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COLUMN

 

このページは、「今日のコラム」の戯言置場です。
コラムの対象記事によって各ヘッドラインごとに分類されています。

対象ニュース:
「SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK −The Endless Odyssey−」関連


COLUMN-No.1
●2003年10月19日(日)更新

「地上波放送」

この作品、私は未だに2話までしか見てません。
しかし、そうこうするうちに地上波放送が始まってしまい、次回はもう3話ですか…?
一週間周期って早いものです。
DVDの発売間隔は1ヶ月だったので、余計にそう感じるのかも。
一応、TV放送はビデオに録っておいて、どういうところが違っているか(という為だけに)見てみました。
オープニングはカットされてましたね。
でも大きく変わっていたのは エンディングの歌が別のものになっていたことでしょうか。
何故かあのけだるい雰囲気のインパクトの強いブルース曲からあまりクセのないフツーといえばフツーの歌曲。
クレジットを見るとavexとあったので、あれ?レコード会社違う筈では?とちょっと不思議に思ったと同時に、ここにも参入してくるとは…と思いました。
近年の零士アニメ作品関係、avexがらみは本当に多いですからねぇ。
曲は、可もなく不可もなくという印象。
でも、エンディングのあの楽しい気分には到底なりにくい暗〜い雰囲気の映像と、個性のある人物ハーロックのイメージやこの作品の雰囲気にあんまりマッチしていないので、ズバリなんでこういうエンディングに変更になったのか…謎です。
もっとも、本編ではもっと「何故こうしたのか?」と思うところが盛り沢山なので今更これぐらいは驚くことでもないのかもしれない…。


対象ニュース:
「銀河鉄道物語」関連


COLUMN-No.2
●2003年10月26日(日)更新

「うーん、やはり…。」

 作品の登場を知った時点から新作ハーロック作品同様、「あぁ・・・」という感じだったけど、やはりせっかくの新しい零士アニメということで見てみました。
う〜む、しかし…予想を裏切る出来であって欲しかったという淡い期待はこれまた新作ハーロック作品同様打ち砕かれたという気持ちですね。
最新のデジタルの美しい画面だけに余計にそのアラが際立ってしまっている気がします。
話が今ひとつ面白いというところまでいかないし、恐らく昔ヤマトとか999などを見たファンの世代がスタッフのせいなのか、その嗜好を感じさせる似たシーンやセリフやストーリーの展開だらけであんまり新鮮味も感じなかったです。
しかも、どこかそういうものが不自然につなぎ合わせているようで人物の行動やセリフに疑問を感じるところもしばしば。
センスの悪さや安易さも感じられました。
 しかし、まずやはりつっこみたいところとしてはレイラ総司令。
今回の物語は銀河鉄道を命がけで守るSDFという過酷なチームにスポットを当てたドラマということですが、このビシッと揃った硬派な警備隊の総司令が何故胸元がハート形に開いて太ももも露なレオタード姿なのか?!
まるでキャバレーのダンサーのような…。
この姿で皆の前に立ち、命がけで働き緊張感みなぎる隊員も何の疑問もなく真剣な顔で聞いている光景が不思議に思えてしまいます。
松本零士の世界なんだからそれもありでいいんじゃない?と強引に言われりゃそれはそうかもしれないが…(やはりどこか違和感を感じる。)


