JetstarJapan搭乗記 〜国内新規LCC乗り比べ最終章(笑)〜
2012年9月19日
2012年9月19日、法事で宝塚へ向かう用事があるので、今回は両親とジェットスタージャパンで
関西空港を利用していく事にしました。私は日帰りで帰りは全日空。(両親は3日後に同じくジェットスタージャパンで帰ります。)
kazukunはコレで国内新規参入LCC三社(Peach、Airasia、Jetstar)を
全て搭乗すると言う今までに無いハイペース(笑)(Peachは厳密には国際線だけど(笑))
楽しみです。
2012年9月19日
成田空港へ出発1時間ちょい前の5時頃到着、チェックインカウンターへ向かう。
家を出るのは4時過ぎ、幾ら近いとはいえ、さすがに早いよね、毎度毎度(笑)
(到着したら2Fへ向かいます。以前と違い、LCCの手荷物受け取り部分とJetstar用チェックインブースが出来たようです)
(左写真:カウンターでチェックインして左奥にある保安検査機まで自分で荷物を運びます)
(右写真:丁度東京シャトルがついたくらいの時間になるともうこの混雑っぷり、この後更に混みあってきました)
本来ならオンラインチェックインをしていれば不要なのだが
オンラインチェックインをしようとしたら、私はチェックインできたが
両親はチェックインできず(往復と片道の為記録が別々なのです)、預け荷物もあったので当日空港で行う事に。
ちなみに、チェックインの時に空いていれば座席が自由に選べるのはJetstarだけじゃないかな?
AirasiaもPeachも自動アサインだった気がするので、この点はJetstarの便利なところだと思います
ちなみに、窓口でチェックインがうまくいかなかった理由を聞くと「三分の一くらいそういうお客様が・・・」って結構いるんだな(汗)
でも、そういう事情が多いせいか、チェックイン作業は非常に丁寧でした。
チェックインした後、自分で荷物を持って奥の検査台まで運んだりするのもLCCのチェックインカウンターだね。
一時期の屋外ではなく、直ぐ裏なので、これはかなりの進歩ともいえるのだけど(笑)
チェックインした頃丁度東京シャトルがついたみたいで急に人が溢れてきた。保安検査場が混むのが嫌だったので
検査場入り口の自販機でコーヒーを飲んだら早々に検査場をくぐる事にする。
(国内線出発口)
ちなみに保安検査場はJALやSKYの使っている所と同じ。
三レーン程度しかない保安検査場はこの時点で結構混んでいたので要注意。ギリギリだと結構あぶないかも。
検査場を抜けると、小さなお店があり、そこには雑誌やらお弁当(おにぎりや助六程度の簡単なもの)がおいてありました。
LCC対策もあってか結構な量で、ベンチに腰掛けて朝食を先にとっている人も結構居るみたい。
さて、搭乗口はバスゲートなので、保安検査場を抜けたら下に下ります。
(左から、案内図、LCCは下のバスレーンへ。真ん中は保安検査場通過直後。ここに一応売店があっておにぎりや飲み物が売っていた。右はバスゲート)
搭乗開始まで少しだけ時間があるので椅子に座って待とうにも椅子が少なくて結構困る(寝てる人も居るし・・・)
何とか見つけて座っていると、関西行きの前に出発する沖縄行きの最終バスが出るとアナウンス。それでも乗っていない人の名前を
係員が呼んでいる、一組だけじゃなく数組いるようだ。なんでいないんだろうね?
