第27次ソウル遠征 〜西から桃にてソウルまで…kazukunスターフライヤーとPeachを初体験〜
                                                                                                                              2012/06/24-25 with アスカ氏

日本発着の「本格的」LCCとして今年デビューした「Peach Aviation」
正直関西まで行って国内線とまではいけませんでしたが、国際線なら乗ってみてもいいかな!?
しかも、片道2,980円の特別プライスで予約が取れたので、これは乗るしかない(笑)

と、いうわけで2012年6月24日〜25日とPeach国際線、ソウル線に乗る事になりました!
しかし、一泊二日、しかも国内線接続の関係上、どうしても超弾丸な滞在になってしまう(汗)
さてさてどうなることやら。

6月24日早朝。始発2本目の常磐線にて羽田へ!
本日は羽田 7:25発→関空 8:40着のANA141便に乗る為、6時半には到着しておりました♪
が・・・・諸事情により一本後のフライトに変更(^^;

機せずして、ANA運行ではなくスターフライヤー運行の便となりました。
ANAのグランドスタッフの方はこういうの慣れてるのかサクサクっと処理。
でも、そういえばこのチケットってホントは後便変更不可だよね。ご配慮ありがとうございました。。。
そういえばLCCはコレをしてくれないんだな・・・なんて、しょっぱなからLCCとの比較ばかり考えつつ(笑)

これはコレで初乗りが増えて嬉しいので、ラウンジでクロワッサンでも食べながら待とうかと
セキュリティエリア外なので、まずは羽田エアポートラウンジにてスマホ充電も兼ねて待機することに。

←ラウンジでクロワッサン♪左から延びる充電コード(笑)

ANAのラウンジにはクロワッサンとかは置いて無いんだよなあ。
むかーしむかしはフィナンシェとかクッキー類を少し置いてあったんだけどね。
今はANAラウンジでは「おつまみミックス」のみです。残念。

さて、同行の方とも合流した後で、いよいよセキュリティチェック通過!
ANAラウンジでもう一休み(笑)して、バスゲートより搭乗です!

と、言うわけで振り替えてもらった羽田10:15発→関西11:30着のANA3821便(スターフライヤー運行)に搭乗
kazukun、SKY、ADOに続く国内既存LCC(こちらは「ハイブリットLCC」と称していますが・・・)初体験。

席は掃除がしやすいように革張り、写真撮り忘れたけど、三席シートの真ん中はテーブルに出来る!
この発想は面白いね(でも上手に固定できず、なんか微妙・・・)
※座席の有効活用には(?)なのか、その後の導入機材ではこのテーブルは採用されていないようです。


(上写真左:タラップで搭乗です♪)
(上写真右:革張りと言えば高級感!でもLCCがみんな革張りなのは一方に、掃除がしやすいってメリットがあるんだよね。)

私的には評価が高いのが国内線にもかかわらずシートモニタがついていること!
いいんですよ、フライトマップとCMくらいで。空からの景色に詳しくない私には今何処を飛んでいるのかが判るのが嬉しい(笑)

飛行機は特に乱れも無く出発。
機内誌を見たり、モニタをいじったり(笑)初スターフライヤーを満喫。
機内サービスでタリーズのコーヒーが出るのもいいね。しかもチョコまでついてくる!。
ただ・・・コップが小さい(笑)これがLCCってことなのかしら?。
他にも機内誌に書いてあるスープが絶版となっていたりと、案内の少なさが少し残念かな。

シートピッチはA320って事もあり少し狭めでしたが、座席自体はそんなに狭く感じませんでした。
伊勢湾を過ぎる辺りから猛烈な揺れ(汗)に襲われながらも、無事関西国際空港に到着。

到着後、少し時間もあることですし、チェックインを早めに済ませてお昼でも食べましょうと
チェックインカウンターへ。peachは通常国内線は「エアロプラザ」と呼ばれる一角に構えておりますが
国際線は通常のチェックインカウンターのフロアに位置しておりました。

 
(上写真左:このカウンターは荷物預けと当日の有料座席指定の為のカウンターでチェックインは出来ません)
(上写真右:この機械でバーコードを「ピッ」ってやるだけで終了・・・・早っ、そして、これでいいのか(笑))

さて、ここでパスポートをだして・・・っと、ここでアクシデント発生。
同行者パスポートを忘れる(爆)さすがにコレばかりは致し方ない(涙)

現地合流をする事にし、昼食をとった後ここで一旦お別れ。しばらく単独行動です。

(チェックインカウンター横にあった手書きのPOP、こういう手作り感いいね)

