番外編・2000/8/20M杯出場

今日はジムカーナ大会参戦。
お金がなくオフロードレースに出れない為
練習成果を確認する為に出る事に。
8:30にいったら、ほとんどの人が受付終了し
コース下見が始まってる。下見出来るとは知らなかった。
会員にならないと出れない為、入会。500円でシールと
ワッペンをもらい気分良く受付終了。

戻って来たら、Eさんと会う。Fさんのところへ
行くというので、私もノコノコと付いて行く事に(^^;)
そこでFさんを紹介されましたが、非常に爽やかな方。
私は図々しくもトランポに荷物を置かせてもらったり
お茶を頂いたりビデオを撮ってもらったりと
見ず知らずの人に親切にして頂き、Fさんその節は
大変ありがとうございました。m(__)m

その後、遵守事項ミーティングがあり、ウォームアップが
始まる。私は車検を受けるのを忘れていて出遅れ。
遅れ馳せながらウォームアップコースへ。
DTの後ろが空いていたので付いて走ったら
あっという間に見えなくなった。同じFクラスなのに(゚o゚)
その内、サインボードが出てゼッケン9・10・11番は
8の字し待機の指示が出たので、出走順番を待つ。

ゼッケン10番が終わり、私の出番だがコースを覚えてない。
いきなり8の字のところを360度回転。ラストの
ストレートからのコースも分からずに係員に聞きながら
行う。全くダメ。失格かも。しかし、自分なりには全開で
走っていたので、ゴール直前の左回転360でリヤが
スライドし転倒。再スタートしゴール。ガックリ。
転倒するなんて悔しい。タイムはヘルメットで
聞こえなかった。電光掲示板が欲しい(無茶言うな)

その転倒で右ステップを壊してしまい、第2ヒートに
出られなくなりそうに。応急処置でステップを
逆につけて、しのいだが苦しい。バンク角が
なくなる&リアブレーキが踏めない。ステップで
踏ん張れないので下手な上に環境まで悪くなった。
いわゆる悪循環。というより、単なる準備不足(笑)
最悪の棄権は回避出来たので一安心。ここで帰るのは
悔しいので予定を変更し、第2ヒートに出る事にした。

食事時間に第1ヒートの全結果が出た。私のタイムは
1分52秒。16/18位。なんと残り2人は失格でないか。
実質ビリ。遅過ぎ。Eさんが27秒5/18位。
foxさんが28秒6/18位?と全然違う。転倒したとはいえ
いいとこロスタイムは5・6秒だし、反省。

なぜ自分のタイムが遅い事か分からないので
第2ヒートのウォームアップで密かにEさんの
後ろへ。EXUPさんを付けてれば1分27秒の走りが
分かると思い、付いて行った。知り合いなので
嫌がられなかった為、助かりました。m(__)m

さて第2ヒート。スタートは可もなく不可もなく。
コースも念入りに下見したので、次のセクションへの
アプローチも良くなる。いいペース。これで
1分35秒くらいはイケるのではとニヤニヤしながら
走ってたら、最後でコースミス。ラストの直線に
入る前のセクション1つを飛ばした。失格なので
コースアウトしようとすると、続けていいと合図があり
後半の大スラロームからやり直し。記録としては
諦めたが、気を取り直して1秒でも速くゴールしようと
ギリギリまで開けたら停止線オーバーで転倒(馬鹿だねー)
3秒のペナルティと2回ともヒドい結果に。2ヒートは
1分55秒。第2ヒートの方がタイムは悪いが内容は格段の
違い。2ヒートは遅い原因を克服しコースミスしなければ
それなりのタイムが出たと思うからだ。
で、最終リザルトはFクラス18/18。総合88/90と惨敗。
結果はともかく、次回頑張ります(笑)

で、参加して気付いた点を羅列してみる。
オフロードのテクはジムカーナに使えた。
小廻りは格段に出来が良く不自由しなかった。
オン・オフの基本は同じ事である事を再確認した。
AX-1でミラーを外して走った事がない為
初めて外して走ったら、ハンドリングが
急激に変わって困惑。
ブレーキタイミングのずれ。
オフロードはFブレーキを一度軽く握り路面状況を
確認しながら握っていく事が多いので、ブレーキの
かけかたが甘くなってた。
ブレーキターンが使いづらい。
路面のグリップが良過ぎて、軽いと滑らないし
強く踏むと滑り出しが速くなりコントロールが
難しかった。試みたが4回やって1度転倒。
桶川高速コースの路面に慣れてないので
今回、使わない事にした。
またFさんのハンディビデオを見る限りでは
360度回転が甘かった。次回は厳しくターンする。
180度ブレーキターンも取り入れたい。
スラロームの切り返しが遅い。
ゆるやかなRでの加速不良、ライン取りに疑問。
ブレーキングタイミング・強さ等、全般的に甘い。
立ちあがりのライン取り、アクセルの開け方が半端。
スタートが良くない。

次にジムカーナにおけるAX-1(ノーマル)の
戦闘能力を分析してみる。
長所
ハンドルの切れ角が大きい。
鋭角ターン・回転は非常速く、無理しないで回転出来る。
ブレーキターンを使用してないが次回は試したい。
短所
加速が悪い。直線でのレスポンスが最悪。
タイヤグリップが悪い。
ゆるやかなRでは、ある程度タイヤグリップに頼る所が
あるので、滑りやすくトラクションをかけづらい。
アップハン過ぎる。直線で押えが利かない。

走って見て、AX-1は戦闘能力はオフロードの時より
低くないのではと感じた。低速の競技なので
タイヤ・フレーム・サス剛性がオフより
求められない上にオンバイクにない切れ角が
活かせるからです。故にビッグバイクが
苦労する回転・峡路を軽々とクリアしていく所は
助かると同時に初めての長所があったので
嬉しかった(笑)しかし、戦闘能力が低い事は否めない。
では、具体的に、どれくらい低いかというとノーミスで
走り終えない限り現時点では分からない。
今回はそれ以前の問題だったし。
それとポテンシャルが低いバイクは顕著に不満が出るので
ライテクを早く覚えます。ポテンシャルの低さを腕で
カバーしようとする。その点は反面教師的で良いかも(^_^;)
またジムカーナにおいてバイクはなんでも良いと思う。
当然NSR等が良いのだろうが、自分のバイクの限界値迄の
ライディングを習得すればタイムは遅くても良いと感じた。
遅いからといってマシンのせいにして新しいバイクを
買い漁れば、気分的に速くなった気がするかもしれないが
肝心のライテクが向上しないような気がするので
遅いバイクでも、ある程度乗りこなせるように
なってから、文句を言っても遅くないと思う(^_^;)

しかしAX-1は意外にマイティなバイクだった。
オフでもオンでもそれなりに力を発揮する。凄い。
私はこのバイクでオンとオフ両方を教えてもらいました。
まさに入門に最適なバイク。またジムカーナはレース感覚を
養うのに最適です。最後に知ってる人と競い
お互い伸びて行く事は楽しい事だと分かりました。
もう少しうまくなって、良き競争相手になりたいですが
そのレベルには遠過ぎ(苦笑)
少しづつ、のんびりと頑張ります。次回も参戦予定です。
(番外編・2000/8/20M杯終わり)

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