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■ 2月2日(日)

 
 都内の私立中学の入試が昨日から始まった。娘の友だちも試験を受けている。雪が降らなくて本当によかったよ。みんな志望校に合格できますように!

 スペ−スシャトル『コロンビア』が空中分解してしまった。乗組員の生存は絶望。
スペ−スシャトル『チャレンジャ−』の事故は、その後の私の人生観を変えるほどの衝撃だったのを思い出した。

 本屋で「かいけつゾロリが欲しい」と言う子どもに、母親が「ゾロリなんてくだらない本読むんじゃありません」と言っていた。いつも行く図書館でも、「ゾロリを出しておくと、子どもたちがそればかり読むので棚には出しておかない」という話を聞いたこともある。なんで?
小学2〜4年の男の子でゾロリに嵌る子は多い。でもゾロリは嫌いっていう親も多い。親の好みもわかるけど、子どもが読みたいっていう本を「読んじゃダメ」というのはちょっとかわいそうだと思う。成人向けの本を読みたい、っていうのなら反対もするけど、普通に児童書として売られている本なんだから、読ませてあげたらいいのに。まぁね、自分が気に入らない本にお金をだすのが嫌、っていうのはわかるので、その場合は図書館で借りて読めばいいんだし。シリ−ズったって30冊程度なんだもの、全部読んだら気が済むでしょう。
 うちの3年生の息子は普段はゲ−ムばかりやっていて読むのもマンガや攻略本ばかり。でも、去年ゾロリに嵌ってかなり読んだ。気が付けば17冊も家にある状態。でも、ゾロリだけでなく、ハリ−ポッタ−シリ−ズは4巻まで全部読んだし、今年は「指輪物語」にもチャレンジした。(もっともこれはすぐに挫折したけど/笑)子どもっておもしろければ読むんだと思う。これは読んでいいけど、これは読んじゃいけない、って親が制限すると本を読みたいって気持ちが萎んでしまうし本嫌いになってしまうかもしれない。夢中で読んで「あぁ面白かった!」ってペ−ジを閉じて、幸せな気持ちになれるのならいいじゃない、ゾロリだって。
なんで、私が「かいけつゾロリ」をこんなに弁護してるんだろう(笑)

 もうすぐ読み終わりそうなんだけど、読んでしまうのが惜しくてちびちび読んでいる『黄色い目の魚』(佐藤多佳子/新潮社)。もうすごく好き!
この本を読んでいて思った、時間は通り過ぎていくのではなく、積み重なっていくのだと。中学生だった自分も高校生だった自分も、今でも自分の中にいて、16歳の私が共感したり慰められたりしている。そんな感覚だった。あちこちのことばに気持ちがリアルに反応していた。それは子どもがふたりいる大人の私ではなく、確かにいた10代の私なんだよね。まるで本の16ペ−ジを開くように、16歳の自分の気持ちにすぐに戻れてしまうような気がした。本当に鳥肌がたつほどぐいぐい入ってきてしまう本だ。あと数ペ−ジで終わっちゃうのが寂しいよ。


 2月4日(火)
 
 娘のクラスメイトが昨日亡くなった。まだ12歳。白血病だったそうだ。生まれつき心臓が弱く入学前にも手術をしていて、入学後もその治療のために、時々入院していたりしたので、今回もそのための入院かと思っていた。まさか亡くなるなんて・・・。男の子なので一緒に遊んだりしたことはないけど、顔と名前が一致する数少ない子のひとりだったのに。もうすぐ卒業だったのに。学校からのお便りを見て、びっくりして呆然としてしまった。
たった一人の子どもを亡くした親御さんの心中を思うと胸が痛い。S君のご冥福を心からお祈りします。


 ■2月12日(水

 夫に留守番をまかせ、母と子供達と私4人での2泊3日の旅は終わった。本当に楽しかった。
 1泊めの羽田泊はなくても良かったような気もするけど、飛行機の時間(7時出発)を考えたら仕方ないか(笑)家は田舎だから、始発に乗っても間に合わないかもしれないものね。

 ハウステンボスは3回目。以前福岡に住んでいた時に2回行ったことがあったが、息子がまだ3歳にもなっていなかったので全然覚えていなくて、「行ったことがあるんだよ」と言われても「ボク覚えてないもん」と拗ねていたのだ。今回はばっちり記憶に残ったことだろう。
 お天気にもまあまあ恵まれた(2日目は雨が少々降ったけど)。ハウステンボス内のホテルに宿泊だったので、夜の花火とレ−ザ−光線のショ−もばっちり楽しんだ。散々歩き回ったので夜には足が上がらなかったくらい(笑)
 帰りは福岡空港に各自集合だったので、お昼過ぎにハウステンボスを出て福岡へ行った。あまり時間がなくゆっくりはできなかったが、住んでいたころによく遊びに行った百道浜や福岡ド−ムなどを見て回った。懐かしい風景もあり、変わってしまった風景ありでとても不思議な感じだった。福岡にいた頃のことを全然覚えていない息子も、なんとなく覚えているような気がする娘も感慨深げな様子。たった2年しか住めなかったけど、福岡は大好きな街だった。いつか歳をとったら福岡に住みたいな。
 
