.23 『左ききの役者たち・・・その2』
「ここにも、みぃ〜〜つけたぁ〜!」 “左きき”の役者さん、第2弾、今回は、『恋愛小説家』から登場していただきましょう!(笑) これは、ジャック・ニコルソン&ヘレン・ハント共演の、アカデミーをW受賞した作品で、 いい年をした大人の(泣き笑い)恋物語なのだが・・・。 ジャック・ニコルソンの隣人として出てくるのが、チャーミングな(?)オカマの画家、グレッグ・キニア。 グレッグ・キニアは、作品中、絵のモデル(スキート・ウーリッチ)が手引きした仲間に殴りつけられて、大ケガを負う。 (自慢のお顔は針の縫い目だらけ、手足も重傷。しかも、莫大な病院費用のために破産寸前。可哀想!) 私に「このグレッグ・キニアって人は、きっと、“左きき”なんじゃないかな?」って思わせたのが、 ヘレン・ハントをモデルにしてスケッチをするシーンである。 なんと、左手にギプスをしているにもかかわらず、彼はその左手でスケッチするのだった。 その後、グレッグ・キニアが出演している『サブリナ』を観たら・・・、 ここでの彼は、大金持ちの次男役で、(=ハリソンフォードの弟役で、ハンサムなプレイボーイ!?) 仕事に精出す長男(ハリソン・フォード)とは対照的に平日の昼間からテニスに出掛けるような役柄だ。 『サブリナ』では、グレッグ・キニアが左手でテニス・ラケットを握るシーンがあったし・・・。 (そういえば同作品中、ビリヤードも左手で打っていたっけ!) スケッチ、テニスラケット、ビリヤード、これは・・・“左きき”の線が強いと思うなぁ〜。(嬉) では、(誠に勝手ながら)グレッグ・キニアさんを『“左きき”の役者さん』に追加したいと思います。(笑) それから・・・『恋愛小説家』は“小道具”を観察するのも楽しくて・・・。 特にジャック・ニコルソンがドライブ中のCD(緊急用とか色々)を用意していた場面と、 旅先でグレッグ・キニアの旅行鞄を見て、「整頓がうまい!」って誉める場面がよかったです。 (ジャック・ニコルソン自身の旅支度も、相当、手が込んでいましたけれど・・・。/笑) そうそう、グレッグ・キニアは『ユー・ガット・メール』にも出演していましたね。 (この作品では、メグ・ライアンの元恋人=フランク役でした。) |
1999.8.16 『脇を固める役者たち・・・その2』
前回の「覚え書き」で、『トゥルー・ロマンス』『マンハッタン花物語』という作品名を出したので、 今日は、これらの作品から、「脇を固める役者さんたち」についてのお話を・・・。 『トゥルー・ロマンス』の主人公は、クリスチャン・スレーター&パトリシア・アークェットだけど、 この作品の脇役が結構すごいのだ。 デニス・ホッパー、クリストファー・ウォーケン、ゲーリー・オールドマン、ブラッド・ピット、バル・キルマー等。 で、今回、私が「あら〜っ、こんなところにも〜!」と思ったのは、サミュエル・L・ジャクソン。 彼は、(一瞬しか出てこないけど)出てきて即、ゲーリー・オールドマンに撃ち殺される役柄だった。 (『トゥルー・ロマンス』のゲーリー・オールドマンは、麻薬の売人・売春の元締めをしている男の役で、実に変である。 『フィフス・エレメント』でも変だったけどね〜。特に髪型・・・。(笑)) 話を戻してっと、サミュエル・L・ジャクソンの出演作で、私のお気に入りは、ジーナ・デイビスと共演した 『ロング・キス・グッドナイト』だ。ここでのサミュエル・L・ジャクソンは、さえない探偵役だが、 (いい意味でも、悪い意味でも)人間味あふれていてよかったと思う。 更に『ロング・キス・グッドナイト』中、 サミュエル・L・ジャクソンとも共演するジーナ・デイビスの娘役として、 イボンヌ・ジーマという女の子が出てくる。