BikeMakingHistory 26
製造13:問題点の改善とレース参戦に向けての改造
ファイヤーボール参戦を目指して
さてせっかく作ったのだから、もっと思いっきり走りたい。
もっとじっくりテストをして煮詰めていくつもりであったが、周りのススメもあり、
鈴鹿ツインサーキットで行われるファイヤーボールの第2戦に参戦する事になった。
このレースはRCV−miniのコンストラクター、ACUTO GP Factoryが主催するレースで、
いきなりライバルメーカーのホームコースに挑むカタチとなる!ウソです。言ってみたかっただけデス。
開催されるカテゴリーは、
miniMoto Hyper :ホイール:12inchで排気量:4st/250ccまで、2st/125ccまで。
miniMoto オープン :2006年鈴鹿4耐に順ずる
miniMoto ST :2006年鈴鹿4耐に順ずる
ライト・チューン(LT) :なんとな〜く 早い2st&遅い4st。基本的には練習のタイムで決定。
で、当然LTクラスにエントリー。
さて、レースに出るとなれば、現在抱えている問題点の改善はもちろん、レースに出るための最低限の装備の追加。
そしてレースで戦う為の性能UPが必要となってくる。
@エンジンパワーの不足
これは適当に購入したキャブレター(PWKφ28)が大きすぎるらしい。(大きい分には良いかと思ってた・・)
この際ノーマルキャブでも良いから適合したキャブに交換する。
・・・って適合するキャブって??ノーマルって何が付いてるんだろう??
オークションで適当に見繕うかと思ったが、なんかいろいろあるし、国内モノだのなんだのと値段もバラバラ・・
結局、サクセスでPE24を借りた。
が、結局レースでそれなりに戦う為に115ccにボアアップ!
これで完璧♪・・・と思ったが実走してみるとどうにもまともに走らない・・
ついメカメカしさに惚れて購入したミクニTM24も試してみたが全然だめ・・。
キャブセットが合っていないんだろうという事で、サクセスでいろいろ見てもらったところマニホールドが割けて二次空気を吸ってしまっていたコトが判明。
で、マニホールドを新調して再度セッティング。
あれやこれやしてみたが・・・さて・・
改造中
A操舵アームとタイヤとの接触
フロントサスの取り付け位置を変更してみる。
ついでに取り付けステーを3ミリ厚から6ミリ厚に変更。(強度というよりビジュアル的対策♪)
カッコよくなった?
押した感じは大分硬くなったようだが・・走ってみないと効果は不明。
併せてフロントタイヤをファルコン製扁平タイヤに換えたいトコロだったが・・・高いんだよね・・。
悩んだ結果、ボアアップの方に費用をまわす事とした。
Bフロントブレーキの制動力不足
構造上、ローターが小さい為、止むを得ないトコロだが、良く見るとパッドが小さくて、ローターの外側8ミリ程が使われていない。
で、サクセスにてPFCのブレンボ用パットをベースに切り出し削り出しでワンオフのパットを作成してもらった。
ワンオフのブレーキパット!
消耗品なのにワンオフ!
面倒くさいからもう二度と作らないと言ってたから、正にワンオフッ!
無くなっちゃったらどうしよう・・・
Cアッパーカウルの取り付け
やけに揺れると思ってたら、メータ側の取り付けが折れてた。
やはりフレームマウントにしなきゃなぁ・・でもハンドルが当たるし・・。
ってなワケで、ハンドルストッパーを追加。
苦肉の策デス
これでレーサー並にハンドルの切れ角を抑止出来たので、アッパーカウルをフレームマウントにした。
Dアンダーカウルの取り付け。
オークションで、RS125用のアンダーカウルを1000円でGET出来た。
これを切り詰めていったが、幅が広い。
ボルトで締めこんで、幅を詰めようとしたが、オイル溜りの為の板もつけなければいけないし、
メインフレーム?となるグースのピポットフレームも見えるようにしたい為、かなり小さくなってしまった。
仕切り板取り付け中
D塗装
部品ごとバラバラの色じゃ、寄せ集め感は否めない。実際寄せ集めなんだけど・・
レースに出るなら、ちゃんと塗装はしないと・・・と思うが、フレームを塗装するには、またマシンをバラさなきゃならない。
そんな時間はとても無いので、せめて外装だけでも塗装する。
しかし、今回はデザインする時間も無いので、今年のMotoGPのYZRM−1をイメージしながら、マスキングし塗装。
ホントに時間が無かったのでタンクの凹みも修正せず。
仕上げは荒くなってしまったがとりあえずは、それっぽくなったかな?
M1というよりエヴァっぽい・・
Eリヤホイールの芯出し
とりあえず走っているし、シートにスポンジ貼ればケツも痛くないだろうし、別に良いかな・・。
あとはもう少し、実走テストをしてみてキャブセットを出せばそれなりに戦うコトが出来るかな。
ついでに車重を計ってみた。
サクセスにあった、カスタムエイプは、前輪で39kg、後輪37kgで76kg。
対してエルフは・・・
前輪で47kg、後輪45kgで92kg!
重いだろうと思ってはいたが、米袋一袋半以上とは・・・・
ブレーキの効きが悪いのはローター径のサイズもだが、車重も多分に影響しているのかな・・
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