ところで、peachのチェックインはいたって簡単。プリントアウトした日程表をバーコードに読ませ
終了!座席指定も出来ない(希望者は有料で行うためここでは出来ない)のでさくっと終了。

レシートがプリントアウトされて、これが搭乗券となります。

・・・パスポートに関るチェックが一切行われなかったなあ。凄い。
(一応事前に情報はネットから入力必須な為、必要な情報は入っているのですがね)
これってさすがLCCって事だと思う。余計なチェックを行わない事でコストカット
裏を返せば安い分だけそういう事務手続きも自己責任で行わなければいけないって事ですね。

日本の「サービスは提供されて当たり前」「コレってどうなの?」っていう感覚を一度クリアにしないといけないんだろうな・・・。
不安ならやはり、既存大手にするべきだと思うし、逆に既存大手はLCCと区別をする為に、今まで中途半端に出来たかもしれない
そういう時の対応を、より求められるので、それはそれで大変でしょうね(現にANAはコーヒーを無料化したりとサービス向上に努めてる模様)

 
(上写真左:出発口、ここで係員にパスポートと搭乗券を見せ、二重チェック、大抵ここで引っかかるだろうね)
(上写真右:今回乗るMM5便、MMって2レターコードはMoMo(桃)の略らしい(笑))

ちなみに先ほどのパスポートノーチェックは出国審査前の保安検査場入り口でスタッフがチケットとパスポートの照合をしてた
(この辺、韓国仁川空港も同じシステムですね)ので、peachのチェックインでスルーできた人でも
問題がある場合はここで引っかかるんでしょうね。多分。

さて、搭乗時間まであんまり余裕が無いので空港見学は次回以降へ・・・
無事出国してpeachの111番搭乗ゲート(バスゲート)へ!

 

111-113番のゲートは少し離れたところから階段を下りたところに有ります。
バスへの案内はほぼ定刻通り。大阪という地勢柄か、お客さんは日本在住と思われる韓国籍の方や
いわゆる「大阪のおばちゃん」グループもいたりして、にぎやかな雰囲気。

 

さあ、peachの機体の側まで来ていよいよ搭乗!・・・できない(汗)
よく見ると給油中の為、機内清掃は終わっているのに載せられないらしい。
(日本の法律では給油中の搭乗は不可。現在規制緩和の一環で見直しが叫ばれているが
 私個人的にはやっぱり給油中の搭乗はボーディングブリッジを使わないなら不可だと思うなあ・・・)


(いよいよタラップをのぼって搭乗です。斬新な色使いだよね・・・)

少し待たされてようやく搭乗。
チーフパーサーは男性。今までの私の少ない飛行機搭乗履歴で始めてかも。
(スコットランド、グラスゴー → アイラ島でのFLYBEは男性だったけど、アレは1人しかいなかったからな・・・(笑))

さて、乗った感想ですが、見た感じはそんなに窮屈感は無い。
ただし、シートとシートの間は狭く、私の場合は普通に座って前の座席と膝の間が拳一個あるか無いか。。。
前がリクライニングしたら明らかに狭い(笑)
※こういうの遠慮がちな日本人が多く、このフライトではリクライニングしている人は少なかったような印象。

ちなみに私は三列シートの真ん中(汗)左が関西の奥様方グループの一名、右が韓国へ帰る学生さん
当然会話があるわけでもなく、隣の奥様の入国審査書類のお手伝いをした以外(笑)無言で 結構しんどい機内でした(笑)

(機内。やはりナローボディだから真ん中の通路が混むよね)

さて、初peachのアナウンス、まずは「peachへようこそ」っていう言葉の使い方が独特かも。
普段なら「ご搭乗ありがとう御座います」的な所で使用している。フレンドリーな感じ。
そして「荷物の上手な詰め方についてお知らせいたします。参考になさってください」と
荷物のつめ方をアドバイス。これ、結構役に立ってると思いますよ。

さらに「あと何分で扉が閉まります、それまでに荷物を全てしまって着席してください」と
急がせることも忘れない。これが功を奏したのか(?)遅れて搭乗開始したのに定刻どおりにドアが閉まりました。

ここに関してはなんというか、「やるなぁ」と思ったのが正直な感想。
不快を与えずに荷物の詰め方をアドバイスしつつ、時間が近づいた際には着席の協力を求めたり。
そしてアテンダントもきちんと手伝ってくれて良かったと思います。
ただ、やはりコレも、既存大手でやると少しイラッとしてしまうのだろうか。LCCだからこそなせる所作か。

