絵の具模様

初めての自作機


 今回、DOS/Vを自作しようと思った理由は、Xa7eが調子悪い、古いM/Bをもらった 興味がある、なんとなく・・・・・ である。このホームページのメインでもあるXa7eがかなり調子悪い。フリーズする、立ちあがらない、などなどがある。Win3.1から使っていたのでよくわからないFileもたくさんある。ハードディスクもいっぱいになってきた。そこでDOS/Vを自作する決心がついた。 さて、自作するにあたって、Xa7eから使えるものをリストアップしました。
CPU (CyrixMU300、アイオーデータのものです。)
メモリ (SIMM64M+SIMM32M、パリティ有り)
ハードディスク (WD4.3G+850M)
CD-R (PDも使えるもの、アイオーのものです。)
LANボード (AMD?PCI用。戴きもの)
Soundボード?(ダイアモンド、EDGE3D2000、Xa7eの時ビデオカードとしても利用。)

こんなものかな。そんでもって新たに買ってきたものは、
ケース (特価品!AT電源、メディアバレー千葉店¥3980)
マウス (安物!メディアバレー千葉店¥850)
キーボード (こんなもん?メディアバレー千葉店¥1980)
PS/2変換コネクタ (DOS/Vパラダイス千葉店¥500)
ビデオカード (S3 VirgeDX、九十九秋葉原店¥1980)
だけです。非常に安くあがりました。そしてM/Bは知人の出川さんから戴いたものを使います。出川さん、ありがとうございます。さて、物は用意したので組み立てようと思います。

【組み立て】

さて、組み立てですが、簡単ですね。順を追って説明しましょう。(これが本当はたいへんだったのです・・・)
M/Bをケースに取り付ける。
 まず、ケースの穴とM/Bの穴が合うところを確認します。そしたら、スペーサー(プラスチックのものと金属のもの)を利用してM/Bを固定する。(最初、私はじかにつけてしまった。なんか変でした(^^;))
CPU、メモリをさす。
 いつ、付けてもいいですが、先に付けとくと楽です。後回しにするとケーブル類が邪魔で付けづらい。メモリは逆ざしできないようになってますので、付かないと思ったときは逆に付けてください。それでも無理な場合はもう少し力を入れてください。入れ過ぎに注意を。
ケーブル類をつける。
 IDEケーブル、FDDケーブル、PS/2、パラレルケーブル、シリアルケーブルをそれぞれ指定の場所にさします。M/B、ケーブルによって違いますが、逆ざしに注意してください。M/Bをよく見ると”1”と書いてあるほうにケーブルの赤い方をさします。大体の場合は、ケーブルのプラスチックの突起で逆ざしできないようになっているものもあります。また、PS/2ですが、付属のケーブルを使うときは何も注意しなくていいですが、今まで使っていたものを利用するとき、配線の順番が違うときがあります。そのときは配線を付け替えてください。(後で書きますが、これでマウスを1つ壊しました)
ハードディスク、CD-Rを取り付ける。
 CD-Rはそのまま5インチベイに固定できます。ハードディスクは、金具を使って5インチ又は3.5インチベイに固定します。金具は¥500ぐらいで売っています。固定する前にハードディスクはジャンパピンを設定するのを忘れないでください。1台のときはSingle、2台のときは最初をマスター、後をスレーブに設定してください。
PCI、ISAのものをとりつける。
 今回私の場合は、PCIにビデオカード、サウンドカード、LANカードをさしました。ISAは無しです。しっかりさしてください。
電源ケーブルをつける。
 これもいつでもいいです。ATXは何も注意しなくていいですが、ATの場合は同じソケットが2つあります。これを逆にさすとM/Bは死にます。黒のケーブルを中にと覚えてください。それと、電源のコードが足りない場合は延長コードがありますのでそれを利用してください。

