HOME  ■BBS ■8月前半

 ■ 8月31日(土)

 今日で8月も終わり。夏休みももう終わる。
 日中は日差しが強く、夏の名残を感じる天気だったが、風は秋の気配を濃厚に漂わせていた。季節は移り変わろうとしている。

 『世界の終りとハ−ドボイルド・ワンダ−ランド』(村上春樹/新潮文庫)読了。実は村上春樹の本は初めて読む。何人かに絶対読んだ方がいい、と言われながらもなんとなく手が出ないでいた作家だったが、読んでみたらすごく気に入った。村上春樹デビュ−にこの本を選んだのは、題名が好きだから。どうも「○○の終わり」という言葉に弱いようだ。続けて他の本も読んでみようと思い、友だちに『羊をめぐる冒険』も借りた。
 
 『王国 その1 アンドロメダ・ハイツ』(よしもとばなな/新潮社)を読む。よしもとばななを読むとなんとなく背筋を伸ばしてしっかり生きていこう、と思う。世界の片隅で目立たない存在であってもいいんだ、と。名前を吉本ばななからよしもとばななに改名しても、根底に流れるよしもとばなならしい部分は変わっていない。私にとっては気持ちのどこかにストンとはまる本だった。でも、読み手を選ぶ本かもしれない。

 ■ 8月28日(水)

 息子と映画を観に行く。またもやSWEP2(笑)とうとう4回目の私。でも、息子がどうしても観たいというから仕方がない(言い訳)。前回チェックできなかった部分は今日もダメだった。う〜〜ん、どうも中心の人物や字幕に気を取られてしまって、背景や周囲の様子を観ることができないんだよなぁ。でも、もうさすがにもう映画館では観なくてもいいかな?

 ■ 8月26日(月)

  箱根は幸い天気にも恵まれて楽しめた。「箱根ガラスの森」では、「香りの美学」と題した香水瓶の展示を見た。古い由緒ありげな香水瓶やマリ−アントワネット、クレオパトラなどが愛用していた(であろう)香水の香りにただただうっとり。家族の中で私が一番楽しんでいたんじゃないかな?
子供たちはガラスビ−ズを溶かして作る、キ−ホルダ−やペンダントを作って満足げ。去年もここでキ−ホルダ−を作ったのが楽しかったらしく、「絶対またガラスの森に行きたい!」というのが子供達の一番の希望だったのだ。

 翌日は「星の王子さまミュ−ジアム」へ。午後には夫と娘が帰るので、午前だけしか時間がなかったが、十分すぎるほどの規模だった(笑)。結構高い入場料を払ったわりには「え?これだけ・・・?」と思ってしまった。「星の王子さま」が大好きな人ならきっともっと楽しめたんだろうけど。
で、そこで買ってしまったのが、万華鏡。3300円也。家族みんなにあきれられたが、一目ぼれしたしまったのだ。覗いていると時間を忘れてしまいそうなくらい美しい。(でも、ずっと見ているとクラクラしてくる/笑)

 ■ 8月23日(金)

 涼しいを通り越して肌寒くさえ感じる雨の1日。秋田では息子が滞在していた2週間ずっとこんな天気だったらしい。息子が雨と寒さを連れて帰ってきたのかな?

 明日から箱根へ行く予定になっている。去年も行った会社の保養施設だ。母と息子と私の3人は2泊3日。夫と娘は1泊2日(月曜日は仕事&塾がある)で帰ることになっている。全員1泊で帰らず、娘と夫だけ先に帰るっていうのがなんとも我が家らしい気がする。
せっかくの旅行なのに、天気が悪そうなのでちょっと残念。曇りでもいいから雨は降らないでほしいなぁ。

 ■ 8月22日(木)

