そうだ、台湾行こう 〜そんなわけで台湾です〜
                                               2003年 11/7〜11/9

先日第二次欧州旅行と称して欧州を周遊してきたばかりだと言うのに
三連休がとれたことをいいことに台湾へ行くこととなりました。
航空券だけにしようかパッケージツアーで行こうかもの凄く悩んだが

今回は旅慣れない母親と行くこと。また、午前便日系で航空券とツアーの差額が
ほとんど無かったため、ついついツアーにしてしまいました^^;;

  
エアーニッポンなんだけど、機材はエア・ジャパン/全日空

航空会社はエアーニッポン、はて、なんで?と思われる人もいるかもしれない。
かつて日本近距離航空(だったっけか?)という社名が示すとおり全日空系の国内線ローカル部門専門の航空会社なのですが
台湾と中国本土のもめ事の関係で全日空としてのりこむとああだこうだと中国に言われるおそれがあるため
エアーニッポンとして大阪・東京から台湾へ乗り入れているんですね。
(だから日航も日本アジア航空って名前だったりする・・・・、しかしなんでそこまであんな国に遠慮するのか)

まぁ、そんなことはさておきw、成田空港からいつものように出発です。
ビジネスじゃないのでラウンジ特集はありません(笑)

 

搭乗口がE70でびっくり。バスじゃん・・・・面倒くさいバス移動での搭乗です。
バスに乗ってどこまで行くのかと思えば、ただいま工事中の第一ターミナル付近。
これなら第一ターミナルから乗せてもいいぢゃん(笑)

 

なんて愚痴をこぼしつつ搭乗します(笑)・・・機材はB767、中型機です

ビジネスとエコノミー混載です。こないだのアシアナと同じですがCLUBANAのシートは
十分の感覚が保たれていました。このくらいだったらビジネスのりたいかな、
でもちょっとシートが古いような印象も受けたし。ANAスーパースタイルと比べるのが酷か。

 

飛行機は定刻通りに離陸。離陸直後に結構揺れるが、そんなでもない
かなり気持ちのいい離陸だった。その後速攻で機内食サービス開始、

メニューは若鶏のサラダ、コールスロー、二色蕎麦にアプリコットケーキ。
メインは二種類からの選択で海の幸のクリームソース、ベルモット酒風味
(ホタテとかイカとかがたくさんw)
それか中華風ポークの甘酢あんかけ(要するに酢豚だねっwこっちはご飯付き)

 

どちらもおいしゅうございましたが、強いて言うなら二色蕎麦という麺があるにも関わらず
海の幸の方には添え付けがパスタだったという事。麺に麺はいかがなものか(笑)
ま、美味しかったんだけどね。パンをサーブしてくれるとありがたかったのだが。

飛行機は快調に飛行を続け、定刻通りに台湾・中正国際空港に着陸しました。
到着してからでるまでの間に入国審査とか凄く時間がかかったにも関わらず
もっともまたされたのはバゲージクレーンでした・・・・
こんなに待つならほんっと、預けない方がいいですね。

そんな文句を言いながら外へでると、お迎えのガイドさんが
どうやらこの便で到着したのは我々だけらしい。
まぁ、多くの人はチャイナエアライン、もしくはノースとかつかってるからだろうな。

空港は思っていたよりはずっと清潔にされてました、
SARS騒ぎの影響もあったんだろうなあと思うけど・・・・
後にガイドさんいわく「SARS騒ぎのときは到着客0名」の日も本当にあったんだそうな。

空港からさっそくワゴンに乗って、まずはホテルチェックインの前に免税店へ
システム上仕方ないのでお供する。とはいえ実際問題台湾元は日本では両替できないため
為替レートの比較的いい免税店を両替店代わりに紹介するのはけして間違ってはいない。

ここでパイナップルケーキを試食するも値段がちょいと高めなのでいろんなメーカーと比較して
決めることにする。

 

さて、そんな一息着いたところでいよいよ今回のお宿パラダイスホテル(一楽園大飯店)へ、
ホテルは利用したツアーのホテルランクで最下層に位置するホテルではあったが、ロビーはきれいだし
ちょっと好印象。お部屋に至るまでに壁の塗装がもりあがってたりという箇所もあったがベッドもきれいだし
空調はちゃんとしてるし、最低限度の設備としては十二分の内容でしたよ♪

さて、これから早速夕食へ出発です。目指すお店はディンタイフォン(鼎泰豊)
日本にもたくさん支店のある言わずとしれた超有名なお店に行きました
タクシーを使ったんだけど、道も的確、値段も安くよかったです。

