![]() | タヒチの花1 | ![]() |
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ティアレ | タヒチを代表する花。香りがとてもいい。 | |
ティアレ・アペタヒ | 世界中でもライアテア島にしかない自然のロマンを感じる花。 | |
ブーゲンビリア | カラフルで南国らしい花。 | |
ハイビスカス | 様々な種類がある。朝咲き、夕方には閉じてしまう。 | |
バニラ | タヒチを代表する香りのもと。 | |
プルメリア | かたまって咲く姿はカワイイ。レイにもよく使われる。 | |
アラマンダ | 鮮やかな色が周囲を明るくする。 | |
マヒハ | 染料に使われる。鮮やかな朱色がキレイ。 | |
パンヤの木 | 枕やクッションの中身なる。集めて作ってみたい。 | |
フトゥ | 実を使って魚が捕れるという。チャレンジしてみたい。 | |
クラウンフラワー | 星形のカタチのカワイイ花。 | |
ランタナ | ピンクや黄色の小さな花が集まって咲く。 | |
ブリーディング・ハート・ヴァイン | 赤と白の物は日本で源平木と呼ばれている。 | |
スター・オブ・ベズレヘム | アペタヒに似てるけど違った。 |
初めてポリネシアの人々がタヒチへ渡ってきたとき、島には花はティアレただ一つしかなかったと いいます。だから花といえばティアレを指し、それほどたくさんの呼び名は必要なかったと言うことです。その後、アフリカや東南アジアなどから、たくさんの美しい花や植物が移植され、現在のような花々の咲き乱れる楽園となっていったそうです。 しかし、ポリネシアの人々が特に好むのは見た目の美しさよりも、ティアレのような香りの良い花だといいます。タヒチには、たくさんの花がありますが、その一部をご紹介します。 |
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![]() ☆ティアレの香りは、心に染みついて離れることはない。初めてタヒチを訪れたとき、空港でタヒチの女性がムシさんに小さな花のつぼみを渡してくれた。頬に軽く触れた彼女のキスは、新婚旅行 だったムシさんにとっても、とても嬉しいもてなしではあったが、南国らしく、フラワーレイか何かを掛けてくれることを期待していたムシさんは、いささか物足りなさを感じた。 だがその物足りなさは、間違いだったとすぐに気づかせられた。 何気なくそのつぼみの匂いをかいだ瞬間、体の中に強烈な衝撃が走った。今日に至ってなお、 このティアレの香りを越える花の香りに巡り会ったことはない。なんと表現すればいいだろうか、 甘く、しかしすっきりと透き通っていて、体の中の曇りすら取り去ってしまうような気分にさせてくれる。この花で作られた香水も、とてもさわやかで、自然な香りがする。 日本に持ち帰りたいのだが、成田に帰り着く頃にはすっかり茶色く萎れてしまう。いつまでもとっておけないからこそ、ティアレには自然な魅力があるともいえるのだが。 もうさんはティアレのレイをもらうと、部屋に帰ってすぐに洗面所に水を張り、その中にレイをつけておく。花は努力の甲斐も なく、夕方には茶色になってしまうが、洗面所に入る度に、ティアレの香りを楽しむことが出来る。自然の花の芳香剤。部屋の中に自然を持ち込み、それだけでちょっとした生活の潤いになって しまうのは、とても贅沢な気がしてならない。 | |
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タヒチの固有種。まさに高嶺の花で、ライアテア島のテメハニ高原(標高821メートル)頂上の付近ガケなどに朝日とともに咲く。山から持ってきて他の土地に植えても全く根付かない。白くて花びらは5枚、花を半分すっぱり切り落としたような形から、伝説の王女の手ひらにも喩えられる。お目にかかるには、小登山の支度とガイドと運が必要かも・・。
☆この花が見たくて、朝まだ暗いうちに起き出してテメハニ高原へ登っていった。おりしも台風の後、至る所に木が倒れ、雨水で道が削られて足場が悪い。ところどころ見晴台のように道が開けて眺めはスバラシイ。少し先の小高い丘の様な所には、雲の固まりが掛かっている光景は幻想的だった。そして、やっと頂上付近かと思えるところまで来たとき、「ティアレ・アペタヒを摘んではいけない」の看板。え?そんなに人が登ってくるの? ガイドの人が、この木がアペタヒの木だといったのは、2メートルくらいの幹もさほど太くない木だった。で、花は?全然咲いていない。運が悪いのか、それともすでに誰かが摘んでしまったのか。諦めずに更に山を登る。 またしばらく行くとガイドが、遙か彼方の崖をじっと見つめて「あれがアペタヒだ。」といった。そんなこと言われても、確かに緑の中にぽつんと白く見える物がある。ビデオカメラで拡大しても、その形はハッキリしないほど遠くだった。アペタヒと言われればそうかな?という程度。確認は出来なかった。珍しいこの花は、港で売り物になっているという噂も聞いた。 ぜひ一度、目の前で見てみたい。 | |