【Win95インストール】
 WIn95をインストールします。95の起動ディスクはCD-ROMのドライバはないのでCD-ROMは使えません。なら、インストールできないの?はい、できませんと答えるしかないですが、起動ディスクにCD-ROMのドライバを組み込めばCD-ROMが使えるようになります。やり方は、いろんなページで紹介してますので今回はカットします。私の場合はもっと簡単にやる方法を使いました。やり方は、Win98の起動ディスクを使いました。Win98の起動ディスクは汎用のCD-ROMのドライバがついてくるので大体のCD-ROMは使えます。私の場合、Xa7eについていたCD-ROMは認識しなかったが、アイオーのCD-Rは認識しました。後は、Win95のCDのSetUp.EXEを実行すればよいのです。

【私の失敗談】
上にもいくつか出ましたが、組み立ての段階でつまらないミスをたくさんしました。恥ずかしいけれど紹介します。皆さん、笑ってください。
M/Bケースに直付け
 スペーサーの存在を知らずにM/Bをケースに直付け。M/Bがそってました!余りにも変な為ケースの付属品をみて初めてスペーサーの存在を知りました!こんな失敗私だけかな?
電源逆ざし
 AT電源は何で同じコネクターが2つなの?上にも書きましたが、逆にさすとM/Bが死にます。私も例外にならずM/Bはお亡くなりになりました。出川さん、ごめんなさい!
PS/2配線ミス
 上に書いた通りM/Bが死んで、計画を断念したくないのでM/Bを買いに秋葉原へ行きました。ATのM/Bを中古で買おうと思いぐるぐる回ってたが、ATのものが少なく(当たり前!)露店で購入。物はマイクロスターMS−5146。ケーブルは無しで、¥5000。高いような気がします。しかし、勉強だと思ってGET。家に帰り、亡くなったM/Bをはずして、MS-5146をつけました。他のコネクター類はすぐつきましたがPS/2だけ変でした。ケーブルの方は5穴、M/Bは4ピンでした。何も考えずに適当にさしたのが失敗。後日、Win95をインストールしてもマウスが使えない。おかげでキーボード操作が得意になりました。いろいろ差し替えても変化無し。説明書を読むと配線が全然違いました。配線の順番を変えて、Win95を立ち上げましたが、変化無し。次の日会社でマウスが使えるか確認してみたところ、マウスは死んでました。自作機の犠牲者2になりました。その日にマウスをヨドバシカメラで¥1000で購入。やっとマウスが使えるようになりました。
LANカードが変?
 Win95のインストールの時LANカードをさしてインストールすると途中で「Fileが見当たりません」と必ず出ます。Fileの名前をみるとネットワーク系のFileなのでLANカードを外してインストールするとすんなりできました。LANカードがおかしいと思い、T-ZONEららぽーと店でISAバスのLANボード¥1200ぐらいで購入。今現在順調です。
Win95不安定(BIOSアップデート)
 Win95をインストールして全てがやっと終わったと思ったら、立ち上げてすぐにフリーズしたり、リセットがかかったりします。最初はカードの相性が悪いのかなと思いいろいろなカードを抜いたりしたが変わらず、メモリが悪いと思い抜き差ししたが変わらず、何をやっても駄目でした。電源の供給不足なども考えました。途方に暮れていたとき、目の前に出川さんから戴いたM/Bにささっていたペンティアムがありました。試しに変えてみよう、と思い交換。なんと快適じゃないですか!原因は、Cyrix君でした。理由は簡単。M/BのBIOSがCyrixをサポートしてないだけでした。マイクロスターのホームページを覗くと私のM/BのFileが6つぐらいあったのでダウンロードして、BIOSのアップデートに挑戦。やり方も書いてあったので簡単でした。注意点は他のホームページを見たときに書いてありましたがBIOSのアップデートが終わったらリセットボタンは押してはいけない。必ず1回電源断をする。LANカードSCSIカードは抜くことと書いてありました。皆さん注意してください。アップデートも終わり、CPUを差し替えて見ると快適に動きました!!BIOSのアップデートは大切ですね。

【最後に】
 今回、初めてパソコンを自作してみましたが、振りかえると大変でした。結局、行動し始めてから3週間ぐらい経ちました。まぁ特に今時珍しいAT電源を利用したため、古いM/Bを使ったためだと思います。今度はセルロンマシンを自作したいと思っています。それと、空っぽになったXa7eを再生したいと思います。いかんせん、このホームページのメインマシンなので。

自作機装着品


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