 息子(&母)が帰ってきた。15日ぶりに会う息子はちょっと大きくなっていたようだ。家の中も急ににぎやかになった。子供が二人になると五月蝿さは2倍でなく何倍にもなるのは不思議。子供の五月蝿さに加え、母のお小言も煩い(笑)また日常生活が戻ってきた感じ。夏休みも終わりに近づいたことを実感する。

 夏休みの宿題をやらせるのがこんなに大変だなんて去年までは思ったことがなかったのに、今年は完全週休二日になったせいか夏休みの宿題がかなり増えた。一行日記、貯金箱や習字など公的機関で作品募集しているもののなかから作品をひとつ、一学期にやった漢字と計算のドリルをもう一度やり返す、植物か昆虫の観察を2枚(3年生だけ)など。去年までは提出しなければいけないものは観察記録と読んだ本の記録くらいだったのに!特にドリルがつらい。(やらせるのが大変)。6年生の娘は塾の宿題だけで手一杯でなかなか学校の宿題までできないし、息子は「明日やる」っていうばかり。明日っていつのこと?あと1週間で2学期だというのに大丈夫なのか?っていうか宿題多すぎ!(去年に比べて)

 ■ 8月21日(水)

  先日の台風が夏を吹き飛ばしてしまったのだろうか。風が秋めいている。晴れていても暑くないし、夜風など寒いくらいだ。暑くて熱くてギラギラ照り付ける太陽にジリジリ肌を焼かれるような夏が大好きなので、こんな秋のような風が吹くと寂しくて仕方がない。次の夏までまた1年待たなくてはいけないんだね。

 今日の予定だった息子(&母)の帰宅が明日になった。もう2週間すぎたのに帰って来る気はあるのだろうか?>息子。まだ3年生なのに、親がいなくても全然平気な子なんだもの、寂しいよなぁ。でも、おかげで娘の小学生最後の夏休みにふたりであちこち出かけることができた。ささやかな思い出がたくさん出来たことがうれしい。9月からは土曜日も日曜日も塾があるので、一緒に出かけることができなくなりそうだから。
 娘とふたりだけですごす最後の日なので、映画を観に行った。またまた『スタ−ウォ−ズ エピソ−ド2 クロ−ンの攻撃』。私は3回目。先日いろいろ見所(?)を聞いたので、その部分を確認しようと思っていたのに全然わからなかった(泣)残念だ〜。
映画の後はゲ−ムセンタ−でプリクラを撮ったり、「太鼓の達人」をやったりした。そしてお昼を食べて買い物をして・・・・お互い思いっきり自由な時間を楽しんだのだった。明日息子(&母)が帰ってきたらこんな風にふたりだけでは楽しめなくなってしまうものね。
 

 ■ 8月19日(月)

 台風が接近していて、雨が降っている割には来客が多い。いつも思うのだけど、期限がある支払いや、預金の払い出しなら、天気に関係なく必要なんだろうなと納得できるのだけど、何故こんな日に大量の硬貨の入金や住所変更などに来るんだろう?いや、人それぞれ事情はあるんだろうけどさ。

 土曜日は午前中から大江戸さんと会っておしゃべり。途中からまこりんさんとニムさんも合流して楽しい時間をすごした。めったにない、帰宅時間を気にしなくていい日だったので、途中で時計を見ることもなく、心行くまで楽しんだ。
いくつか、自分にとっての課題などを発見。人と話すことで初めて見えてくることもあるんだなと思う。

 土曜日にお貸ししていた『デルフィニア戦記』が返ってきた。絶対手を出すのはやめよう、と、硬く決心して持って帰ったはずなのに、気が付いたらデルフィニアの罠にはまっていた。私にとってデル戦はポテトチップスのようなものである。ちょっとだけ、ちょっとだけとつまんでいるうち、いつのまにか一袋食べてしまっていた、というように、1冊だけ、なんて思っていても気が付くと次から次へと読んでしまっているのだ。昨日の日曜日はずっとデル戦を読んでいた。今日も帰宅後は何冊か読んでいる。積読本だってたくさんあるのになあ。