対象ニュース:
「『宇宙海賊キャプテンハーロック』DVD-BOX Limited SET」関連


COLUMN-No.3
●2003年11月9日(日)更新

「怒りの朗報」

 昔のアニメ作品が続々とDVD化されていくなか、「宇宙海賊キャプテンハーロック」DVD発売のニュースは不信に思うくらいなかなかなくて、それを望む話題も結構頻繁に出てましたね。(その理由も今となってみればようやくわかったけど)
私自身本当に待ち遠しかったです。
CSでは割と時々「宇宙海賊キャプテンハーロック」を放送していたりするのですが私はその局は見れない環境だし、LDもないし…だから本当に切望してました、綺麗な画面で見れるDVD。
999シリーズはとっくに発売されており、しかもハーロックアニメの新作も発表されているので絶対出ないはずはないだろうとは思っていましたが…。
そして待たされた挙句に発表されたこのニュース。
まあ私は当然「やっと出るのかぁ!!」と大・大・大狂喜!したのは…ほんの数秒。
よーくそのニュースを読んでみると、なんとDVDレコーダーとセットで限定販売、しかもその価格なんと18万??!!
天国の気分から一挙に地獄へ、でしたね。
もちろん気持ちは喜から大激怒!!(まさに大魔人のような)でした。
普通のDVD発売とは違い、このような東芝新作DVDレコーダーをハーロック仕様にして販売するというというとっても素晴らしい特別扱いでそれはそれで喜ばしいことなんだろうけど、本当に喜べるのは手に入れることが出来る人だけですよね?
確かに私はハーロック仕様じゃなくてもDVD-HDDレコーダーは欲しいと思っています。
いつかは購入したいと考えているものでしたが、このハーロック仕様にも心惹かれますが、それでもこの金額じゃ無理ですね。
そもそも、学生さん…で「宇宙海賊キャプテンハーロック」のDVD欲しいと思っている人がいるかどうかわかりませんが、そういう人なら大抵はまず無理な額だし、本放送の頃見ていた人たちは今社会人だと思いますが、子供がいたりなんだかんだで簡単に18万もの買い物がぽんと出来る人が多いとはあまり思えません。
勿論ぽんと出せる人もいっぱいいて恐らく869セットなんてすぐ完売してしまうだろうけど。
果たしてこの中に本当にDVDを今まで見たいと待ち願っていて入手できる人はどのくらいいるのでしょうか。
 何といっても許せないのは、そういう金を出せないことではなく、欲しい!と切望しているハーロックファンの心理を利用しているいけすかないそのやり方、その魂胆です。
余裕でお金を出せない人でも、頑張って無理して出す人だって少なくないかもしれません。
私の場合、欲しいのはあくまでもDVDレコーダーじゃなくて「宇宙海賊キャプテンハーロック」の作品なので、余計納得いかないというのがありますね。
いくらハーロック仕様のファンなら誰でも欲しいと思うDVDレコーダーでも、そのためのHPは決して作らないでしょうし。
しかも、なんとDVD単体で手に入れることが出来るのは来年の後半以降というではありませんか。
製品はもう出来ており、今年の12月には販売されるというのに。
HDDレコーダーとDVD-BOX、別々に販売してくれたらちょっと可愛げがあったような気がしますね。
企業の販売戦略としてはそれでは意味があまりないんだろうけど、とにかくハーロックがまたこんな利用されているのかと思うと単純に喜べないニュースでした。


対象ニュース:
番組関連−零士氏出演番組NHK「日本賞授賞式」について


COLUMN-No.4
●2003年11月30日(日)更新

「新鮮&ビックリだった意外な姿」

 先日NHK教育テレビで放送された「日本賞授賞式」見ました。
こういうものがあること自体、実は今まで知らなかったんですが、式にはなんと皇太子も出席していたり、オープニングにミュージカルがあったりして思ったより大掛かりな立派なセレモニーだったのでびっくりしました。
零士氏はいつ登場するのかなと思っていたら、WEB部門というところでプレゼンターというか、候補作品を紹介する役をされていましたね。
こういう格式のある場所では当たり前でしょうが、さすがに例のトレードマークのドクロの帽子はこの日は被られておらず、珍しい背広姿が見られました。
スピーチされているとき、やはりこういう場で結構緊張されていたようでしたが、場数を踏んでらっしゃるだけあって零士氏らしくしっかり紹介されていらっしゃったのはさすがだなぁと思いました。
それにしてもこういうトークショーじゃないような場所で背広姿で話される姿なんて私としては滅多に見たことのない光景だったので何だかおぉっという感じでしたね。
漫画家として紹介されて登場したのは零士氏だけでしたし、普通の普段着でトークショーやTVなどで話される姿が印象にある私としては、とても立派に見えました。
でも、 やはり零士氏は形式ばった場よりも気ままにトークされている方が零士氏らしいなぁ…。とも思いました。
ところで、零士氏が登場するとき、999(映画)の音楽と映像が流れたのは、ちょっとしたことなんですが何だか嬉しかったです。

