以前、スポーツ選手は「髪の長い人を選ぶ」 というのが話題になりましたよんね。 マラソンは、ショートヘアの方が、良い、という意見がありました。 そんなことはありません。 シドニーオリンピックのマラソンでは、 高橋尚子選手金メダル、シモンさん銀メダル。 シモンさんは、ポニーテールでした。 髪をほとくと、セミロングか、胸の辺りまで、ありそうです。 ロングヘアと関係ないけど、 テレビで、高橋さんが、シモンさんに追い抜かれるか、 はらはらしました。[2008/04/23 21:05:00]
そうですね。最近、女子マラソンや駅伝を観戦していると、日本でもおしゃれなロング ヘアの女子選手が一挙に増えていて、驚きました。 キャサリンさんがおっしゃっている、マラソンなどの競技は短髪のほうが望ましいとい う発言は、確かに私が以前したのですが、むろん、私の個人的見解からではなく、あく までも生理上の問題から発したものです。 体温が上昇し、多量に発汗する競技では、ロングヘアよりもショートヘアのほうが 選手の体調を考慮すれば、適しているという極めて単純な理由によります。 かっての中国女子マラソン界の精鋭を集めた馬軍団では、上記の理由のほかに、汗に濡 れた髪が乾くとまるで針のようになり、身体に危険を及ぼすから女子選手全員に短髪に するよう監督が指示したと聞いています。 当初、その指示に従わなかった女子選手もいたそうですが、練習中、髪が眼に入るなど の事故を経験したせいか、結局、選手全員がベリーショートにしたそうです。 有森選手も選手時代はそうした理由から自発的にベリーショートにしていらっしゃいま したが、引退後は念願のロングヘアを楽しんでいらっしゃるようですね。 もちろん、発汗量は著しく個人差がありますし、女子マラソン選手のなかにもロングヘ アにしたい方もいらっしゃるでしょうから、監督が選手側の意向を無視して一方的に特 定の髪型にしてしまうのはあまりにも軽率な判断だと思います。 現在のロングヘアの女子選手をよく見ますと、シャギーなどかなりすきを入れていらっ しゃる方が多いようですね。 確かにロングヘアでもシャギーが入っていれば、それだけ生理上の負担も軽減すると思 います。 ロングヘアにしたいけれども、選手として機能面で気になるという方には、 シャギー入りのロングヘアが最適かもしれませんね。 それにしても、おしゃれで奇麗な女子選手が増えましたね。 髪ばかりでなく、日焼け対策などスキンケアにも気を使っていて、一昔前の日焼けして ベリーショートでいかにも運動選手といった風貌の選手にお目にかかるほうが珍しい位 です。 競技や練習から離れれば、ごく普通の女性だろうなと想像できる出で立ちの選手を見る と、個人的には親しみを感じます。[2008/04/24 13:32:56]
以前にロングヘアの有名人で紹介したことのある、大林素子さん、バレーボールは マラソンほどハードではない(実際やるとかなりハードだと思いますが)と見えて、 外国選手は、結構ロングヘアやセミロングにしている方をかなり見かけました。 大林素子さんも現役時代はセミロングだったと思います。引退されて、かなりロング (といっても、アンダーバストをやや越えたくらいですが)にされていますね。 日本のスポーツ界では、現役引退後に伸ばす方が多いようです。[2008/04/24 16:30:01]
各競技のトップを極めた女子選手でも、現役時代に髪を伸ばしている人はいくらでもいますよ(URL)。 炎天下で激しく動くプロテニスでも、ロングヘアのトップ選手は多いですから、 ショートヘアの方が競技のためには望ましいとはとても思えませんけど。 そういえば、以前ロングヘア有名人として紹介したレーシングドライバーのダニカ・パトリックは、 今年4/20のインディ・ジャパンで並み居る男子選手を抑えて優勝しています。 確かに日本の女子選手で髪を伸ばしている人はシャギーを入れている人が目立ちますが、 それは単に日本ではその髪型が流行しているからじゃないかな?[2008/05/13 20:33:04]
windさん 少し時間が経ってからのお返事だったため、気づかずにいた失礼をお許しください ませ。 キャサリンさんやwindさんのご指摘どおり、欧米諸国の女性アスリートにはかなり以前 からロングヘアの方が多いですね。 前回私が機能面で問題にしたのは、主にマラソンなどの発汗量の著しいスポーツに限ら せていただきました。 >炎天下で激しく動くプロテニスでも、ロングヘアのトップ選手は多いですから、 >ショートヘアの方が競技のためには望ましいとはとても思えませんけど。 もちろん、発汗量の大きいスポーツであっても、ご本人がロングヘア志向であれば、 いろいろと工夫をこらしてロングヘアを維持されているアスリートもいらっしゃい ます。 先ごろ現役に復帰された伊達選手は、20代の頃、たっぷりしたストレートロングをきっ ちり三つ編みにまとめてプレーしていらっしゃったようですね。 