BikeMakingHistory 07
ちょっと横道
環境が変わった。そしてインスパイア〜ッ!
暖かくなってきたところで、仕事も忙しくなりしばらく放置。
そしてここに来て、中古ながら家を買ってしまった。
これによりエルフ・プロジェクトに変化が!
組み立て場所は今までアパートの4畳半の一角から、リビングの一角となり俄然広くなった♪
これでググッと作業効率UP!といきたいところであったが、
バイクを出し入れするための自宅改造やら
ニューカートの購入やら、
もて耐やら、
庭のレンガ敷きなど
いろいろやってて(仕事もネ)なかなか作業は進まなかった。
しかも、今まで交通量の多い騒がしい環境だったのが、閑静な住宅街となった為、
庭ッ先で切ったり削ったりの音の出る作業が出来なくなった。
穴開け程度なら、何とか玄関で出来るのだが、
グラインダーなどを使う大きな音の出る作業は到底出来ない。(俺もオトナになったなぁ・・)
ハイエースに発電機を積み込み、人目を忍んで作業を進める事になった。
発電機は筑波でレースをしていた時のタイヤウォーマ用に購入したもの。
設備の良い茂木でレースをするようになって、使う事がなくなり売ってしまおうかと考えていたものだが、ここに来て大活躍である。
暫くの間放置し、なかばあきらめかけた時もあったが、中国方面にドライブに行った時に感銘を受けた物がある。
道の駅「久米の里」に展示されている全高7mのガンダムである。
コレを作ったのは、完全な個人で7年かけて作ったそうな。
レベルは遥かに違うが、作りたいと思ったから作った。という行動力には感服した。
こういうものを見ると俺も何とか完成させてやるぞと励まされる。
もうひとつ感銘を受けたのが、
映画「世界最速のインディアン」だ。
おハナシ自体は淡々としたものだったが、やはり夢を持ち、カタチにし、やり遂げる姿は感動モノ。
バート・マンローにせよ、片足ダチョウのエルフにせよ、老兵が戦う姿には弱いです。
自分もこんな老後を送りたいなと思いつつも、こういう老兵になるにはそれなりに歴史を積まねばなれないもので、
今はその為の布石となるようにいろいろやって行かなきゃと思わされる。
でも流石にピストンの自作は難しいなぁ。
どうせなら同じニュージーランドの故ブリッテン氏の映画も作って欲しいものだ。
あともうひとつ勇気づけられたのが・・ご存知テレビ番組「世界の車窓から」。
たまたま見てたんだけどナレーションで・・・
”〜行きの列車の中で、3○歳の青年と出会いました・・・”
そっか〜♪ 3○歳はまだ青年か〜♪♪じゃ、まだまだ冒険しなくちゃねぇ〜♪♪♪
思わず勇気付けられた。
横道ついでにエルフ・プロジェクトの”エルフ”の由来について。
当初の構想にあったように、エルフモトがベースだが、
個人的にはこのページのロゴにもあるように”片足ダチョウのエルフ”が由来である。
子供のころ、国語の教科書で読んで以来、ずっと忘れられない大好きな物語である。
この「片足」と「片持ち」をかけているつもりなのだが・・どうでも良い?
とりあえず最後に木になってしまわないよう祈るばかりである。
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