で、離陸後ほどなくして最初は入国審査シートを一斉に配布。
私はなぜか離陸の時に寝入っていて、気づいたのは入国審査シートが行き渡った後でした
そこでアテンダントさんに1枚お願いしたのですが、二度お願いして私の元へ来たのは相当後。

寝ていた私も悪かったのだろうが、気を使って最終的にそうなるのなら、寝ていても渡す
もしくはシートポケットに最初から入れておいてもいいのではないかなあ?
それよりも、お願いした後に忘れられるってのは、そもそも問題(笑)

っと、それは置いといて、ドリンクと機内食の販売が始まりました。最初の報道では遅いという評判でしたが
既に持ち込んでいるお弁当を食べているお客さんもいるようで、販売はスムーズに進んでいるみたい。
でも、心なしかお金のやり取りがたどたどしいような・・・?

で、いよいよ私の順番へ。ちなみにpeachでは飲み物は飲料水を含めて全て有料。
でも、機内食が無い航空会社も多い関空ソウル線でもお金さえ出せば機内食が食べられる!
これってサービスカットしている大手航空会社も見習うべきじゃない?

  
(左:機内食到着♪ 右写真:左写真下の巻いてある奴がこれ)
 ←実際にやってみた(笑)お味も中々。

機内食大好きな私は(笑)「クリームペンネパスタ」とコーヒーのコンボ750円を注文。
時間が掛かることを告げられ、それを了解し、お金を支払うも、やっぱり少しお金の扱いがたどたどしい。
よく見ると先輩と新人の組み合わせのようです。確かにpeachって就航してまだ半年も経っていないし
急拡大する路線・便数を維持する為に、採用も続けているようなので、早く慣れて頑張ってほしいものですね。

なんて、えらそうな事を言ってしまいましたが、しばらくうとうとしながら待っているとようやく機内食が到着。

カトラリーの入っている入れ物がマットになり、最後ゴミ袋になるのって面白い。
クリームペンネのお味は中々。機内食のメインのみを食べているような感じでした。
まぁ、やっぱり高いのだろうけど、2980+750円で考えても、安いよね(笑)

 ←仁川に無事到着!

おなかも満足し、引き続きうとうとしていると、ようやく韓国ソウル・仁川空港に到着です。定刻より早い到着でした♪

空港に着いたら、弾丸トラベルの開始です。
運良く入国審査をスムーズに抜けられたので、AREXのホームへダッシュ!
(良い子はまねしないで下さいね(汗))

ギリギリ間に合ったAREXで一気にソウル市内へ。
ソウル駅へ着いたらタクシーにて新羅免税店へ。丁度タクシー代分の商品券キャッシュバックの範囲内だから
変に地下鉄で行くより断然オススメ!(笑)そしてこちらでいつもの石鹸をお買い上げ。相変わらず日本の半額〜3分の2近い。

その後、無料のシャトルバス(1時間に1本)でさらに節約移動しようかと思いましたが、丁度行った後(涙)だったので
またもタクシーでミョンドンへ。着いて即頼まれもののコスメを買い、地下鉄で一気に本日のお宿へ!
・・・・超特急で動いたつもりが意外と時間掛かったな(汗)

本日のお宿は【Wソウル ウォーカーヒル】私は二度目の滞在です。

 
(Wホテルのツインルーム、モダンな室内。洗練された赤と白の色使いは私は好きだけど、年配には不評の声も(笑))
  
(シャワーは少し噴出し口がおかしくなっていた。要修繕希望。右はクローゼットなんだけど、外が良く見えるなあ(笑)面白い!)
 
(少し来ない間にバスアメニティは別ブランドに変わってた、けど、右のようなオシャレな紅茶は健在でした(笑))

やはり、出来た当時と違ってカードキーがしょぼくなったり(笑)少し水回りが古くなった感がありましたが
相変わらず奇抜で素晴らしい!(笑)昔よりツインベッドルーム増えたのだろうか、今は簡単にツインで確保できる(開業当初はきつかった)
ついてシャワーを浴びて一息ついたら、同行者の方も無事羽田を発てることが確認。

到着までの間、先にカジノで勝負です!
ルーレット専門の私は今回も一進一退をしながら、何とか15万ウォンプラス(笑)でご飯を食べてご満悦。

 
(本日のカジノ一食目(笑)蟹のあんかけスープ、下に敷いてるオコゲもいい!そして韓国風辛いラーメンってまんま辛ラーメンだった(笑))