(この女の子、とても瞳が印象的!) このイボンヌ・ジーマちゃん、『マンハッタン花物語』にチラッと出てくるのだ。(ほんとに一瞬!!) 主人公のひとり、メアリー・スチュアート・マスターソンが夢で自分の子供時代を回想するシーンに・・・。 (あの印象的な瞳を見て私にしては珍しく、すぐ彼女だとわかった!) そういえば、映画の『ロング・キス・グッドナイト』と小説本の『ロング・キス・グッドナイト』では、結末が異なります。 サミュエル・L・ジャクソンの行く末が違うのです。私は・・・、小説の結末の方がいいかな・・・。(?) 今後も、『脇を固める役者たち』を見つけたら、このコーナーに書いていこうと思っています。 |
1999.8.9 『クリスチャン・スレーターは左きき?』
以前録ってそのままにしてあったテープを観ながらネタを探していたら、 その中の何作品かに、クリスチャン・スレーターが出ていた。 (余談だが、最近、クリスチャン・スレーターはパパになったらしい。おめでとう!) (少し前には、ジョニー・デップもパパになっていたとの噂。再び、おめでとう!) クリスチャン・スレーターの話に戻るけど・・・、「この人は”左きき”なのかな?」と思った。 『告発』(若手弁護士)『マンハッタン花物語』(花屋のオーナー)『トゥルー・ロマンス』(コミック店の店員)を、立て続けに観直して、彼が左手でペンを持っていたり、銃を撃つときに左手で構えたりするのに気付いたのだ。 『告発』『マンハッタン〜』では左手で字を書いていた。 『トゥルー・ロマンス』では、初め、ゲーリー・オールドマンにいたぶられていて、後で反撃に出るのだが、 最初は右手で銃を撃つ。そして、とどめをさす時には、左手に銃を持ちかえるのである。 同作品中、他にもクリスチャン・スレーターが人を脅すところで銃を構えるシーンが出てくる。 その時は、初めから左手に銃を構えていた。 (”クリスチャン・スレーターの左きき説”、これは生まれつきなのか?演技なのか?ご存知の方、ご一報ください/笑) そういえば、クリスチャン・スレーターが彼の息子にミルクをあげている写真を見ると、 ここでも彼は、左手でほ乳瓶を持っていた。単なる偶然なのだろうか? (彼の右肩には・・・、タオルがのせてあって、 「これは、授乳のあとで赤ちゃんにゲップさせるためなのね〜」と微笑ましく思えた。 ちなみに、私が赤ちゃんにゲップさせる時は、左の肩にタオルをのせて、右手(利き手)で赤ちゃんの背中をなでていたっけ・・・。 利き手じゃない左手だと、上手くゲップさせてあげられなかったし・・・。) う〜〜〜む、でも人によると”両手きき(?)”の可能性もあるかもしれない。真相はいかに? また、話が飛ぶけど『マンハッタン花物語』でクリスチャン・スレーターと共演していた相手役、 メアリー・スチュアート・マスターソンも、この作品中だと左手でペンやスプーンを持ち、 彼女がジョニー・デップと共演した『妹の恋人』では、絵筆や卓球のラケットを左手に持っているのだ。 で、『妹の恋人』のジョニー・デップも、(演技かもしれないが)左手に鉛筆を持って手紙を書いていた。 これはまさに、”左きき”連鎖反応状態である。(笑) (=ホントに?) これからも、私は役者さんたちの手元に注意しながらネタを探してみようと思います。 ”左ききの役者さんネタ”も引き続き募集していますので、もしも見つけた方はお知らせくださいね。 それでは、毎日暑いですから、皆さんもお身体にはお気をつけて・・・。楽しい夏をお過ごしください! (という私自身は、お盆前なのに仕事が入りまして、あたふたと忙しい日々を送っていますが・・・。) 「あぁ〜〜〜〜っ、お盆ぐらいゆっくりと映画館に行きたいな〜〜〜!/無理な願望。(笑)」 |
1999.7.31 『ラストシーンまで観ることができない映画の謎(笑)』
