ダンスと楽器

タヒチアンダンス 間近で見ると迫力満点
小さなホテルで 小さな子も実にうまく踊る
ファイアーダンス 炎の軌跡は大地を明るく照らす
ホラ貝 簡単に吹けそうに見えるがなかなか難しい
太鼓 トッエレの早いリズムは、血が騒ぐ
竹の楽器 素朴な音が、曲に彩りを添える
ウクレレ 8本弦の繊細な音は思わず歌いたくなる
ドラム缶ベース 低く響く音はタヒチのメロディーをしっかり支える

大人顔負けの小さな子から、ぽっちゃりと健康的なセクシーな女の子、勇ましい男性達によって踊られる様々なタヒチアンダンス。空港やホテル、 お祭りなどいろいろなところで出会えます。
(それぞれの写真をクリックすると大きな画像が見られます。)


タヒチアンダンス

トッエレ等の楽器の迫力ある音楽に合わせ、力強い声で歌いながら踊る
ダンサーたち。次第に熱気で、身につけた薫り高い花のレイ、草の冠や腰蓑から、まるで熱帯のジャングルにでもいるような、 強い植物の香りが発散し見ている方もトリップしてくる。 ホテルのショーなどは、神話を題材にした
ストーリー仕立ての物や、大道具を使った物など、さまざまな工夫を凝らしたものがあります。

「ヘイバ・イ・タヒチ」のダンスコンテストでは、各島、村ごとの代表がチームが出場し、毎回ごとに新しい振り付け、華やかな衣装で技を競い合います。

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小さなホテルで
ホテルのマダムの子供たちが自慢の踊りを踊ってくれました。
この女の子は1997年のライアテア島のチューライ祭では、2位に
なったということでした。 まるでホームパーティのようなアットホームな雰囲気でした。
知らない外国人の前で踊ったせいか、ちょっぴり恥ずかしそうに
踊っていたけれど、息を切らしながら、歌い踊れてしまう子供たちの
エネルギーには感動しました。



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ファイアーダンス
タヒチ古来からのものではなく、サモアのものだそうです。棒の両端に火をつけすごいスピードで回したり、体をあぶったり・・。 すごい迫力です、側で見ていると文字通りアツイ、ショーです!!
ヤケドしないの?とダンサーくんにインタビューしたところ、「この前、料理しててね。」なんて言ってました。ショーの途中、熱くないから、この火を舐めてみろと勧められ、舌の寸前まで持っていったけど、やっぱり熱いぞ、これは! 


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タヒチの楽器

ホラ貝
古くは人々への合図などにも使われていたという。貝の先端に穴を開け、補強用の吹き口が付いている。唇を閉じ加減にして「ブー」と震わせるながら思いっきり吹くと、デカイ音が出る。タヒチ語では「プ」といい、そのまんまネーミングです。







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3つの太鼓
ダンスショーで使われていたいくつかの楽器を紹介します。
代表的な打楽器トッエレは、固い木に縦に深いミゾを付けた物で、やはり固い木のバチで叩く。とても通る甲高い音がし、非常に速いテンポで演奏されます。更にそのテンポに合わせて腰で
リズムを取る女性ダンサーには、ただただ絶句!!
その他、木のベースにブタなどの皮を張った、大小さまざまなパフ(太鼓)あります。

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竹を使った3つの楽器
      
竹馬のような物も立派な楽器。地面を突いて「ポコポコ」と音を出します。向かって右端の物は、長さを変えて短く切った竹を植物の葉でで繋いだ物で、ヘラ状のバチで穴の部分を叩いていました。真ん中の物は割った竹を束ね、細いバチで叩いていた。「ジャッジャッ」という音を出します。

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ウクレレ

タヒチのウクレレには弦が8本ある。しかも、全部同じ太さ。(ムシさんのは22ポンドの釣り糸を使っている。)そしてタヒチのウクレレは裏に穴がある。糸の張り具合だけで、様々な音を出してしまう。ごついタヒチアンの指が出す繊細な音は思わず顔がほころぶほど、
陽気な音を出す。 ある時夕暮れの海辺で、2,3人のタヒチアンの少年が
ウクレレを弾きながら歌っていた。自然の中で音楽と共に生活がある、
そんなタヒチアンを羨ましく感じた。






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ドラム缶ベース

最初は、楽器とは思わなかったほどシンプルな作り。真っ赤に塗ったドラム缶に太い木の棒と糸が付いていて、鳴らすときは棒を立てて糸を張って弾く。
ボンボンという力強い音がする。