屋 島 (やしま) | |
瀬戸内海国立公園の中心地でもある屋島は、瀬戸内海につきだした半島の標高293mの溶岩台地です。 その形が屋根に似ていることからその名前がついたと言われています。 また、源平の古戦場としても有名です。 [所在地] 高松市屋島東町 [アクセス] ・・JR高徳線屋島駅下車または高松琴平電鉄志度線屋島駅下車。山頂へは屋島ケーブルで5分 ・・JR高松駅より、コトデンバス屋島山上行きで約35分 ・・国道11号線経由高松市街地より車で約15分。屋島ドライブウェイを通って山頂へ。 | |
四国霊場第84番札所 南面山 屋島寺 | |
屋島寺は屋島南嶺山上にあり、周遊歩道の一部 になっています。この日も観光客だけでなく 霊場巡りのお遍路さんがたくさん参拝に来ていました。 屋島寺の歴史は古く、 奈良時代末期、鑑真和上が開き、後に弘法大師 が本堂を建立し四国霊場として定めた。 屋島寺本堂の横に立つ「太三郎狸」の像 昔、弘法大師が道に迷った時に屋島寺へ導いた という賢い狸。佐渡の国三郎狸・淡路の芝衛狸 と共に、日本三名狸だとか・・・ 一夫一妻の契りが固く、家庭円満・縁結びの ご利益があるといわれている。 また、水商売の神さんとして信者が多い。 | |
屋島山上周遊歩道 | |
屋島の魅力は何といっても、展望台からの眺望です。 この写真は、遊歩道の中ほどにある「獅子の霊巌」から 見た高松港方面です。瀬戸大橋ができるまでは、四国と 本州をつなぐ大動脈として、対岸の岡山県の宇野まで 連絡船がありました。 連絡船のデッキで食べた「さぬきうどん」は、 いまでも忘れることができない特別な故郷の味でした。 写真の右端には、晴れていたら瀬戸大橋を観ることが できます。写真中央の山は「五色台」、左は紫雲山で その麓に「栗林公園」があります。 また、展望台から反対の方角には、「女木島」や遠くには 「小豆島」がみられます。 この「獅子の霊巌」展望台には茶店が何軒もあります。 ここに来たら、屋島名物「いいだこおでん」をご賞味下さい。 瀬戸内海でとれたいいだこをおでんにしてからし酢味噌で 食べます。 この「いいだこおでん」には、悲しい思い出が・・・ 300円也で買って、まずは写真を撮ってからさて食べまし ょうと思っているうちに、横から猫がやってきて、おでんを 取って逃げてしまいました(涙) たさぶろうたぬきにちなんで、遊歩道途中の土産物屋 さんには、たくさんのたぬきの置物が売られています。 どれもみな、愛敬のある可愛い顔してますよ。 他人ごととは思えないような親近感があります。 アニメ映画「平成狸合戦ぽんぽこ」にも、屋島のたぬき が登場していますよ。 展望台は他に「談古嶺」北嶺には「遊鶴亭」があり、 「談古嶺」からは源平の古戦場「檀の浦」が一望できます。 那須与一の扇の的、義経の弓流し、平家軍船の泊地「舟隠し」など、 平家物語の屋島合戦の舞台が眼下に広がっています。 屋島寺境内には、屋島合戦にまつわる貴重な遺品が展示されている「宝物館」があります。 | |
屋島山上水族館 | |
周遊歩道の途中には、世界でもめずらしい山の上の水族館があります。 熱帯から冷水系まで、300余種・3500点の魚類、水生哺乳類、両性類が展示されています。 2mを超えるアマゾンの巨大怪魚「ピラクル」や下の写真にあるような「マナティー」と言っためずらしいものも います。 また、野外ステージでは、「アシカショー」が楽しめます。 よく訓練された4匹のアシカくんたちが、算数・体育・音楽のお勉強・・・ 楽しいショーを見せてくれます。 | |
本ページの壁紙は「壁紙職人」からいただきました。 |