エピローグ

お陰様で第24回個展は無事終了いたしました<(_ _)>



幕を下ろして早数日・・・様々なことが思い出されます。
今回は昨年に増してネットがご縁で直接会場に来られた方が多く感激の連続でした。
ある人は他のサイト繋がりで、またある人は知人にHPを教えてもらうなどして、
どの方も面識がないので正確には把握できませんがその数は2〜30名を越えていたと思います。

偶然絵を描きに出掛けた所で同じように描いている人が『私の先生のHPがありますから』と
教えてもらい早速検索して『微風の窓』に辿り着き、そして今回の個展にも来て頂いた方もいました。
観に来られた方が自分のブログに感想を書けば、そこからもHPにアクセスされるなど
今更ながらネットの反響の大きさを感じました。
作品をただ発表するだけの個展なら恐らく出会うことのない多種多様な人達との新たなご縁が、
更に思わぬ発展をするなど幾重ものドラマが生まれました。
作家が自己の作品づくりに専念するのは当然として、ネットという媒体を通じてまた別な可能性が
考えられないものかと私はこの拙い個人のHPを立ち上げました。
サイトを開いて7年、
ようやく現実とネットの差が縮まったような気がする今回の個展でもありました。

■もう20年も昔から私の作品を数点持って頂いている方が居ます。
相当の年配になられた今も、
『初めて先生の絵を観た時の印象を鮮明に覚えている』と言われます。
作家が過去に執着するようでは進歩がなく、常にその時どきの作品が通過点にならなければならない。
だがその方にとってのその過去の絵は、当時の思い出と共に存在するのかもしれない。
『今も大切にしています』という言葉お聞きして、
今があるのは、この様な方々のお陰だと感謝しつつ、この言葉の重みを深く心に受け止めて、
ご期待に応えるべく精進することが絵描きであることの証明ではないかと改めて思いました。

ご来場頂いた方々は勿論のこと、それぞれのWeb上でもご紹介を頂いた各管理人さんをはじめ
終始影で支えてくれた親愛なる生徒スタツフの皆さんにこの場を借りて心からお礼を申し上げます。
絵描きのコンドルは皆さんの温かな応援を糧に、また来年に向けて元気にこの窓から飛び立ちます。

ご支援本当にありがとうございました<(_ _)>







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