そして無事同行者の方と合流♪時間は23時ちょい前くらい?
折角なので一緒にWホテルのBar「Woobar」で一杯戴いた後、再びカジノへ。
いつもは人もまばらになる23時過ぎですが、今日は結構人がいるから、ついつい長居

結果、私は10万ウォンほどのマイナス。ううむ。やっぱり深夜は思考能力が微妙に低下するのか。
もしくはディーラーの手のひらの上で結局踊っているだけなのか。どっちもか・・・。

 
(左は飲んでカジノに戻った時、直ぐに頼んだキムチチゲ!相変わらず辛いけど旨い!)
(右は翌朝、朝ごはん代わりにオムライス!よく食べてるよ、自分・・・(笑))

翌日、午前中再トライするも、一度いい感じになったと思ったものの引き際を誤り、結果更にマイナス拡大。
最終収支では10万ウォンマイナス、赤字です(涙)ま、大負けではないからいいか。

傷心引きずりつつ、無料シャトルバスでミョンドンへ移動し、中央会館でビビンバと緑豆チヂミを食べる。
以前食べたときより少し値上げした?みたいですが、相変わらず安定して美味しかったです。

 
(全州中央会館にて、ビビンバも変わらず美味しかったがここは付いて来る豆もやしのスープが独特で旨い。貝のいい味でてるんだよねえ。)

おなかいっぱいになったところでソウル駅へ向かい、ロッテマートで買い物をしてAREXに乗って空港へ。
(余談:韓国政府の方針により、年中無休のロッテマートに定休日が出来たらしい、節電?それか日本で言う大店法?)

帰りの飛行機は、こちらもpeach、仁川16:25発→関西18:10着のMM006便に搭乗します
24時間以内の滞在・・・考えてみれば、物凄い弾丸です(笑)

仁川空港では、通常のチェックインカウンターで、通常の航空会社と同じようなチェックインでした。
ボーディングパスも普通どおり、こちら側ではLCCだからという違いは見受けられませんでした。

  
(仁川空港にて。チェックインカウンターはこちらで。流れも通常の航空会社と全く変わりません)

チェックイン後、アメリカ産まれのスムージーショップ「Jamba Juice」でオレンジジュースを頂き一休み。
あまり時間も無いので、免税店とかも見ずに、搭乗口へ向かいます。

 

帰りの飛行機も、スムーズに搭乗。そして、定刻より早い出発(驚)
ビックリしたのは乗客が協力的であること。安いなりの代償をちゃんと理解できているのかな?
今回の旅で一番驚いたのは、この乗客の協力感を感じるスムーズさでした。

帰りの機内食はもう1つのホットミール「照り焼きチキンご飯」にコーヒーをチョイス。
やはり時間が掛かるとの事なので、その間おつまみとお水を購入。

 
(水とおつまみ、結構大きくて、中身もしっかり。まぁ、有料だからね。)

おつまみはというと有料なだけ有って中身は充実。
照り焼きチキンご飯も見た目に比べて鶏肉も美味しく満足でした。
(7月からは機内食も一新して、この二種類は無くなりました、メニューの頻繁な入れ替えも大事ですね)

 ←照り焼きチキンご飯♪美味しかった!

そして飛行機は定刻よりやはり少し早く関空に到着。
着陸前には、空港島が良く見えました。

 ←関空が見えてきました♪

到着後、結構早くについたこともあり、ANAカウンターで変更手続き。
予定していたフライトより一本早いANA便で羽田へ帰ります。

帰りのフライトは関西19:55発→羽田21:15着のANA148便。行きと違い、ちゃんとANA運行です
今回の旅行で唯一の既存大手航空会社。
まずは搭乗前、新しくなったANAラウンジにてビールで乾杯!お疲れ様でした!
(こういうラウンジサービスも、LCCでは味わえないですね。)

←ANAラウンジ、関空のラウンジは少し狭いけど、新しいから綺麗。

←帰りはANAの737。今回の旅は小型ばかりだな(笑)

そして搭乗直後、最大の違いを実感・・・。そう、シートピッチが広い(笑)
B737なんて、いつもは狭いって文句を言う機材なのですが、LCC搭乗後に乗るとこれがなんと広く感じることか(^^;;
もちろん疲れと酔い(笑)もあったからですが、快適な機内でぐっすり眠ってしまいました(笑)

そんなわけで羽田から一気に取手へ帰りましたとさ。
かなり弾丸な強行軍でしたが楽しかったです。

peachは値段を考えれば内容はいいと思います。LCCのリスクを認識すること、使い分けの重要性を実感する旅でした。
ああ、関東、競争激しい成田は無理でも、茨城空港あたり来ないかなあ(笑)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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