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BikeMakingHistory 36

エルフのお値段

このプロジェクトに掛かった費用は・・?


このマシン、見慣れない(バイクの)パーツが使われているせいか、お金かかってるねぇと良く言われる。
確かにお金は掛かった・・・が、世間一般でいうワンオフパーツ(プロが作ったモノ)は、ブレーキパッドと、スプロケのベースだけ。
基本的に中古パーツの寄せ集め。
ではどの程度掛かっているのか?
きっちり帳簿を付けてたワケではないので正確にはわからないが概算は出せるかな。
ただ、殆どのパーツをオークションに頼っている為、かなり時価の要素が強い。
たとえば、ドラッグスターのフロントスイングアーム。
落札したときは、競い相手が居た為、2万円掛かった。が、後日スペアのつもりだ落札したモノは5千円で落とせたりした。
また、例えば、TRXのステップとか、ブレーキマスターとか今までストックしていた部品群がふんだんに使われている。
この辺りはもう値段なんかわかんない。
その他、ホームセンタで購入したボルトとかなんて、いちいち控えていない。
そしてサクセスSUGESAKUさんの伝票についていない工賃もかなりある。
一般人には一番障害となる溶接も友人の板金屋にやってもらったので、この辺りの正規の工賃だったりすると怖くて想像も出来ない。
で、とりあえず控えていた金額だけで今車両についている部品だけで費用を考えると・・・
310,225円

世界に一台だけのオリジナルバイクとして考えると、破格に安く出来たと思う・・・
しかし、同クラスのエイプや、XRモタードやNSF。そしてRCV−miniと比較すると性能の割には・・・って感じかな。

で、コレにスペアパーツや、使われなかった部品。このプロジェクト用に新調したボール盤とか高速カッターとか設備類。
そして未だ完成していないTESI-1Dのプラモデルとかを含めると・・・
417,504円!
細々とした経費を含めるとやっぱり
50万円くらいかかっちゃったでしょうか・・・

でもコレって・・・



もしかして・・・



GTS買えた?

いや、まぁGTSを購入したとしても、そこから理想のカタチ、
リヤプロアーム化とかエンジン載せ換えとかを考えると、とてもこんな金額じゃ収まらないんだろうけれど・・・
な〜んとなく、ヤッチマッタかな感が漂う・・・



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