第二次北陸遠征 〜能登輪島から金沢へドライブと美味しい物を巡る旅〜
                                                2012年4月15〜16日 with My Wife

2012年3月、かみさんのマイルが月末で切れることが発覚。
4千数百ものマイルを失うのはもったいない!
ってなわけで、ファミリーマイルを使って私とかみさんの二人で国内線に引き換える事に。

能登空港から入り、金沢一泊、小松アウトという二泊三日を作ってみました。
相変わらずの食べ食べ旅行ですが、よかったらごらんくださいませ。

2012年4月15日日曜日。天候は曇り。ANA747便で羽田から能登空港へ。
09:50発といつもの私たちにしてはゆっくりなスタート(笑)

なので、羽田空港にちょっと早めに登場して、久しく見ていなかった第二ターミナルの延伸部分
を散策しつつ朝ごはん。延伸部分の食事エリアにあるうどん屋さんで食べたのだが・・・・
これがイマイチ。さぬきを語るにしてはコシが・・・・(汗)

(朝ごはんのうどん、イマイチ・・・)

傷心のままラウンジへ向かう事になりましたが、今回はプレミアム会員用保安検査場から直でラウンジへ入ってみました。これ凄いや(笑)
あたらしいラウンジ(新しいって言ってももう結構たってるが)は広くて快適。

でも、相変わらず国内線のラウンジはフードが「おつまみあられMix」しかないのね・・・。
トマトジュースやら飲みながら登場時間を待ちます。

待っている間に円楽師匠とアーチェリー銀メダリストの学校の先生(名前失念)がいました(笑)
円楽師匠、さすがインテリで通っているだけあって新聞は経済紙、靴とかもオシャレでした。
しかし、師匠。この時期にしてはずいぶんな日焼けだったなあ(笑)

そんなこんなで搭乗時刻が迫ってきたので搭乗口へ。
しかしその搭乗口が超遠い(汗)端っこだった・・・・クレジットカード提携のラウンジの方が近かったな(^^;
意外と距離感をなめていたので、登場口に付いたときは既にファイナルコール直前でした。あぶないあぶない。

座った席は最前列。エアバス321のモノクラスなので当然一般シートです。
離陸して直ぐにドリンクや機内販売が始まったので、飲み物は無料のお茶とアップルジュースを依頼し
ANA MyChoiceからこの時期のお菓子を300円で購入。後味が香ばしい美味しいお菓子でした。

(このお菓子が美味しかった!)

6月からはようやく無料のドリップコーヒーが復活するようで楽しみ。
小さい機内だから、アテンダントさんの目も行き届くようで、快適なフライトでした。

(機内から見る山の景色はまだ雪景色!)

それにしても飛行時間が短い!(笑)定刻10:50より10分以上早くついてしまった(^^;
居眠りする暇も無かった・・・。

というわけで能登空港へ到着。ANAの羽田行き2本だけだけど、なんとか持っているという特異な空港
ここには役所機能と道の駅が併設されているようです。

到着ゲート側では能登の観光マップを配っていたり、いたるところにPRがあったり
かなり力を入れている。活気があっていいね。

 
(能登空港は地域色豊かで取り組みはいいと思います。)

我々は予約しているレンタカーをここでPickUp。トヨタレンタカーだったんだけど
能登空港は営業所が空港直結でいいね。今回の相棒はラクティス。

車をはしらせてまずは輪島の方へ向かいます。

輪島に着いたら終わりかけている朝市を見て、戻ろうと思っていたのですが、
帰り際に「立ち食い刺身」のできる「朝市さかば」なる所が有ったので、安いし小刺身皿300円を食べる事に。
おしょう油が普通のとこちらの地しょう油とあったから、折角なので地物を。甘いおしょう油だったけど、美味しかったです。

 
(上写真:朝市さかば。プチ刺身店ってコンセプトが面白い。店は立ち食いスタイル)

 朝市さかばのメニュー一覧。串刺身って面白いよね(笑)どれも内容考えたらリーズナブル。

そして食べ終わって駐車場へ戻る頃にはすっかり朝市も終わっていて、アレだけ出ていた屋台っぽいものも
全て撤去。そして閑古鳥の商店街に・・・・うーん・・・・

車に戻ったら、能登空港でマップを配っていたおじさんに比較的安く食べられる定番な食事どころとして紹介してもらったお店へ。
こちら「やぶ新橋店」、団体も来るくらいの定番みたい(汗)私たちの座った席もかなり増設しましたチック(笑)
ここで私は松花堂弁当を、かみさんは海鮮丼を注文。味はどちらも美味しかった♪

  
(店構え:見た目より奥行きのある店内です。真ん中が松花堂弁当。右が海鮮丼。どれも美味しかったですよ)

さて、お昼を食べたらここから一気にドライブで金沢に向かいます。
まずはヤセの断崖へ向かうのですが、途中に鳴き浜の砂浜「琴が浜」なる所があるので寄り道。
  
(上写真左、琴ヶ浜、右写真がその砂浜なんだけど・・・鳴らなかったなあ。俺がわからないだけなのかも知れないけど(汗)
 