ごくたま〜に、どうしてもラストまで観ることができない映画に出会う。 原因は様々あるけれど・・・、【最近の理由bP】は【眠いから!】だ。(〜とってもストレートな理由!?〜) 深夜にビデオを観る傾向の強い私は、睡魔に勝てない時もあるのだ・・・。 ビデオをセットして「さぁ、今日の映画はどうだろう〜?」ってウキウキしたのも束の間、”気付けば朝”ってなこともありがちな話。それで、また翌日も深夜に同じ映画を観るはめになる。(結末が気になるんだもの/笑) が・・・、前日に途中まで観た映画だと、2度目は緊張感が少し薄れているらしい。 曖昧なストーリーを追いかけていくうちに、自分が睡魔に追いかけられていて、そのまま次の朝を迎える。 努力の甲斐もむなしく、結局ラストシーンはわからずじまい。ますます気になる3日目の夜。 3晩連続の夜更かしのため、ボ〜ッとした頭でただ画面を見つめる自分。(=冷静に考えると、少し恐い。) 濃いめのコーヒーを用意して、絶対に寝転がったり、背中のクッションにもたれたりしないようにする。 やがて念願のエンドロールが流れていく。ついに私は睡魔にうち勝ったのだ。あぁ達成感! しかし、後日、その映画の内容を語れない自分に驚く。 思考力も記憶力も限りなくゼロに近い状態だったせいか、あらすじを語るのさえも危ういくらいなのだ。 ただ単に、意地だけでラストまで(画面を)観ていたって訳。これじゃ「その映画観たよ!」なんておこがましくて口にできない。 実は、今日【もうひとつの理由】がわかった。 ”感動の名作”といわれている作品を映画好きの友人から借りていて、(=これまで何度も挑戦し、その度にクリアできず爆睡してしまった映画)「そろそろビデオテープを返さないとな〜」と思い観直したのだ。 ところが・・・・、今回は、睡魔にも襲われず、気力・体力も充実していたはずなのに、私は未だにラストシーンを知らない。 (注:このビデオテープは、友人が深夜放映のテレビ映画を録画したもの) このテープ、どうしたことか、感動のラストシーンがプッツリと途絶え、いきなり他の映画が始まる仕掛け(?)になっていたからである。(私にも苦い経験あり。【原因】は【新聞掲載のGコード予約番号不備】と思う。) 私には、またひとつ「ラストを知らない映画」が増えてしまったようだ・・・。 話変わって、昔、”夏休み・こどもマンガまつり”風なタイトルの映画(アニメ映画の寄せ集め)がありました。 私は子供の頃、よく母に連れて行ってもらったのだけど、いつも映画館でお昼寝してたみたい・・・。 その帰り道、「(昼寝するなら)もう、2度と連れてかない!」と怒られた記憶が、今、蘇ってきました。 (あの頃の映画館は、ほの暗くて、涼しくて、楽しくて(?)・・・睡魔とお友達になるには、抜群の環境でした。まっ、親は怒るけど。)(笑) 蛇足ですが・・・ここ数年私を困らせている(眠らせている?)「どうしても、ラストまで観られない映画」チャンピオンは、ジョニー・デップ主演の『デ○○マン』(≠『デビルマン』)です。(笑) 自分でもどうしてだかよくわかりませんが、「これってヒーリング?」と思えるほど私には効き目があります。 ジム・ジャームッシュ監督、心地よい眠りをありがとう。(でも、やっぱり結末が知りたいです。かなりマジ・・・かも。) |
1999.7.26 『脇を固める役者たち・・・その1』