 帰りは8時50分福岡発。しかも天候のせいか飛行機が遅れてしまって、西武線の終電に乗れるか危うい感じになってしまった。あせったあせった。でも、なんとか滑り込むことができて無事家に帰り着いたのが午前1時!
子どもたちは眠くてつらそうだったけど、今日はなんとか学校に行った。学校で寝てないかちょっと心配だ。
本当に楽しい旅行だった。快く送り出してくれた夫に感謝してます!


 2月13日(木)

 2月10日は創立記念日で学校がお休みだったせいか、旅行した家もあったようで、おみやげを貰ったりあげたりと忙しい娘だ。おまけに14日のバレンタインディには「友チョコ」(お友だち同士でチョコレ−トを交換しあうらしい)をあげるとかで、夜になってからキッチンでなにやらごそごそやっていた。「友チョコ」はともかく「本命」はいないのか???そのあたりは謎。

 久しぶりに出勤したらミスの連発。休みボケかな。またあの上司に怒られちゃったよ。おまけに私のミスじゃないことまで怒られちゃった。反論したけど。


2月14日(金)

 バレンタインディ。私にはあまり関係ないような(笑)

 トップペ−ジや掲示板などちょこっとマイナ−チャンジ。まぁ私がどこをどういじっても、ス−パ−で買うバレンタインチョコのようなものだなと思う。要するに見た目をなんとかそれらしく包装して、見た目に工夫しようとするけど、しょせん中身は安物でしかない、って感じ?内容でも見た目でも勝負にならない(笑)

 最近全然本が読めない。読みたい本がない。どうしちゃったんだろう。
『七王国の玉座』を図書館から借りて読み始めたのに、全然進まないまま返却日が迫っているし。

 明日はいよいよ『ロ−ド・オブ・ザ・リング/二つの塔』の先行ロ−ドショ−・レイトショ−がある。いいな、観に行きたいな〜。残念ながら予定があって行けないんだけど。明日見る人もいっぱいいるんだよな〜〜。
私は来週行く予定。早く観たい!


■2月16日(日)

昨日『ロ−ド・オブ・ザ・リング /二つの塔』の先行ロ−ドショ−を観た人はたくさんいるんだろうな。観たかったな。22日には絶対行くぞ!

 最近涙腺がもろくなっているようだ。昨日の塾の保護者会でも、子供達が書いた作文を先生が読み上げるのを聞いていてジワッときてしまった。受験の数だけドラマがあってそれぞれに泣いたり笑ったりしたんだろうなと思ったらこみ上げてきてしまったのだ。
家では『流れ星におねがい』(森絵都/童心社)を読んでうるうるしてしまうし。哀しい本なんかじゃなくて、ほのぼのできる本なのに。どうも「頑張っている子供」がキ−になっているようだ。先日娘の同級生が亡くなったのが影響しているのだろうか。


■2月17日(月)

 他人に対してちょっとしたことですぐに「ばかやろ-」とか「てめぇ」という人と仕事をするのは本当に疲れる。こっちは窓口で失礼な客にも丁重に笑顔で応対しているというのに、なんでミスもしていないのに内部の人間に「おまえはばかか?」なんて言われなきゃいけないんだろう。全く人格が壊れているとしか言いようがないよ。

 やっと雛人形を飾った。去年はのばしのばしして気が付いたら雛祭りが終わってしまっていたので、2年ぶりにお雛様とのご対面。内裏雛しかないくせに、天袋にしまってあるせいで、毎年出すのがめんどくさくて。7段飾りの人は出すのも片付けるのも大変だろうな。
雛人形を見ると梨木香歩の『りかさん』を思い出す。うちの雛人形はきっと「うちの人ときたら暗い箱に閉じ込めっぱなしでひどいのよ」なんて話すことだろうな。おまけに男雛の杓は見あたらないし冠は壊れかけているし。女雛の扇も・・・・(^_^; おひなさま、ごめんなさいね!