(浜辺に行くと、裏の崖にはこんな洞窟が。奥には滝が)

さて、再度車を走らせて、いよいよヤセの断崖へ到着。かなりそそり立つ断崖で、是非逆サイドから断崖を見てみたかった。
  
(ヤセの断崖。相当な断崖だなこれは。怖い(汗)しかし、この右端の崖、実は逆向きになっている看板が。なんて書いてあるんだろうな・・・
 立ち入り禁止にそんなもの置かれると気になるよね(笑))

ここから合わせて義経の船隠しなる場所まで歩いてみてみます。ここは結構急な斜面の上ながらフェンスも何もなし。コレはコレで怖いな(汗)
  
(義経の船隠し。右の写真のように、奥へずーっといけるようになっているのです。結構怖い)

義経の船隠しを後にして、その後さらにドライブ♪
かみさんの行った事の無い世界一長いベンチや巌門の岩場などをみて行きます。


(上写真:世界一長いベンチ。相変わらず長いです(笑))

(上写真:巌門にて、水が綺麗だったなあ。それに大して、波に打ち上げられたゴミの多いこと多いこと・・・)

そしてついにやってきました!今日のドライブのハイライト。「千里浜なぎさドライブウェイ」
私は2000年に一度観光バスでここを通っていますが、今回は自分の運転で走ります。

 (走ります♪)

自分の運転で通るのはもちろん初めて。やっぱりアクセル感とかが違う!面白い(笑)
楽しく運転させていただきました。

そしてなぎさドライブウェイを過ぎたら有料道路を通り、一気に金沢市内へ到着。
給油して金沢駅前のレンタカーオフィスに車を返却し、駅の目の前にある「アパホテル金沢駅前」にチェックイン。
今回は食べ物に重点を置いた為、宿は限りなく安く押さえた(笑)ので部屋はセミダブルの小さなお部屋だが気にしない(笑)。

チェックイン後、さっそく市内へ晩御飯。
予約していた「茶寮 かりん庵」へ。ここは料亭「金城楼」の茶寮。さすがに本館は無理ですが(笑)
こちらならリーズナブルにいただけます。

金城楼外観。奥に茶寮「かりん庵」があります。


最初に桜のスパークリングワイン(かみさんはノンアルなのでシロップをお酒風に仕上げてくれました)

前菜から季節感ゆたか。
(彩りも味もイイですね♪)

まぐろのカルパッチョ風サラダ。白ポン酢で。
(洋の要素も有って面白い。このエンドウの食感も◎)

椀物。これも香りが良く美味しい、豆腐は中の食感も残っていて見事。

(さすが、器も素敵で味も香りもいいのが日本料理ですね)

紅鱒の幽庵焼き、上に載っているのは確か麹かな?桜海老も香ばしい。
この料理は特にこちらに出す前の大皿の演出が素敵でした。
(甘さ加減、塩加減、絶妙。)

揚げ物はふきのとうと稚鮎。この稚鮎が絶品!

(稚鮎のほろ苦さが実に美味しい。揚げたて熱々をレモンとお塩で。稚鮎もっと欲しい(笑))

そしてご飯は蒸し寿司とお味噌汁
 

デザートはパンナコッタwith桜ゼリー寄せ
そして桜餅。

 

お味も美味しく、見た目も美しく。素晴らしかったです。
従業員の皆さんも気さくだけれど、距離感の判る良い方で、とても楽しい時間を過ごせました。

(帰り際に金城楼本館の入り口付近だけ写真を。これは凄いわ・・・)

食べ終わった後のお話で「兼六園とかお花見ライトアップやっているかどうか」
を聞いたところ、となりの金沢城石川門はライトアップをしているはずだけど、ギリギリ間に合うかどうか
とのこと。バスで行くより歩く方が早いというアドバイスも頂き、折角なので腹ごなしも兼ねて
歩いて夜桜見物へ!

あるいてみると、石川門付近の道路は駐車場渋滞。こりゃバスじゃなくてよかった
石川門付近の桜は超満開!素晴らしい夜桜を堪能できました。

 
(石川門の夜桜と、中に入ってお堀に移る夜桜、なんて風流。和ですなあ)

しかも、兼六園も無料開放中ではないですか(笑)
お得に、素晴らしい夜桜。灯篭のライトアップ写真もまたよく撮れました(笑)

(兼六園といえば石灯籠ですね。)

最高の夜桜を見物した後に、バスが無い事に気づく(汗)
とりあえず一抹の希望を捨てずに香林坊まで歩いてみると、終バスが一本だけ残ってた!(嬉)
香林坊まででも疲れたけど、ここから先はバスに乗れてよかった(涙)

ホテルに戻ったら大浴場入って、速攻寝ましたとさ(笑)

朝、起きたらまずは朝ごはん♪ってことで、金沢駅構内のパン屋さんで軽く朝飯を食べ、
ホテルをチェックアウトしていざ出発。

(レトロなボンネットバスで周遊できます♪)