 

 それからこの番組の話ではないけれど、先々週くらいの日曜の19:00ごろからテレビ朝日でやっていた「ベスト100」、見ました。
なんでも渋谷哲平氏のあの人は今のコーナーがあると知り、ついつい興味を惹かれビデオ録画しておいたのですが、まぁビックリ!です。
昔のいかにも甘いマスクのアイドル!という印象しかなかった私としては…。
随分変わられてしまったんですね。
今もう42歳なんですか。
なんでも劇団で芝居をされているということですが、すっかり”面白い人”になっちゃって、この人が渋谷哲平さんですと言われても、俄かには信じられなかったです。
しかし、昔のアイドル像をひきずっておらず、ご自分でも「こんなになっちゃってすみません。」といえるほど潔さもあって、味のある人になっていたのにはなんだか昔のアイドルやっていた頃の印象よりも遥かに好感持ててしまったのでした。
昔は「あの歌」のことがあったので正直あまりいい印象はなかったというのに…。
今の渋谷氏なら「あの歌」をスタジオで歌う姿を見たとしてもなんだか許せるような気がしてしまった(…のは私だけ?)
そういうことはともかく、顔色もつやつやしていてお元気そうで活躍されていたのは本当に何よりだったと思います。

 


対象ニュース:
番組関連−”零士氏出演番組BS「人気アニメ大集合・クイズ日本一は君だ!」について”


COLUMN-No.5
●2003年12月7日(日)更新

「思いがけなくも嬉しい出来事」

 NHKで今日の午後放送していて、新旧アニメからクイズが出題されデジタル放送の双方向で一般視聴者も参加できるという生番組。
多分999とかヤマトは出るのか出ないのか…?と思うくらいだったので、あまり期待していなかったんだけど、何気なく録画はしておいたんです。
しかし なんと!999どころかハーロックが映像を伴って出てきたのにはホントに驚きました。
こんなことなら、やはり前もって情報として取り上げておくべきだったかも〜!と反省。
しかも、松本零士氏自ら出題者として「ハーロック」と「999」から2問のため出演されていたのでした。
当然、その前には昔の「宇宙海賊キャプテンハーロック」の映像をこの番組内としては結構時間を割いて流してくれていたのは嬉しかったですねぇ。
でも何故か出題はハーロックじゃなくてトチローのことでしたが…。
問題は、トチローのマントの中には何が入っているか、でしたが、「銃、手袋、眼鏡、靴」の4つから選ぶというものでした。
正解は勿論眼鏡だったわけですが、それにしても予備ならせいぜい1、2個ならわかりますが、100個もそんな壊れやすいものを入れておくんですか…?と思わず突っ込みたくなってしまいました。
うーん…また一つ謎が増えてしまったような〜。
それから、思いもよらないことがもう一つ。
ゲストで出演していた水木一郎氏が、な、なんと「キャプテンハーロック」の歌を!
大抵水木氏がこういう場で歌うのは「マジンガーZ」とか「コンバトラーV」とかだと思いこれも全く期待していなかったので、ビックリ。
やはり昔歌われていた感じとは変わっていらっしゃいましたが、でも嬉しかったのは言うまでもありません。
しかもマントの衣装で2番も歌ってしまうという大サービス。勿論バックには昔のハーロックの映像がまたしても流れていました。
2時間番組とはいえ、数多くのアニメ作品の中からほんとうに一部の作品しか取り上げていなかったにも関わらず、今回これだけハーロックが取り上げられていたのは近年稀に見る破格の待遇だったのでは?
思わず、偉いぞ、NHK!と心の中で拍手を送ったのでした。
もし再放送などされることがあったら、今回見逃された方はご覧になってみては?