プロフィール 黒田京子 Kyoko Kuroda (音楽家、ピアニスト) |
東京都府中市生まれ。 大学(文学部国文学科)を卒業後、出版社に勤めながら、1982年から2年間、高瀬アキ(pf)に師事。ジャズ・ピアノを習う。ジャムセッションにも足しげく通う。 1984年頃からジャズのライヴ活動を開始。1986年1月、新宿ピットイン朝の部に、自己のカルテット「BAHR(バハル)」で初出演。メンバーは池田篤(as)、加藤真一(b)、久米雅之(ds)。やがて出版社をやめ、演奏の仕事に一本化する。 '80年代後半、自ら主宰した「ORT(オルト)」では、ブレヒト・ソングやカーラ・ブレイの作品を素材に、池田篤(as)、村田陽一(tb)、大友良英(turntable,g,etc)、森都のり(女優)などと、ジャズだけでなく、演劇やエレクトロニクスの音楽家たちと脱ジャンル的な場作りを行う。 同時に、「機械じかけのブレヒト」として、篠田昌巳(sax)、広瀬淳二(sax,etc)、大友良英(turntable,g,etc)の4人でもライヴ活動を行う。 1990年12月、ORT(オルト)での活動を休止後、ソロ、デュエット、トリオ等のフォーマットで活動するほか、'90年代はセッション・ワークも数多くこなし、内外の即興ミュージシャンとの共演で実績を残す。 '90年以降、坂田明(as)、斎藤徹(b)、早坂紗知(as)、酒井俊(vo)、カルメン・マキ(vo)などのバンドのメンバーとしても活動。 また、劇団トランクシアターの音楽監督、朗読のグループの音楽を長期に渡って務めたほか、無声映画への音楽提供も積極的に行う。1997年より5年間、地元の府中市でジャズ講座を担当するなど、その活動の幅はたいへん広い。 2000年秋、横浜ジャズ・プロムナードのクルト・ヴァイルの生誕百年を記念したプログラムで、自己の「オルトペラ・アンサンブル」にて、クルト・ヴァイルの生涯をとりあげた『音楽劇/クルト・ヴァイルの道』の公演を行った。 2000年より坂田明(as)トリオのメンバーとして、およそ12年間に渡って恒常的に活動。全国各地を車でツアーした。坂田との共演は、現在も続いている。 2004年1月から“ピアノ・トリオ”で活動。太田惠資(vn)、翠川敬基(vc)との「黒田京子トリオ」では、6年間余りライヴを続け、その軌跡は2枚のCDで知ることができる。2011年春からは、ヴァイオリン奏者が喜多直毅(vn)に替わり、約1年間活動をする。ヴァイオリン、チェロ、ピアノという編成はクラシック音楽では一般的な編成だが、ジャズや即興演奏を中心としたアンサンブルとしては先駆的であったと言ってよいだろう。 2002年に出会った喜多直毅(vn)とはほとんど途切れることなく演奏を続けており、'10年から言葉と音楽の実験劇場「軋む音」を不定期に展開。現在もデュオで活動している。これまでにデュオのCD作品を3枚発表している。 近年はジャズはもとより、そのとき、その場で感じたことやイメージを大切に、即興演奏と音色を軸としたアプローチで、様々な楽器奏者や歌手と共演を行っている。 2006年春、「オルト・ミュージック」を立ち上げ、コンサートの企画制作も手掛ける。これまでに、コンサート・シリーズ「くりくら音楽会」「耳を開く」「オルトペラの世界」(カバレット・シリーズ)を、門仲天井ホール(のち、両国門天ホール)と共同主催企画制作で行った。2019年からは生まれ育った府中でもコンサート「耳のごちそう」を始める。 2013年春、20年ぶりとなるピアノ・ソロCD『the very voice of silence 沈黙の声』を発表。また、同年、男性ジャズヴォーカリスト・金丸正城(vo)のストリングスによるバラード曲を集めたCD『These foolish things』の音楽監督をつとめ、演奏はもとより編曲も手掛ける。2014年秋には喜多直毅(vn)とのデュオCD『愛の讃歌』、2019年秋には同じく喜多直毅との3枚目となるCD『残された空』を発表。そのほか、CD作品多数。 また、2019年に一般公開された熊谷博子監督のドキュメンタリー映画『作兵衛さんと日本を掘る』(2019年キネマ旬報の文化映画部門で第6位に選出)では音楽(作曲と演奏)を担当した。 公式web http://www.ortopera.com (2020年3月1日 現在) |