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民家の庭からホテルやバーのカウンター、ドリンク、料理、新婚さん用のベット、レイからトイレの中まで・・・あらゆるところで一番目にする花。でも考えても見てると、こんな大輪のりっぱな ハイビスカス、日本でお金を出して買おうとしたら、一体いくらするのやら・・!(ビンボーくさい?)そう考えるとそんなナマの花を惜しげもなく、ふんだんに飾ってあるなんてすごい贅沢!よく見てみると、おなじみの真っ赤な大輪のものから、薄い色で中央が濃い色になったもの、小さい風鈴のような形のものなど、色や形、大きさなど実にさまざまな種類があった。 夕方には萎んでしまい、1日しか咲かないというのに、それでもよく見かけるのは、いかにこの花が多いかということか。色とりどりで大きな花は、まさに南国代表といった感じがする。 もうさんがとある家の垣根越しに大きなハイビスカスに見とれていると、そばにいた現地の女の子が、するすると枝を引き寄せて花を取ってくれた。もったいないような気がしたが、自然をアクセサリーに出来ることもまた、贅沢な気がしました。 | ||||
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ハイビスカスの大きい写真は、↓↓こちら
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ホテルのサービスなどで、バニラの実をおみやげにくれるところもある。この香りがこの島を 思い出させる。この実をラム酒に付けるときついラムの味がとてもまろやかになる。香りもラムの香りを損なうことなく、絶妙のハーモニーを見せてくれる。 現地の人と山の中に入ったとき、生い茂った雑草の中にバニラを見かけた。どう見ても藪に 見えたので野生の物かと思いきや、布を巻いて印が付けてあり、人が手を加えたちゃんとした 畑でした。 | |
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![]() ![]() 種類がありそうだ。 | |
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![]() 一体何?出発前に染料だということが分かったが、現地でぜひ手に 取ってみたいと思っていたら、意外なところで発見した。なんとパペエテ外れの道路の中央分離帯!!それまで大人しかったもうさんが突然 騒ぎだし、察しのよい運転手君が信号で停車した隙に、素早くGetして きてくれた。 | |
柔らかいトゲトゲの付いた実は、爪で押すと簡単に2つに裂け、中には赤いツブツブが・・。 そのツブツブを指で擦り潰すと、まるで朱肉のような鮮やかな朱色に染まった。 エクアドルのある少数部族はこの実をお化粧用に使い、髪を真っ赤に固めるのに使用したり、 またアマゾンではスープの赤い色付けに使用されたりしているそうだ。 | |
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それを見てムシさんは、そば殻みたいなもん?かと 思ったが、 それから数日後、実際正体を見ることに なった。 | ||
やはりドライブ中、ある所に差しかかると、道に何かフワフワした物が飛んでいた。何だろうと車を降りると、そこら中に茶色くなって弾けた例の実が落ちていて、中からワタのような物が出ていた。これのフワフワを使うのか・・ホテルに帰ってじっくり観察しようと、それをGetして車に載せて走っていたら、窓からはいる風で、バラケだし車内をフワフワ漂いだした。うわっ!ぺっぺっぺっ!!ちなみに、このパンヤの木はカポックの仲間。 | ||
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![]() ご近所の庭先にもあるので、日本にも入ってる物みたいです。 ご近所のも真っ赤や白などバラエティ豊富。しかしこの植物、繁殖力が 強く、ハワイではヘゴニヤと並ぶ害木に指定されているそうです。 | |
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