BikeMakingHistory 09
製造3
リヤスイングアーム
続いてやっぱりこのマシンの肝であるリヤ片持ちスイングアームの改造。
こちらも元は17インチ用だがスイングアームは長い方が好みなのでそのまま使いたいところであったが、
ホイールを12インチにするとスイングアームと干渉してしまうというのは設計段階でわかっていた。
そこで泣く泣く切り詰める事にする。
一旦切り離したスイングアームをくっつける。
まかり間違ってねじれてくっ付けない様、治具でがっちり固定して溶接する。
仮組みではこんな状態。
これでホイールと干渉はしない。楽勝楽勝と思っていたが、いざ組み付けてみると・・
スイングアームの外側に付くスプロケットがスイングアームと干渉する。
あ〜スプロケットは現物合わせでチェーンラインが出てから位置決めしようと思ってたから・・
まぁ細かい事は後回しにしよう。
先にフレームにスイングアームを組み付ける。
リンクの端をメインフレームに繋いで〜
スイングアームと繋いで〜
ショックを組んで〜・・・ってあれ?
フレームとショックが干渉する・・なんで・・?
あ〜図面にピポット左右を繋ぐフレームを描き込むの忘れてた。
大事なトコだから切ったり削ったり出来ないしなぁ・・
ショックを上下ひっくり返しても駄目。
仕方ないのでちょっとはコンパクトなNSR50のショックに代えて、
フレームに干渉しない様、ショック本体を後ろに傾けて、上部を適当にステーで繋ぐ。
なんとか繋がったけれど、リヤショックが後傾しているバイクなんて見た事無い・・・
ミタコトナイ・・・いいじゃん。見た事無いバイク作ろうとしてるんだから願ったりかなったりジャン♪
無理矢理、納得させて先に進む。
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