さぁ、ついたら早速食事です、
小龍包とエビ蒸し餃子、チャーハンを食べましたがどれもんまかったです♪


食べ終わった後、歩いて新光三越の方向まで向かうことに。
というわけで、いろんなお店をのぞきながら歩いているわけですが
みょうに美味しそうな饅頭がふかしてあるお店とか麺類専門店なる個人の
ちっちゃいお店があったりと興味をかき立てる場所がいっぱい。

そんなお店を鑑賞しながらw途中でお茶が飲みたいなあと思いながら歩いていると
珈琲専門店なるものを発見。

ALL20%offなキャンペーンのおかげでおいしくいただきました(笑)

珈琲を飲んで再び出発、と思ったがさすがにまだ距離があるので地下鉄を使って
台北中央駅まで。

到着後、新光三越の入り口で地球を持ってる三越のライオンを撮影後(笑)
展望台「新光三越摩天楼」へ。

いやあ、最初は「たいした事はないだろう」とタカをくくっていたが・・・・
してやられました(笑)綺麗。すばらしい♪

そんなに高いビルじゃないはずなんですがね。車のあかりやちょっと遠くの空港の灯り。
街の明かりもネオンの明かりではなく、なんていうかな、函館の夜景に似た美しさですな。

デートスポットにもなってるみたいで洒落たお店が中に入っておりました。

さてさて、大分遅くまでいたのでホテルへ帰ります。
地下鉄を乗り継いだら結構あっというまでした。
駅からホテルへの道は店が出てたり結構な人・人・人。
ちょっと迷いながらも地図が正しかったので(笑)ちゃんと着きました。

さてさて、明日は市内観光です、朝が早いから速攻寝ます、おやすみなさーいっ。

翌日、朝食はついているのでホテルの食堂へ。
通常は宴会場になっているような場所が朝食会場になっておりました。

お粥やら変なソーセージとか、あとは不思議な饅頭がありました。
怖くて食べなかったけど・・・・。卵料理とかおかゆはおいしかったけど
味の良くわからない煮物系のおかずもあったりしましたw

で、朝食も終わったところで、ロビーで待っていると市内観光のお迎えが来ました。
名前は忘れちゃったけど、恰幅のいいお兄さん(笑)軽快なトークを凄い汗をかきながら
してくれるこの方。話はうまいんだが、汗も凄いぞ(笑)

途中色々綺麗な花が添えられてたり風車がたくさんあったりと、なんだろうと思ったら
蒋介石の奥さんだった人が亡くなったんだってね、まだ生きていたとは・・・・
100歳越えてたらしいです。

一緒に回った人の中で、台湾にお友達がたくさん居るらしいおじいさんと話をしました。
なかなか歴史観が私と似ていて凄く楽しい会話ができました。

観光ですが孔子廟とか中正記念堂とか、故宮博物館とかを効率的に回っていきました。
ツアーだから、なかなか書くことが・・・・w


(孔子廟とそこの側で体操しているおばちゃんたちw)

 
見ざる、言わざる、聞かざる三兄弟w と右は占いのお寺。

途中で食べた「梅子(メイズー)」の台湾料理はなかなかおいしかったですよ。
その前に、お茶のセミナーに行ったのです、大山茶寮なるところで。
日本語のもの凄く堪能なおじいさん、凄く元気なおじいさんにお茶のおいしい入れ方を教わりました
ついでにお茶の葉を薦められました。おいしかったので買っちゃいました(笑)

 

(大山茶寮の外観とお茶セミナー)

 

(上左:梅子の台湾料理   上右:故宮の入り口)

 
(上写真、凄く細かい小さい彫刻。左はレンズを通しての拡大w)

中正記念堂とかにある絵の中には中国軍と交戦する台湾軍の絵とかあったりして
いまだに中国とは緊張状態にあるのね、と感じたり。色々感じましたよ。
まぁ、蒋介石はあまり好きじゃないけど、孫文は割と好きだったりする。

 
 

最後に忠烈祠の衛兵交代をみたんですが、凄いね。あんな衛兵日本でやったら人権侵害とか
軍事国家だとか言われちゃうよ(^^;;ってくらい凄かったです。銃剣でパフォーマンスもしたりして
(ちなみに失敗すると相当厳しいペナルティがあるらしい。ひゃー)

 
 
 

