BikeMakingHistory 04
ELF-V
フレーム作成
さてこうして現物を見ると、アンダーフレームとピポットフレームに結構な距離を感じる。
この区間にアルミ板なりなんなりで接続して、ホントにねじれに対応できるのか?と不安になってきた。
それにやっぱりリヤフレームのツインチューブがぶった切りのままってのも気になる。
フロントピポットフレームも意外と大きく残ったので、やっぱりメインチューブを延長して繋いでしまおうか。
そうすれば、TESIやGTSと同じような構成のフレームになり見映えが良い♪
あぁ、こんなことならちゃんと寸法取って切れば良かった・・・。
さて問題は取り回し。
ELFの構成はエンジンの左側にマフラー、右側にフロントショックユニットが来る。
しかし右側のショックユニットは、フレームをクランクケース側にぎりぎりまで下げれば、何とかかわせそうだ。
本当はシリンダーフィンと平行にしたかったのだが仕方が無い。
問題は左側。
今回の3号機には、軽量化の目玉としてAcuto謹製RCV-mini用チタンマフラーを使用する。
このマフラーだけで1kgは軽量化となる。
構成は1号機で使用したi-Factry製REV-GPと同じように、エンジンのシリンダの左側をダイナモカバーのすぐ上を通り抜けるところまでは同じだが、
ここからシリンダの後ろ側でキャブのフロートチャンバをかすめて車体右側まで行きリヤサスペンションの右側を通って、そこからセンターアップへと取り回される。
つまり、右側と同じフレームワークをするには、エキパイの取り回しをもっと上げて、シリンダヘッドの横を通るくらいにしなければならない。
しかしこうした場合、その先がキャブレターと干渉してしまう。
キャブレター手前で後方に取り回すには・・・エキパイを短く切り詰めるしかない。
Qちゃんから買ったエンジンに付いてきたものとは言え、買えば高いシロモノ。
TZMやドラッグスターのフレームとはワケが違う。
切るしかないのか・・・切ってしまうのか・・・珠玉のチタンマフラーを!
それでも3号機完成の為には・・・
切るしかないっ!
俺も漢だっ!
やる時はヤるぜっ!
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切れませんでした・・・・結局、フレームは左右非対称に。
まぁもともと前後片持ちの左右非対称なバイクなんだから今更フレームの取りまわしなんて大した問題じゃないか。
こうなるとエンジン下のアンダーフレームはエンジンの積み降ろしに非常に邪魔っけな存在になってしまった。
手間かけて組んだものだが、後のメンテナンス性を考えて無かった事にする。
さて、この状態でほぼ32kg。
そろそろ、持ち運びが辛くなってきたので、足回りに着手することにしようか。
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