Let's DIY! お庭造りに挑戦 その1ウッドデッキ 基礎・根太作り編
4月の上旬に職場の休みをとり飛び石に約一週間の休みがとれた。この期間にある程度工事を進めなければならない。お金はかけたくないが、時間はもっとかけたくない。事前に設計図を書き木取りを行い、休みの数日前に木材が届くように注文した。必要な機材・工具(丸鋸、インパクトドライバー、水平器、等々)は仕事の帰りなどにちょこちょこホームセンターに寄っては買い足した。

わが家のほぼ全貌がこんな感じ。北側斜線にあわせて屋根をカットし、南側にバルコニーを設けたためバランスがやや悪い感じ。庭にも何も無く殺風景。ウッドデッキの構想は設計の段階からあった。

駐車場もVIEWにいれた写真。隣は公園、自作のベンチと物入れ、工作台などが散らばっている。

まずは、材木の塗装から。一日目はいきなり雨だったため既に二日目である。木材が乾くのを待って塗装を始める。今回はやや高価であるが、耐候性に優れたウェスタンレッドシダーを選択。無塗装でも15年は腐らないということだが、日焼けしてグレー色になるのがイヤだったので塗装をすることに。ステインはアサヒペンの水性ガーデン塗料<ライトオーク色>を選択した。防腐防虫効果と速乾性が理由だ。雨水の侵入を防ぐため、木口も含め全面に塗装し切断箇所はその都度塗装した。かなり天候不順だったので、速乾性で助かった。塗装係は家内と息子達。

まずは、基礎と根太(ねだ)の設置。ドゥーパの本のやり方にしたがって、家の水平を最初に利用しそこから水平器とサシガネ(直角定規)をつかって縦方向の幕板を張っていった。基礎の穴はおおよその位置で掘り、あとで微調整した。地盤はつるはしが立たないくらい堅かったが、頑張って穴を掘り砂利とモルタルで束石を固定した。

次第に広がっていく基礎と根太。形の難しいサブデッキ部分は水糸を張ってつくった。コーススレッドはステンレス製の65mmを約800本ほど使用。ちなみに木材とコーススレッドは木工ランドの通販で購入した。最初に500本(4000円弱)買って、足りなくなって近所のホームセンターで購入したら一本当りほぼ倍の値段だった。

ほぼでき上がったメインデッキの根太を駐車場方向から見たところ。フェンス用の柱は基礎と一体にして強度を上げた。(柱の交換は大変だけどね)

南西方向から見たところ。

サブデッキの根太を組み終わったところ。細かい木口の塗装をしてくれている家内。写真を撮っているのが自分なので、まるで家内だけが働いているようである。サブデッキの左右には花壇をレンガで造る予定。

二階から逆さまに撮ったところ。全長7メートル位あるので途中、床板の切れ目で根太が二重になっている。またこの写真だとわかりにくいが雨水升のマンホールのフタが二ヶ所デッキの下になってしまうため、収納・点検孔を兼ねてフタを持ち上げられるような構造にした。子供たちは根太の上を渡り歩いて遊んでおり、このまま床板を張らないほうが良いようである。