(搭乗開始!バスに乗って飛行機へ向かいます)
そんなのを横目に見ていると我々の搭乗開始の時間。
バスに乗って飛行機へ向かう。窓から見える車はJetstarのロゴだらけ(笑)なんでなんだろう(^^;;
(左の写真は・・・わかるかなあ、jetstarの★マークだらけ(笑))
やがてバスは飛行機の前に到着。飾りの無いむき出しのタラップを登って搭乗します。
LCC区画なのか、向かい側にはやはり先日同様Airasiaが止まっておりました。
(左:搭乗前に1枚♪ 右:エアアジアの初号機、2番機揃い踏みしておりました)
搭乗前に記念撮影♪、私以外にも結構いる。飛行機初心者にとって、こんな場所で写真を取れるのはいい機会ではないでしょうか。
私はマニアでも無いのに今でもこういう所で写真撮るのはわくわくしちゃいますけど(笑)
(左:3x3の座席配置。真ん中:見ての通りシートピッチは狭目だけど短距離なら俺でも問題なし。 右:シートポケットが上部にあるので窮屈さを感じにくい)
機内は5〜6割の搭乗率といったところか。座席はやはり三社通じていえるが狭い。
やはりLCCだからか、リクライニングを平気で倒してて注意される人多数。
Peach、エアアジアでも見られたこの光景。やはりLCCは飛行機旅行の裾野を広げると言う意味では大きな役割を果たしているのだろう。
←(席を詰めてるから左最前列のパーティーションも無いわけですね)
ちなみにこの320、最前列の左前は壁が無く広々しているのが印象的。当然の事ながらこの席の指定料は高めに設定されております。
フライトアテンダントさんはオレンジのジャケットが黒い機内に映えて凛々しい。
キビキビと動くさまはなかなか。peachやエアアジアに比べるとややアナウンス等でいい意味での上から目線な感じ
があるのは、親会社JALの影響もあるのかな?ちなみにアテンダントさん、飛行中は上着を脱いで黒い服での勤務です。
「いつもJetstarをご利用になっているお客様もしっかり・・・・」でお馴染みの緊急時の説明を経て出発。
離陸はスムーズでした。離陸後、少し時間が掛かったものの(気流がわるかったか?)ベルト着用サインが消え、機内販売が開始。
(上写真左右:機内販売のメニュー。エアアジアやPeachに比べるとリーズナブルな物に特化した感じ)
私は朝食と言うことでツナサンドとドリンクにホットコーヒーを注文。メニューにツナサンド(温・冷)とあるだけあって
希望によって温めてくれるのだが、事前情報では短距離線では温めてくれないと聞いていた。
けど、今回は「温めますか?」と聞かれたので温めてもらう事にする。でも「お時間掛かりますが宜しいですか?」とのこと
やっぱり結構温めるのも時間が掛かるんだねえ。承諾し、お金を先に払う。
ホットコーヒーが先に供され、しばし待ちぼうけ。
コーヒーは当然インスタントなのだが、慣れたもので絶妙な濃さ加減になっている気がする(笑)
でも、容器は何処にでもある発泡スチロール製のコップで、ロゴとかは付いていない。
ちょっと残念に思っていると丁度ツナサンドが到着。
「熱いのでお気をつけ下さい」との一言。
(左:ツナサンドとコーヒー。カップにはロゴとかは無し 右:ツナサンドは真ん中でカットされています)
渡された容器は確かに熱々だ。写真を撮って(笑)
蓋をはがしてサンドイッチを取ると・・・表面は温かいのだが中がまだ冷たかった(涙)と言っても
お味の方はコショウ等のスパイスが効いたツナサンドでパンも良く出来ており味は中々。
朝食には最適な感でおいしゅうございました。出来ればドリンクとセット販売してくれればいいのにな。
そんなこんなで機内食マニアっぷりを発揮している内にもう機体は降下を始めていた。
定刻より少し遅れて関西国際空港に到着。少しお話もしたのですが、応対も良く、総じて快適でした。
関西空港についたらバスでゲートまで移動。一般の国内線エリアから外へ
(今後共用されるLCCターミナルを使うようになるのかしら)
←バゲージレーンのヒトコマ
初搭乗のジェットスタージャパンでしたが感想としてはなかなか良かったです。