伊達選手は中学時代、先輩からもっと短くするようにと断髪を命じられたそうですが、 勝ち気な伊達選手は逆にその先輩に詰め寄り、泣かせてしまったというエピソード をお持ちなほど、昔からロングヘア志向がお強かったようです。 去年の世界陸上でも女子中距離ではブロンドのロングヘアを靡かせた「ロシアン・ビュ ーティー」たちが大活躍していました。 「ロシアン・ビューティー」には、ウエストよりも長い選手がいたと記憶しています。 それに比べて、日本、中国、韓国などアジア諸国の女性アスリートたちは以前よりは ずっとおしゃれで、長い髪の方が増えたとはいえ、「ロシアン・ビューティー」ほど のロングヘア女性は見当たらなかったように思います。 その理由としては、女性アスリートに競技に集中させるための迷信的な根性論、精神 主義の存在のほかに髪質も挙げられるようです。 一般的に、日本女性は欧米諸国のブロンドやブルネットに比べて、 1本1本がしっかりとした太い髪質の持ち主が多いと聞いています。 髪が硬く太いと汗に濡れそれが乾くと、ブロンドのその状態よりも、どうしても危険な 形状になりやすいようです。 いうまでもなく、発汗量は個人差がありますし、さらには肌に髪がはりついた際の不快 感はもっと個人差は著しいに違いありません。 また、競技種目によっても女性アスリートの髪型に対する規制は異なるようです。 フィギュアスケート、新体操、サーフィンなどは従来から比較的ロングヘアの選手を 見かけますが、髪が引っ張られる惧れがあるレスリングなどの格闘系、球技などは ショートカットの選手がいまだ多いですね。 >確かに日本の女子選手で髪を伸ばしている人はシャギーを入れている人が目立ちますが、 >それは単に日本ではその髪型が流行しているからじゃないかな? 私の近所のロングヘア志向が強い水泳部所属の女子中学生は、シャギー入りのアンダー バスト程度の髪型をしています。 幸い彼女の学校の校則もさほどうるさくなく、監督もあまり髪型に干渉はしないよう です。 聞くところによりますと、本当はすとんとしたストレートロングにしたいのだそうです が、水泳をやっている手前、スイミングキャップを使用する利便性や競技の機能面から、 シャギー入りにしているのだそうです。 引退後は、ぜひストレートロングにしたいと言っていました。 指導者が選手に対して一方的に、機能面や精神主義を楯にして、断髪を強要することに ついては、私も大いに異議がありますが、選手が自らの体調や体感を考慮して、ロング ヘア以外の髪型になさることがあっても、なによりもその方のご意思を尊重すべきで しょうから、もしその方に対して個人的な嗜好から暗に陽に意見を申し上げることが あれば、それに対してはやはり首を傾げざるをえません。 ロングヘア、あるいは超ロングヘアの女性アスリートがいらっしゃれば、その方がいつ までも美しいロングヘアでご活躍されるよう応援し、また現役でご活躍中にロングヘア を維持することから生じる困難をかかえていらっしゃり、ロングヘアマガジンに相談 されるようなことがあれば、メンバーは出来るかぎりその方にお力添えするように 心がけるだけでよろしいのではないでしょうか?[2008/05/14 18:04:21]
馬俊仁コーチが率いる馬軍団は、一時的に女子世界陸上界を席巻しました。 しかし、集団的ドーピング疑惑によってシドニーオリンピック中国代表団から 馬コーチおよび馬軍団所属選手達が大量に外されるなどして、表舞台からは姿を消しています。 以下、馬軍団のドーピング疑惑に関する報道・書籍の紹介です。 「中国またも薬物疑惑。馬軍団など外れる」(サンケイスポーツ) 「国の組織的ドーピングの疑惑は決定的」(読売新聞2007/08/14) 「汚れた金メダル―中国ドーピング疑惑を追う/松瀬学(文藝春秋)」 さらに、 「馬俊仁は選手たちを『管理教育』で鍛え上げた。おしゃれ禁止、恋愛禁止という厳しい規律。」 という指導法だったということで、 「あまりにも厳しすぎる「馬家軍」の規律による選手たちの離反(1994年、王軍霞らの離反事件)」 もあったということです。女子選手に対するショートカット強制も選手管理の一環だったと思います。[2008/05/20 08:21:32]
windさん 馬監督のドーピング疑惑およびショートカット強制は、極端な業績主義に走った結果、 女子選手の人権を踏みにじったもので、指導者が行ってはならない非人道的な行為だ と思います。 特にドーピングは女性の場合、出産に重篤な被害を被った事例が多数報告されていま す。 髪型についても、ある特定のスタイルを自己の勝手な主張から他人に強制するのは、 私は絶対に反対です。スポーツにおけるこのような指導体制が復活しないことを願って おります。 指導者はあくまで選手のモチベーションを高め、優れた才能を引き出す裏方に徹し、 選手の自主性を重んじた指導を行うべきだと思います。 もちろん、これはスポーツのみならず、あらゆる分野にもあてはまることですが。[2008/05/20 17:01:45]