湖北の観音菩薩

江州伊香三十三所三十一番札所戸岩寺の魚藍観音菩薩

 修復前          修復後

(奥びわ湖観光連盟パンフレット写真)                (奥びわ湖観光連盟パンフレット写真) 

世代山戸岩寺は奈良時代の僧行基が開き、その後僧院が衰退朽ち果てた頃、比叡山の最澄が再興した。以来弘法大師が魚藍観音を祀ったと伝えられる。

魚藍観音は、観音の三十三化身の一つで、魚篭を持ったり大魚に乗ったりした観音で、観音経の信者に嫁いだ魚商の美女が実は観音の化身であったという説話にもとづく観音である。

この魚藍観音は冠が無くなり、目が半眼に変わり、左右の腕の形と持ち物が全く変わっている。これがもとのお姿であるとのことで、最近になって修復された。上半身裸形の観音菩薩は数少ないとか。平安中期の作

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