 病院で花粉症の薬をもらう。幸い今年はまだ症状がほとんど出ていない。夏から飲みつづけた紫蘇ジュ−ス、紫蘇エキスが効いているのかな。もちろん外に出るときにはマスク・眼鏡は必需品!でも、まだ花粉用の眼鏡は登場していない。(アレにマスクだとかなり恥ずかしい)
いつも症状が重くなってから慌てて病院に行っていたが、今年は早めに薬をもらったので軽くすむといいんだけど。
以前某さんに「スクワットをやると鼻詰まりが治る」と教わったので、スクワットもやってます。効き目は・・・・??

■2月21日(金)

 1月はお休みさせてもらったので、2ヶ月ぶりに朝の読み聞かせに行く。担当は息子のクラス。なのに息子は熱が出て欠席だ。子供が休んでいるのに親が学校に行くというのはなんとなく変な感じ。
今日読んだのは『にんきもののひけつ』『にんきもののねがい』。知ってる〜って子が多かったけど、他の本は用意してなかった為この2冊を読んだ。でもちゃんと聞いてくれてちゃんとうけてくれた。

 明日は『ロ−ド・オブ・ザ・リング/二つの塔』の初日。絶対観に行くつもりでいたのに、息子がビミョ−な状態。熱は微熱に下がっているし食欲もある、後は鼻詰まりがどうにかなれば行けるかな〜?でも無理するわけにはいかないよね。思えば去年『ロ−ド・オブ・ザ・リング/旅の仲間』に行った時には映画館で娘が熱を出してしまい大変だったっけ。子どもたちは「指輪に呪われているのかも?来年第3部の時にはママが熱をだすよ、きっと」などど言っている。自分のことだったら多少具合が悪くても行っちゃうけど、子どもが具合が悪いっていうのは一番出かけづらい状態だ。途中で帰ることになるのは嫌だもの。

 2月はあまり本を買わなかった。買わないだけでなく読めてもいない。現在読み中なのが『七王国の玉座』(ジョ−ジ・R・R・マ−ティン/早川書房)。まだ上巻の半分ほどだ。一体いつから読んでいるんだかわからなくなってしまうくらい、全然進まない。最近ずっと日本のものを読んでいたせいか、カタカナの名前が頭に入ってこなくて「これって誰だっけ?」と前に戻るの繰り返し。図書館の返却期限がきてしまっているのだけど、館内整理でお休みになっているのをいいことにまだ返さずにいる。2月中に読み終わらないとなぁ。


■2月23日(日)

 待ちに待った『二つの塔』を息子とふたりで観に行く。息子が一緒なので吹き替え版だ。10時からの回だったが満席だ。幸い真中あたりのいい席に座れたけど。(早く行ったからね)

 映画は!いきなり「ああ第二部なんだな」と思う。前作を観ていない人には全然わからないだろうな。個人的にはサムとスメアゴルに萌える。思っていた以上にスメアゴル(ゴラム)が愛らしい。原作を読んだ時からスメアゴルが気に入っていたが、ますますファンになった。息子が「ゴラムってハリポタのトビ−とスタ−ウォ−ズのヨ−ダの中間の顔」っていうが、確かに似てるような・・違うような・・・
笑ってしまったのが、レゴラスが馬に飛び乗る(?)シ−ンとスケボ−もどきのシ−ン。後はギムリの「投げてくれ」。このコンビはお笑い担当か?
まだまだ思うところはあるんだけど、やはり吹き替えだと感じが出ない。本物の声じゃないと。また近いうちに字幕版を観に行くつもりだ。

 それにしても吹き替えのせいか子供がすごく多かった。長い映画なので途中でトイレに立つ人が多くて気が散ってしまった。それと隣に座ったおじさんがやたらと臭い。たぶん整髪料かなにかの臭いなんだろうけど、気持ち悪くなってくるほど臭っていた。映画とは関係ないけどちょっと不愉快で映画に集中できなかった。


 ■2月25日(火)

 お給料日で忙しい一日。喋りっぱなしのせいか、花粉のせいか咽喉が痛い・・・

 『七王国の玉座』は下巻の数ペ−ジまで読んだところで諦めることにした。返却期限が過ぎてしまっている上、次の人が待っていると図書館から電話を貰ってしまったのだ。本当に残念だが、どうにもサクサク読めなくてこのまま手元に置いていてもいつ読み終われるかわからない。いったん返却してまた予約しておこう。
『七王国の玉座』がなかなか読めなかったのは『指輪物語』が気になっているせいだ。先日映画を見て気になる場面がたくさんあったので、もう一度再読して確認したくてうずうずしている。こんな状態じゃ他の本を読んでも頭にははいらないものね。
明日は仕事がお休みでしかもレディ−スディなので『二つの塔』の字幕版を観に行くつもり。自分の中で消化しきれていない場面がたくさんあったので何回か見ないとね。