熊の胆(くまのい)
熊の胆嚢(たんのう)。肝臓から分泌する胆汁を消化時に十二指腸に注ぐまで一時蓄える袋。 製法は、熊の胆嚢を陰干ししながら時間をかけて乾燥させ、これを徐々に延ばし数ミリ厚程度の板状にした上切断、米粒大の錠剤とする。 豊作の秋タップリと栄養を蓄え冬眠した熊から採集すると特に良質の「熊の胆」となる。 苦味なるも、内臓関係の万病に効能大、瀕死の犬・猫等の動物は一粒で生きかえる。 熊一頭の肉は十万円の価値なるも、胆嚢は三十万円、良質の胆嚢は百万円の価値あり。 (この項・物知りの方からの話題) 作り方
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