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おもしろ言い伝え切り抜き帖

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言い伝えの約半数は、滅びる、貧乏する、病気する、凶作になる、幽霊が出る等、超自然的法則により制裁が加えられると信じられている習俗で、残りの約半数が、この逆の関係にある善果につながる習俗です

これらは原始宗教あるいは、未開社会の習俗につながるようですが、中には後代に考案あるいは、編み出されたとも考えられる真におもしろい言い伝えがあります


 

植物の言い伝え(参考ページ・佐賀市佐賀植物友の会)

 

言 い 伝 え

麻の蚊帳の中にいると雷が落ちない(各地)
イチヨウは植物の格が高いので神社に植える(三田川町)
梅の花が下向きに咲くと春寒の前兆(小城町、三養基郡、佐賀市)
柿とカニは食い合わせ(小城町)
カンアオイは秦の始皇帝の命を受けやって来た徐福が佐賀市金立山で探し出した不老不死の薬草はカンアオイ(佐賀市、佐賀郡)
クチナシの果肉をスネに塗ると足が速くなる(鹿島市)
生ゴボウの汁を飲むと流行病にかからない(小城町)
サルスベリの幹をなでると木が笑って動く(各地)
菖蒲湯に入ると病にかからない(武雄市、大和町)
菖蒲の葉で鉢巻きすると頭痛が止まる(多久市、大和町)
菖蒲を屋根にさせば火災をまぬがれる(多久市)
舌の色がなくなったとき、チドメグサの葉でなでると色がもどる(佐賀郡富士町)
茶柱が立てば縁起がよい。人に言わないで黙って飲み込むと良いことがある(佐賀郡大和町、小城郡小城町)
ねぎを食べると頭が良くなる(佐賀市、武雄市)
ハゼノキにかみついて登るとハゼマケしない(大和町)
ミョウガを食べると物忘れする(武雄市、小城町)

 

言い伝えとことわざ(参考ページ・北海道熊石町役場)

 

言 い 伝 え

青ジソ(九十九枚)と氷砂糖を焼酎(三十五度)一升に入れ、漬けたものを飲む
咳止めになる。
足がしびれたときは眉毛に唾をつける
しびれた時のおまじない。眉唾でなおるかな
イカと梅干し、イカの刺身と梅酢は食べるな
食い合わせが悪い。腹が病むと薬がないと言われている
イボが出来たら蛇の皮(抜け殻)をつけるとなおる
大イカの骨をすりつぶしてつけると切り傷の出血が止まる
カボチャけっこ喰うと風邪ひかね
「カボチャけっこ」はカボチャ粥のこと、カボチャはビタミンAを豊富に含む
下痢続きの時は殿粉を飲むと治る
ザルをかぶると背が延びなくなる
産人(妊娠中の人)は絶対に体を冷やすな
産人(妊娠中の人)は粗食の方がよい
母乳が良く出るという。ほんとでしょうか。
塩を煎(い)って袋にいれ首に捲く
咳止めになる。
焼酎で患部を冷やす
風邪、喘息、喉の痛みなどにきく
大根の葉を陰干しして、それを米のとぎ汁でゆで、その汁であらう。
痔の治療法
タンポポの花を焼酎にいれて飲む
咳止めになる。
長葱(ねぎ)を焼いて喉に巻くと咳が止まる
風邪の治療法。
乳歯の上が抜けたら縁の下に投げ、下が抜けたら屋根の上に投げる
丈夫な永久歯になるようにというまじない。 縁の下は、流し尻とも言う。
妊娠中はエプロンにものを入れて手を隠して歩くな
手くせの悪い子が生まれるという。
妊婦は横座りするな
横座りすると逆さ子が生まれる
ノナのトゲは刺さっても身になる
「ノナ」はムラサキウニのこと。ほおってお いても大事にはならない
半ぬかを煎って布で包み温める
痔の治療法
馬糞を踏むと背が延びる
マンマ食って横になればベゴになる
枕元に金物を置いて寝ると金縛りに合わない
水飴に大根を入れてそのエキスを飲む
風邪、喘息、喉の痛みなどにきく
むこうずねにタンポポを塗ると足が早くなる
筋肉疲労にきくという
麦粉を酢で練り合わせネルまたはガーゼにのばして患部にぬる
打ち身捻挫などの治療法。
桃の葉を煎じた液で患部を洗う
汗もを治す。
茂草の煙でふかす
痔の治療法。
宵越しのお茶は飲むな
もったいないからと言って飲まないこと。いろんな雑菌が一晩で増えている
飯茶碗にご飯粒がつかなければ良く晴れる
 空気中の湿度の関係によると思われる
鳥の水浴びは雨となる
 鳥が水浴びをすれば、日和が変わり天気が崩れる。
夜に口笛を吹くと風が出て沖が時化る
五円玉を両手に張り付けると船酔にきく
良い止めのまじない。 昔は五銭玉を死線(四銭)を越えると云って大事に持って歩いたと云われる。そういう名残でしょうか
みみずにおしっこをかけるとチンチンが腫れる
みみずは畑に酸素を供給する上で貴重な生物 大事にしないと罰が当たる。
ニシン漁の忌み言葉
ニシン漁の時期に言ってはならない言葉が七つあった。鹿は角あるもの、鰯はこまもの、鯨はえみす、鱒はなつもの、蛇はながいもの、狐はいなり、ひぐまは山の人、山おやじ、これをうっかり言うと男女の区別なく罰せられた。
漁の時の弁当に味噌は使うな
漁にミソがつくようでは困ります