で、最後に免税店で解散しました。
解散後、まずは圓山大飯店へ行ってお茶でものめないかなあ、ととりあえず見学へ。
すでに喫茶店は夕食時間帯になっちゃったのでお茶とは行きませんでしたが、素敵なロビーを観賞。
その後魯肉飯なる「台湾風肉掛けご飯」の老舗のお店へ。このときタクシーに乗ったのですが圓山飯店から渡された
変な紙に「なにかあったらホテルに言ってください、あなたの乗ったタクシーのナンバーは●●です」て・・・
もの凄い念の入れようです。

さて、魯肉飯の老舗は名前は失念しましたがビュッフェスタイルの夕食とかやってたんですが
私は魯肉飯一杯だけ食べて帰りました(^^;;;

 

夕食を食べにホテルの近くの火鍋のお店へ。
火鍋はたくさんいろんなお店があちらこちらにひしめき合っていたけれど
中でも綺麗でそこそこにぎやかなお店がホテルの近くにあったのでそこにしました。

 

店員さんが日本語理解できる人だったので結構簡単に注文できました。
火鍋は鍋が二部屋に区切られていて、辛いのとダシ(しゃぶしゃぶ?)のような鍋でしたが、うまかった〜。
結局辛い方がコクがあるもんだから、こっちばかりで食べました(笑)
最後に入れたラーメンがうまかった(笑)日本に帰ったら作ろうっと

おなかいっぱいになりましたが、もう一箇所遊びに行きます。
台湾の名物は日が暮れてからが本番の夜市。一応観光客もたくさん来ている最大の夜市「士林夜市」へ。
地下鉄で最寄り駅までいけば、もう目の前が夜市です。だがしかし既に11時・・・

 

「士林観光夜市」なる建物に入っている夜市は食品売り場のスペースくらいしか空いてなかったけど
周りの商店街みたいなところが凄い活気。熱気むんむん。もう深夜だぜ(笑)
めがねやら、洋服やら偽CDとか色々売ってました。もっと時間があればなあ・・・(笑)

帰りは終電だったらしく。乗換駅では海外旅行だってのに走りました(^^;;
日本と同じように駅員が「終電だよー、早く乗ってのって」って乗り換え客に声をかけ
みんな乗り込んだかちゃんと確認してからドアをしめるという状況でした

帰ったらもう深夜1時・・・明日は帰国です。
疲れていたのでぐっすり眠っちゃいました。

最終日。市内観光中にバスから見たモスバーガーを母親が忘れられないらしく
ちょっと話の種にと向かってみる事に。ホテルのフロントにたずねてみるとフロントの人は最初は
解らなかったが、少ししたら奥に居る人がわかってくれて、場所を教えてくれました。
ちょっと距離があったんでタクシーでそっちへ。

 

モスバーガーは内装とかは日本と殆ど同じでしたがメニューは大分違いました。
まず目に付いたのは大きな「ライスバーガーこんにゃく」・・・こんにゃく?
あとはライスバーガーしょうが焼き、といった具合。追加代金で中身の肉を大盛りに出来るのも
台湾版独特ではないでしょうか(笑)

 

でも、実際問題台湾の物価にしては高い。日本とさほど変わらない。
地元の客もいっぱい居るけどコーヒーと他に売っているコンビニのようなサンドイッチをかじる人も。
実際ハンバーガー食べてる人はそんなに居なかったかなあ。

僕たちは焼肉ライスバーガーとしょうが焼きバーガーとオニオンリングを食べました。

で、ホテルへ戻って一息ついて。ちょうど帰国便のお迎えの時間になりました。
お迎えの車は一旦免税店に立ち寄って空港へ。空港ではなぜかドラマの撮影が行われていて
そこだけ妙に混んでいました。

 

帰りの便も相変わらず余裕をもってチェックインする私w
その関係でまたも大分待たされましたwお土産を買う時間にはなったけど・・・。

で、帰国便の機内食です。またも蕎麦。おいしい蕎麦なんだけど、どうなんだろう(笑)
中華風豚肉のぴり辛あんかけとシーフードからのチョイスです

 

あ、そうそう、それと、免税店でも空港でも、俺がいつも集めているショットグラスが台湾にはありませんでした。がっくり。
ちょっとそれだけが残念だったかなー、なんて思いながら帰国の途に着きましたとさ。
三日だとちょっと足りないかなとも思いましたが、大分楽しめました。

今度は日月譚の「ラルー」とか、そういう豪華なリゾートにいくのもいいかなあ。なんて思ったり。
とっても楽しい旅行でした。


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