BikeMakingHistory 25
テスト走行04
白糸スピードランドでテスト
中井の走行で壊れる事も無く、そこそこ攻められる事も確認出来たので、里帰りついでに
白糸スピードランドでテスト。
現地に入ってみると、台数も多くてちょっと尻込みするが、せっかく来たのでいざ走行。
今回は、中井で接地させてしまったサイドスタンドを外し、膝を擦る事が目標だっ!趣旨が変わってる?
最初の走行で、振動が大きいような気がした。
ピットインしてチェックするが何処か壊れた様子も無い。どうやらリヤホイールの芯が狂っているため、
それが振動となって表れているようだ。
今まで気にならなかったのになぁ・・・
まぁ原因がわかればどうという事は無い。壊れているワケではないので開き直って走行を続ける。
基本的に中井インターサーキットを走ったのと同じ状態なので、やはりエンジンの回転がついてこない。
それでも、それなりにまぁまぁ攻められる。でも膝擦れない・・
とりあえず、KSR50での自己ベスト(確か46秒くらいだったかな)を目標に設定する・・が、1本目の走行は51秒・・・
う〜ん、キャブセッティングを外しているから仕方ないかなぁ・・でも50秒位は切りたいなぁ・・
この時、他の走行車を見ていると、ノーマルのXR100モタードが47秒台で走っていた。
じゃ、目標タイムは47秒台と言うことで早速妥協する(笑)
2本目の走行は、もう少しがんばってみる。
他のバイクに抜かれても、その直後にラインをトレースできるかテスト。
やっぱり幾分か大回りになっているような気がするが、膝も擦れていないのでマシンの問題なのかライダーの問題なのかわからない。
それでも、回り込んだコーナを何とかコンパクトに回ろうとしている内に少しづつ膝が接地するくらいになってきた。
で、49秒台。まだまだ目標には遠いなぁ・・
3本目は、フロントサスの動きと、操舵アームとタイヤの接触状況を見るため、カメラを車載して走行。
コケたら粉砕する位置だが、正直コケる程攻め切れていないので気にシナイ。
またも荒業!
走り出したら、マシンに慣れたのかコースに慣れたのか、結構調子よく走れてきた。
さっきまで膝が擦れないなんて悩んでいたのがウソのように走れる。
しかし、ペースが上がれば上がるほどエンジンの回転が上がらないのがまどろっこしい。
問題点は、まずホームストレートで、一番トップスピードが出るところだがメータ読みで60km/h。
NSR50に引き離されてしまった。
1コーナー抜けてスピードを乗せたまま、他車のラインを真似てめいっぱいアウトに振ってから2コーナを目指すが、
路面の継ぎ目でフロントにガツンと(というほどではないけれど)衝撃が来る。
コーナーリングフォースでフルボトムしちゃってるのかな?
車載ビデオで見ると、継ぎ目のギャップを乗り越えるときにサスがフルボトムしている。
ストロークが足りないというより、フルボトムした時に操舵アームがフロントタイヤにあたって、制動がかかっちゃって余計に衝撃を感じるのかな?
2コーナをクリアして3コーナへ。
しかしこの時点で、エンジンはガスガス言ってる。
3コーナ進入でフルブレーキ。当然、フロントだけじゃ効かないからリヤブレーキを使うが、
フロントの沈み込みが無いせいかリヤがロックする感じはしない。
で、3コーナを小さく回るが、スムーズに回れるがちょっとスピードが落ちすぎる感じがする。
操舵アームがタイヤに接触してるのかな?
3コーナ立ち上がって、3速にシフトアップ。ここではスムーズに立ち上がるが5コーナは何故か大回りになってしまう。
右コーナだからかな・・・で、すぐにエンジンがばらつく。
回り込んでいるコーナーは、やっぱり回転が不安定なので失速する。
サスはよく動いているようだけど・・
最終コーナ一つ前もやっぱりアクセル開けてもすんなり回転が上がらず、最終コーナーもだらだら立ち上がる感じ。
で、この日のベストは46秒9。
なんとか目標クリア。
走らな〜い・・
キャブさえ合わせればもうちょっと良くなりそうだけれど、スピードが上がるとブレーキが心配・・・
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