    

釣りにまつわるハワイの言い伝え(参考ページ・ハワイ観光局)

 

古代ハワイから漁師の家ではこんな言い伝えが残されてきました。漁師の妻や子供たちの 立ち振るまいは魚たちにお見通しで、決め事を守らないと魚が逃げてしまうと言われていました。

言 い 伝 え

女はいついかなるときでも漁師の道具に触れてはならない。
女は釣り用のカヌーに近寄ってはならない。
漁師が身支度を整え、漁に出ようとしているとき、漁師の妻はどこへ行くのかをたずねたり、 漁に出ることを口に出して言ってはならない。漁師が唯一行き先を告げるとすれば「山へ出かける」 と言うこと。漁師の家で交される会話は魚たちに聞こえているかもしれないからだ。
漁師が漁にでかけている間、家に残された家族たちは厳しい掟のもとに生活すること。 ケンカをしたり、大声で話したり、汚い言葉を使ったり、大きな音のする遊びもしてはならない
大声を出せば魚は漁師の釣餌から逃げるだろう。大きな音をたてて遊んでいると魚はビックリ して泳ぎ去ってしまうだろう。
漁師の妻が夫の不在中に不貞を働いたなら、夫にはすぐにそれがわかるようになっている。 釣針が折れたり、捕まえた魚が水から上げる前に逃げてしまったりしたら、それがその印である。
漁師が釣餌を家に忘れてきてしまっても、家族はどんなに飢えていてもそれを食べてはならない。
漁師は漁に出るときにバナナを持ってきてはならない。バナナはカヌー内に持ち込んでもならない。 バナナは漁に悪運をもたらすからだ
漁の間、漁師たちは口に出して「魚が来た」と言ってはならない。魚たちに聞こえて、 逃げられるかもしれないからだ。

 

言い伝え(参考ページ・下田市立浜崎小学校)

 

言 い 伝 え

ぬいだ服を、ぬぎっぱなしにすると、へびになる。
げじげじに、頭を、なめられるとハゲになる
朝方の、夢は、本当に起きる。(まさゆめ)
熱が出たとき、梅干しを、くわえてよだれを、たらすと熱が、さがる。
赤ちゃんを、生む人が、トイレの掃除をすると、かわいい子が、生まれる
船に、女の人を、乗せると魚が、つれない。
りょうしは、船にすっぱい物を、入れるとすもどりといって、魚がつれない
緊張したとき、せんめんきに水を、いれて10秒顔をつけると緊張しない

 

長浜の言い伝え(参考ページ・滋賀県長浜小学校)

 

言 い 伝 え

土瓶にひもをくくりつけるとさがしものが見つかる(虎姫町内)
蛇が木に登ると雨が降る(列見町・相撲町)
目に小さなゴミが入ったとき、手でこすらずに、その反対のほっぺたを下の内側から何回かなめ、ゴミが入った目を自分で吹くと出る(伊吹町大清水)
目いぼができたら、稲茎を三角に結んだまねをして火鉢にくべると治る(伊吹町大清水)
カヤの実(9月20日頃収穫)を食べると中風が治る(伊吹町大清水)
額の大きい女の子は屋敷の広いところに行ける(神照町)
箒(ほうき)を枕にして寝ると悪酔いが治る(列見町)
蛇のぬけがら(完全なもの)をタンスに入れておくと財産が増える(末広町)
結納日か晴天なら、結婚日も晴天である(祇園町)
ふろしきを洗うと雨が降る(三ツ矢町)

 

お金の貯まる言い伝え(参考ページ・兵庫県福崎東中学校)

 

言 い 伝 え

カラスウリの種を財布に入れておくと金がたまる
(カラスウリの種が財福を司る大黒様に似ていることから)
コオロギを見ると金銭に恵まれる(朝鮮)
セキレイがつがう場所には財宝がある
ヘビの抜け殻や皮を財布に入れておくと金運勝負運がつく
ツバメが家の中に巣を作ったら金持ちになる(ツバメは吉兆をもたらす鳥)
緑色の服をよく着るは人金持ちになれる(ヨーロッパ)
クリスマスと元旦の早朝小銭を入れた水で顔を洗うと一年間金に不自由しない(ロシア)
手掌に丸いくぼみがあると金持ちになる(インド)
鼻先が歪んでいる人は金持ちになる(インド)
首の周囲にホクロがあれば金がたまる
(お金の貯まる顔)  ゆがんだ鼻  耳たぶが大きい  歯並びがよい 
(お金の貯まらない顔)  きれぎれの眉  薄い唇 が大きい  小さい口すきっ歯  舌が大きい  手の指が太い