キリスト教結婚式 (作成中のページ)    ホームページ戻る

     
このページでは、キリスト教会、あるいは結婚式場・ホテルなどのチャペルで行われるキリスト教式の結婚式について記載します。なお、これはプロテスタントのキリスト教の場合です。
結婚式の後で行われる披露宴等はこのページの目的ではありませんので簡略にします。   
Sound
 結婚式のプログラム(例)

 
□□□□ ○○○○  
  結婚式次第 

           
     司式  小金原 豊 牧師
     証人  松戸太郎・清子夫妻
     奏楽  柏葉 琴音 姉

前   奏
開式の辞
奏   楽 (新婦入場) (一同起立)
聖   書 詩編127・128編
祈   祷
賛 美 歌 301番
式   辞
聖   書 夫婦に関する教え 
誓   約 (指輪の交換)
祈   祷
宣   言
祝   福
賛 美 歌 430番     (一同起立)
勧   め
頌   栄 543番     (一同起立)
祝   祷          (一同起立)
奏   楽 (新郎新婦退場)
挨   拶          親族代表


 結婚式の前に
教会で、クリスチャン同士が結婚する場合、通常、婚約式が何ヶ月か前に行われます。牧師の司式により、証人(2人のキリスト者が立会人になる)と共に、左の式次第を簡略にしたような形で、誓約をします。婚約指輪あるいは記念品の授受もこの時行われます。
教会で挙式する場合、教会は結婚式場を営業しているわけではありませんから、挙式と会堂使用について、教会の役員会の承認が必要です。教会員とその家族の場合はあまり問題はありませんが、一般の方々の場合も、ある程度キリスト教的な結婚の意味を理解する必要があります。
普通、結婚式前に何回か牧師により準備教育をすることも行われています。
 
結婚式に臨んで
結婚式は、左のような式次第にしたがって約30〜40分程度です。
式の最も重要な部分は、神と証人との前での誓約です。牧師は式辞の中で、次のように言います。
---- そこで、出席の皆さんのうち、この結婚に正当な理由で異議のある方は、今ここで、それを申し出てください。今、申し出がなければ、後日、異議を申し立て、二人の平和を破ってはなりません。
 次に、あなたがた二人に申し上げます。人の心を探り知られる神の御前に、静かに省み、この結婚が神の律法にかなわないことを思い起こすなら、今ここで言い表してください。神のことばに背いた結婚は、神が合わせられるものではないからです。


 結婚式の誓約

結婚の誓約は、新郎・新婦に対して、それぞれ次のとおりです。
1.(名前)、あなたは、今、この(女子・男子)を(妻・夫)としようとしています。あなたは、真心からこの(女子・男子)を(妻・夫)とすることを願いますか。
2.あなたは、この結婚が神の御旨によることを確信しますか。
3.あなたは、神の教えに従い、きよい家庭をつくり、(夫・妻)としての分を果たし、常にあなたの(妻・夫)を愛し、敬い、慰め、助けて、死が二人を分かつまで健やかなときも、病むときも、順境にも、逆境にも、常に真実で、愛情に満ち、あなたの(妻・夫)に対して堅く節操を守ることを誓約しますか。 

新郎、新婦はそれぞれ、「神と証人の前に謹んで誓約いたします」と誓います。 
結婚式の後の
うたげ
(宴)

教会で
結婚式の後で
教会は普通、宴会に適するような場所がありませんから、簡単な茶話会程度のレセプションになるでしょう。結婚式場、ホテルなどでは、それぞれの計画に基いて、披露宴を行うことになります。 
 結婚についての聖書の教え

男女の出会い
結婚の目的
結婚相手
家庭の形成と子供の教育
結婚の破綻?





聖書および日本キリスト改革派教会の信仰基準である「ウエストミンスター信仰告白」とその解説書などを拠りどころとして、キリスト教になじみのうすい人にも知っていただけるように、説明したいと努めています。


ページ作成中です。

キリスト教結婚式のページと葬儀のページは、前牧師の故澤谷実先生より作成を依頼されていたものです。今後も手直しをして、充実したページを目指したいと思います。
男女の出会い
旧約聖書の箴言の記者が述べています。
「わたしにとって、驚くべきことが三つ、知りえぬことが四つ。
天にある鷲の道、岩の上の蛇の道、大海の中の船の道、
男がおとめに向かう道。----」
(箴言30:18-19)
男女の結ばれる道はロマンと神秘に満ちていますが、聖書では、次の目的をもって、神に祝福された道とされています。
結婚の目的
夫婦がお互いに助け合い補い合って神に仕えるため。
嫡出の子供をもって、清く健全に人類を増加させるため。
汚れの防止のため。
結婚相手
一人の男子と一人の女子の間でなされるべきこと。
お互いに自分の意思で同意できる者であること。
主にあってのみ結婚すること。
(つまりキリスト者同士の結婚が最も望ましいこと)
近親者でないこと。
家庭の形成と子供の教育
聖書の中に多くの具体的な教えがありますが、一つだけあげましょう。
「父親たち、子供を怒らせてはなりません。主がしつけ諭されるように、育てなさい。」(エフェソの信徒への手紙6:4)
結婚の解消と破綻?
結婚の関係が解かれるのは、配偶者の一方が死去した時です。
そのほか、不幸にして配偶者の一方が姦淫の罪を犯した場合と、故意の遺棄とみなされる関係になった場合、合法的な手続きを経た後、結婚の解消が正当とされる場合があります。
そのほかは、お互い同士の同意による離婚であっても、正当とはみなされません。(これは聖書的な見解です)