何度も同じ映画をビデオで観直してると、小さな発見があったりして楽しい。 この間、遅ればせながら『L.A.コンフィデンシャル』を観た。 『L.A.〜』の感想は置いておくとして、 今日はこの作品に出演している一人の役者さんについてのお話を! 作品中、彼は悪役(黒幕)のひとりとして出てくるが、 どうも私はどこかでお会いしたような気がして仕方がなかった。(注:もちろん、映画でだけど/笑) エンドロールで名前を確認すると”DAVID STRATHAIRN”と書かれてある。 (この名前、私の語学力では読み方不明。) 「ん〜〜?」と思って確かめたら、「映画の小道具たち」で私が紹介している作品にも出演していたのだ。 それも、2作品にである。正直なところ驚いた。 2作品というのは、どちらも1999.7月分の『黙秘』と『プリティ・リーグ』だが、 『黙秘』の方は、すぐ同じ人だとわかった。出番も多いし、顔がよくわかる役だったから。 でも、『プリティ・リーグ』の方は何度目かで、やっと気づいたのである。 『L.A.〜』『黙秘』とは全く雰囲気が違う役柄だったし、小道具のせいで(?)別の人に見えていたようだ。 (その小道具とは?="メガネ"と"帽子"というあまりにも古典的な変装道具であった・・・。苦笑) 「さすが役者さん、あなどるなかれ小道具たち」と思いながら、 私はこの小さな発見の喜びに味をしめてしまった。 他の役者さんでも(主役・脇役を問わず)案外こういった発見はあるものである。 それを見つけたときの「あら〜っ、こんなとこにも出てたのね〜!」という喜びはホントに癖になる。(笑) (おかげで、私は昔から録り溜めてあったビデオをいくつも観直してしまった。) 他の役者さんたちについては、『脇を固める役者たち−−−その2』で、またの機会に触れるとして、 とにかく、映画の楽しみ方が違う方向にも広がったのが嬉しいTAMAでした。 映画も実に奥が深〜〜いのですね。ますます、やめられません。 (で・・・、こんな事ばかりしてるから8月分の更新ができないんだなぁ〜!!反省・・・。) |
1999.7.22 『キューブ』と『ヘルレイザー』&「私の言い訳」(〜ごめんなさいです〜)
先日、ビデオで『キューブ』を観た。私の中では、かなりポイントが高い作品である。 しかし、本編の後におまけで入っている短編の方が面白かったと思うのは私だけかな? この短編、エレベーター内での出来事なんだけど・・・、昔からエレベーターってよく映画に使われるね。 (”エレベーター”かぁ・・・。これは、もはや小道具じゃない。大道具!? いやいや建物の一部分か・・・。残念。) 来月の小道具話、『キューブ』のつもりが・・・。書けそうにない。理由は後ほど。(笑) 「関連作としては、『ヘルレイザー』(謎のパズル・ボックス=キューブが小道具として使われる)を取り上げたらどうかな?」と考えて10年ぶりくらいにビデオを借りてみたら・・・思わず笑ってしまった。 以前観たときは恐かったのに、不思議・・・。 今回の感想は、「恐い」というよりも、「エグい設定だなぁ〜っ」「なに?これは?」「うわぁ〜やだやだ〜」と一人で突っ込みを入れながら観てしまい妙に疲れた。 そうそう、『キューブ』の小道具話が書けない理由。 小道具が少なすぎるのだ。(〜ボタン、靴、メガネ、上着、シャツ、短パン、ズボン〜) 数少ない小道具たちの使い方についても・・・私には書けない・・・。あぁ・・・書けない、書けない・・・。(笑) 『キューブ』・・・なんだか、登場人物が”小道具”に思える作品であった。 (唯一、”ボタン”の使い方には「あっ、そうなの?そういう使い方もあるのね〜」と感心した。) ”ボタン”について書けばいいのかもしれないけど、”激しいこじつけ話”になりそうなので今回は諦めることに・・・。 関連作の選択も誤ったようだし・・・。(しつこい言い訳で、すみませ〜ん!!) というわけで、1999.8月分のアップはちょっと遅れそうです。(実はこれを言いたかった!) |
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