安房峠道路 開通は平成9年12月で、2つあるトンネルのうち安房トンネルは全長4370mの対面通行・制限速度70kmの高規格道路で将来には中部縦貫自動車道と言う高速道路になる。 安房トンネル開通前は国道158号線安房峠のルートしかなく、幅員も狭めでカーブや勾配もきつく難所中の難所で、おまけに11月中旬から4月中旬まで積雪による冬季閉鎖になってしまい、松本−高山間の交通が寸断されてしまう状況で、早くからトンネルの開通を熱望されていた場所であった。 だが、いざ工事をはじめてみるが、活火山の焼岳から直線距離で3kmしかなく、火山性ガスとの戦いでかなりの難工事になった。 この安房峠道路の開通で安房峠の通年通行が可能になったおかげで、高山−松本間の時間短縮が実現し、通年運行の路線バスも運行開始、冬季閉鎖から解放され経済交流も活発化している。 ちなみに左の画像は長野県上高地側の出入口、右は岐阜県平湯側の出入口兼料金所で、中部縦貫道開通の際には、上高地IC・平湯ICになり、長野県松本市−岐阜県白鳥町の高速道路の一部になる。 通行料金は¥750−(普通車)ハイウェイカードは使用可能ですが、クレジットカードの使用は出来ません。 125CC以下のバイク・自転車・徒歩・での通行はできないので、路線バスorタクシーをご利用下さい。 国道158号線安房峠に関しては相変わらず冬季閉鎖の状況は変わりませんが通行は可能で、こちらは125CC以下のバイク・自転車・徒歩の通行は可能です。
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