主なCD作品 |
▼ リーダー作品 『NOW’S THE TIME WORKSHOP』 (オムニパス盤 オルトでの演奏収録 /1990年録音) 『SOMETHING KEEPS ME ALIVE』 (ソロ/1991年4月録音) 『黒田京子トリオ/Do you like B ?』 (太田惠資(vn)、翠川敬基(vc)とのトリオでの演奏 /2004年12月録音) 『黒田京子トリオ/ホルトノキ』 (メンバーは上記と同じ/2008年5月録音) 『the very voice of silence 沈黙の声』 (ピアノ・ソロ/2012年11月録音) ▼共同作品 『愛の讃歌』 (喜多直毅(vn)とのデュオ/2014年8月録音) 『残された空』 (喜多直毅(vn)とのデュオ/2019年8月録音) ▼メンバーとして演奏に参加している作品 『坂田明/ナノ・スペース・オデッセイ』(1991年) 『早坂紗知/ミラグロス』(1995年) 『斎藤徹/ストーンアウト』(1995年) 『斎藤徹/アウセンシャス』(1997年) 『酒井俊/四丁目の犬』(2000年) 『坂田明 mii/赤とんぼ』(2004年) 『早坂紗知/beat beat Jazzbeat !』(2004年) 『喜多直毅/VIOHAZARD』(2005年) 『坂田明 mii/夢』(2007年) 『坂田明/おむすび』(2008年) 『喜多直毅&黒田京子/空に吸はれし心』(2008年) 『カルメン・マキ/ペルソナ』(2009年) 『ジム・オルーク/ALL KINDS OF PEOPLE - LOVE BURT BACHARACH』(2010年) 『おおたか静流/IKOR』(2012年) 『金丸正城/These foolish things』(2013年) 音楽監督もつとめ、編曲も手掛ける などがある。 |
海外フェスティバル |
1992年、ニュールンベルグ・ジャズ・フェスティバル(ドイツ)、メールス・ジャズフェスティバル(ドイツ)に、早坂紗知(as,ss)のグループで参加。 1994年、日本のジャズを特集した、レバークーセン・ジャズ・フスティバル(ドイツ)に、早坂紗知(as,ss)のグループで参加。 1997年、山下洋輔(pf)を特集したライプチヒ・ジャズ・フェスティバル(ドイツ)に参加。現在ベルリン在住の高瀬アキ(pf)と3台のピアノでも演奏。 1995年、1998年、デッサウで行われたクルト・ヴァイル・フェスティバル(ドイツ)に、劇団トランクシアターの公演で参加し、ドイツ・ツアーを行う。 2003年、デュッセルドルフ(ドイツ)、パリ(フランス)にて、坂田明(as,cl)miiのメンバーとして公演。 2008年、鬼怒無月(g)リーダーのバンド“サルガヴォ”の臨時メンバーとして、パリ(フランス)での公演に参加。 |
国内フェスティバル |
1993年の開催時から2002年までの10年間、毎年秋に行われている、横浜・ジャズプロムナードに、早坂紗知(as,ss)、斎藤徹(b)、坂田明(as,cl)、酒井俊(vo)のグループなどで参加。2000年には、クルト・ヴァイルの生誕百年を記念したプログラムで、自己のオルトペラ・アンサンブルにて、『音楽劇/クルト・ヴァイルの道』を公演した。 ほかに、嬉野・ジャズフェスティバル、天童・ジャズフェスティバルなどで演奏。 |
お願い コンサートなどを企画される方へ |
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