保安要員としてのFAさんの業務も問題なし。ただ、適度な気さくさ、親しみやすさはPeachの方が上かな。
Airasiaは初便の混乱しか知らないから、次に期待。ただし機内食は最も充実、かつ味も良かったかな。
と、言うわけで、好みはあれど、現状甲乙つけず。というところでしょうか。どのキャリアも今後の路線拡大に期待したいところ。
さて、到着したその後、両親の朝ごはんに付き合い、バスで一気に尼崎まで移動して、そこからJRで中山寺へ。
バス停。やっぱり関空は遠いわ・・・・。
中山寺で法事に一緒に参加される現地の方と合流。
そこで法事を済ませて、お昼ごはんへ。
そのとき食べたお蕎麦屋さんをご紹介。
(左;古民家風の外観 右:自家製粉石臼引きの手打ち蕎麦とある。期待♪)
西日本でお蕎麦ってのも初めてなんだけど(どうしてもうどんを食べたくなるからね)
このお店、かなり蕎麦粉にこだわっているみたい。十割蕎麦(数量限定)が美味しそうだったので注文。
大盛りはないのだけど追加蕎麦があるのでそれをつけて事実上大盛りに(笑)
両親はあなご天付き蕎麦御膳(こちらは二八蕎麦)を戴く。十割蕎麦は我々の注文でラスト、危ない!(笑)
(左;あなご天御膳 右:十割蕎麦(もりそば)追加はその後別皿できました。)
さて、お味の方ですが、普段食べるお蕎麦より細いのね。という印象。
蕎麦の香り豊かでとても美味しいお蕎麦でした。二八の方はやはり喉越し、口当たり滑らかという印象だけど
やはり十割の香りには敵わない。その違いを瞬時に実感できるものでした(^^;;
ちなみにここの十割蕎麦はつゆをつける前に、お塩一つまみで食べることがオススメとのこと。
蕎麦の香りを確かに良く感じることの出来る食べ方だと思います。
蕎麦湯!
最後に出てきた蕎麦湯が絶品!いつものお湯っぽい蕎麦湯じゃなくて、かなりとろっとした感じ。
味も濃いので美味しくいただけました♪
さて、お食事をして少し休んだら、もう伊丹空港へ向かわなくては!早いなあ・・・・
(上写真左右:中山寺は阪急中山駅と隣接。今度は阪急とモノレールで伊丹へ向かいます)
伊丹に着いたらそんなに時間も無かったので、チェックインを済ませます。
帰りはANA♪というわけでリニューアルされたANA
LOUNGEへ立ち寄ります。
(ANALOUNGE リニューアルされて綺麗に。しかし、やっぱりこういう空間が有るって素敵だわー・・・)
少し折り返し機材の到着が遅れているとの事なので思いのほかゆっくり出来ました。
軽食関連は全く無い(おつまみあられだけ)けど、ドリンク飲んでゆっくり出来るこの空間は素敵。
でも、食事は入らないけど、マドレーヌとかフィナンシェとか置いてほしいなあ・・・
さて、遅れていた機材の準備が出来たらしいので搭乗口へ。優先搭乗にながーい列。
さすが伊丹とは思うけど、それにしても優先搭乗の対象者、多くないか?(汗)
そんなにGOLDメンバーがいるのか・・・(汗笑)
(機材はポケモンジェットでした!なんか、いたるところにポケモンづくし(笑)非常口前の広々座席で無事羽田に到着♪)
座席は非常口前をキープ、コーヒーを戴いたりしてのんびりと。
朝から寝ていなかったので帰りの便は殆ど寝ていましたが、おきているわずかな時間帯にも
飲み物の件その他で気を配ってくれたりと、さすがはANA、フルサービスキャリアならではのおもてなしでした。
コレだけの差を考えると大阪線に関してはちゃんと予約できれば3〜5千円程度の差でフルサービスにも乗れるので
LCCとどちらを選ぶのか。そういう意味では既存のフルサービスキャリアも無くならないと思いますね。
羽田空港に降り立ったとき、そんな事を考えていました。
LCCはそのローコストたる理由をしっかり理解していれば新しい移動手段として素晴らしいと思います。
その低価格で航空旅行の裾野を広げてくれました。最近は少し値段が上がりだしていますが、これからも
お手ごろな価格で我々を空のたびへ導いて欲しいものですね。
最後までごらん頂き、ありがとうございました。
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