バスに乗ってひがし茶屋街へ。
こちらの古い町並みをかみさんにも見せてあげたくて、行って見ました。
川沿いの桜の花は満開で見事。いい時期にこれたもんだ。

(川沿いの桜も満開。ここもウェディングフォトがいました(笑))

茶屋街のメインストリートに入る手前の金箔屋さんでお土産を買ったりしてたどり着いた
ひがし茶屋街のメインストリートでは、和装のウェディングフォトが大盛況。
外人さんやら、日本人&外人さんのカップルやら、日本人同士やら、何組も。
なかなか盛況で、通りに何組もいる状態で凄い事に(笑)

(ひがし茶屋街メイン通り)

 

そんなのを横目に、古いお茶屋さん。前回旅行記でも立ち寄った「志摩」を見学した後
金箔&塗り物のお店を見てみると、ここに金箔で装飾された黄金の蔵が!

 (黄金の蔵!)

ただの見学の私たちにもお店の人が丁寧に教えてくれました。
これは凄いな(^^;;

さて、金箔の蔵を拝見した後、お麩屋さんでお土産を買いつつ奥にある神社へ。
こちらにある万病に効いたとされる井戸があるとの事で見てみたのですが、古い井戸で蓋がされていました
「跡」となっているところをみると、水は枯れてしまったのかも。

 

こちらの境内も桜が満開。風に舞う花びらが雅で、たまらなく美しい。
日本人でよかった(笑)ちなみにここの狛犬は子どもが乗っている珍しいものだそうです。



さて、帰り道アイス最中なんぞ食べつつ(笑)バスに乗り込み向かうは再び兼六園。
今日も兼六園は無料開放中。素晴らしい庭園を散策します。
時間の都合上金沢城にまではいけなかったのは残念だけど、兼六園のお庭。さすが日本三大庭園。良かったです。


左上は石川門付近を、他は兼六園内。桜の季節は最高です。

その後香林坊付近までバスで移動し、そこから片町武家屋敷跡へ。
こちらは昔の武家屋敷の壁とかをそのまま残している町並みで、一般住宅が殆どであるところがポイント。
凄い趣のあるエリアなんだけどね。

  
(片町武家屋敷跡、土壁は伝統様式だけど、内側にあるお家は新しいってのも結構ある。そんな中お店もあったり、古い建物も残ってたり。風情はいいね)

そこのはずれには和菓子のお店が二件、本当に目の前に並んでいる。
どちらも美味しそうだったが、一軒のお店でお買い上げ。

その後、時間もあまり無いので、香林坊のバス停から一気に金沢駅前へ戻る。
今日のお昼ご飯はこちら、「割烹つづみ」で頂きます。
和倉温泉加賀屋グループのお店とあって、期待十分。



まず先付と、前菜色々。

これ、先付の蒸しあわびが絶品。他も美味しい。
先付けも一つ一つ美味しい。ソラマメの色合いとか素敵。

お椀
 
入っている器もいいですね。

御造り
(エビが甘くて絶品、鮪も当然。薬味が茗荷ってのが面白い)
これも器が素敵。中のお刺身も当然美味。

台物
のど黒春野菜蒸し

(下の段に石灰の袋が入ってて、下から暖めているシステム(お弁当に有るよね))

・・・のど黒、旨い!こんな美味しかったっけ(^^;今日一番のヒット。

煮物
あなご饅頭
(器も綺麗よね)
これも美味しい。里芋の饅頭の上に煮あなご。
餡の掛かった優しいお味。和食ってほっとするよね。

肉物は能登牛ステーキ。
(この焼加減が本当にたまらん(笑))
焼加減が絶妙!外はカリカリッと。中はレアでジューシー。
付け合せの野菜も含め、美味しく頂きました。

そして酢の物を経て


たけのこご飯とデザートで〆。
 
デザートのメロンが実に甘くてやられました(笑)

いやはや、さすが。美味しかった!
少し時間帯のせいか、品物が出るタイミングが短すぎたり空きすぎたりっていう点は
有ったけど、美味しくいただけました。

(割烹つづみの直ぐ隣にホテルの入り口が。)
ここは本来料理旅館らしい。
お金があったらこういうところに泊まって美味しく戴くのもありですね。

さて、おなかいっぱいになって、金沢駅の中で少し散策していたらもう時間
高速バスで一気に小松空港へ向かいます。

(金沢駅前は新幹線を想定した駅舎なので実に立派)

小松空港へ付いたら、チェックインして、ANAラウンジへ。
この空港は小さいけどセキュリティエリアにちゃんとラウンジがあるようです。
本当に小さいけどね。

ラウンジで疲れを癒した後に、ANA758便にて羽田へひとっとび。
羽田に着いた後、国際線ターミナルへ移動して「ラーメンせたが屋」で一杯食べて帰りましたとさ。

(今年もありました、吉徳の鎧兜at羽田国際線ターミナル)

一泊二日で疲れたけど、美味しいものたくさん食べた、いい旅行でした!
最後まで読んでくださり、ありがとう御座いました。

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