キング・ソロモン（１９３７年／監督：ロバート・スティーヴンスン）
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ソロモン王の宝窟の地図を発見したオブライエンが、案内人のアラン・クォータメイン（セドリック・ハードウィック）が止めるのもきかず、単身発掘のためにアフリカ奥地へ向かう。オブライエンの娘ケイシー（アンナ・リー）が父の後を追ったのを放っとくわけにもいかず、クォータメインも宝窟探検の旅に出るが…… ヘンリー・ライス・ハガードの「ソロモンの洞窟」の最初の映画化？ クォータメインを案内する謎の黒人にポール・ロブソン。私はミュージカル特集ビデオで「オールマン・リヴァー」（３６年のショウボート）を歌っているのしか知りませんが、有名な歌手とのこと。この作品の中でも見事なバスの歌声を聴かせてくれます。 出演者たちのアフリカ・ロケは行われておらず、実写フィルムを挿入することでアフリカの雰囲気を出そうとしていますが、砂漠や岩地はアメリカ西部の景観ですね。それでも、蛮族との戦いや火山の爆発は見応えがあります。 それにしても、アンナ・リーという金髪の女優さん、結構魅力的でしたが他に出ている作品を知りませ〜ん。 |
トゥームレイダー（２００１年／監督：サイモン・ウェスト）
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行方不明の父（ジョン・ボイド）が残したメッセージを解読したトレジャー・ハンターのララ（アンジョリーナ・ジョリー）が、過去を自由にできる力を狙っている秘密結社と戦う物語。 父子競演ということで観ましたが、結局はノーブラ・ボインのアンジョリーナ・ジョリーのアクションだけが魅力の作品でしたね。だけど、彼女は私の好みの女優ではないんで、パート２は遠慮しておこう。 ドラマだけなら、ＢＳ２で放映していたテレビドラマ『レリックハンター３・秘宝を探せ』の方が面白かったで〜す。 |
トゥームレイダー２（２００３年／監督：ヤン・デポン）
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トレジャー・ハンターのララ（アンジョリーナ・ジョリー）は、アレキサンダー大王の秘宝を発見するが、中国マフィアの一味にメダリオンと珠を奪われる。それは世界を滅ぼすパンドラの箱の所在を示す地図であり、彼らの背後には恐るべきテロリストがいた。ララはＭＩ−６の依頼を受けて、世界を救うために中国奥地へ侵入するが…… 遠慮せずにパート２も観てしまいました。アレキサンダー大王の秘宝を探すのが、アンジョリーナ・ジョリーというのは笑えます。 手を変え品を変えて派手なアクションを展開してくれますが、中味はお子様向け。テレビゲームが原案なので当然といえば当然なんですが、ハリウッドの冒険アクション映画の精神レベルはどんどん低下していく感じですね。 |
レジェンド 三蔵法師の秘宝（２００２年／監督：ピーター・パウ）
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イン（ミシェル・ヨー）とトン（ブランドン・チャン）は、三蔵法師の秘宝を探し、チベットの寺へ返す使命をおびた一族の子孫だった。そこに、実業家カール（リチャード・ロクスバーグ）が持っていた秘法の鍵“敦煌の心臓”を盗んだインの恋人エリック（ベン・チャップリン）が３年振りに戻ってくる。秘法の場所は、インが所持している巻物に書かれていたが、いつも子供扱いされているトンが恋人のリリー（マーガレット・ワン）と“敦煌の心臓”と巻物を持って、敦煌へ旅立つ。インとエリックが慌てて追いかけるが、彼らを追って秘宝を狙うエリック一味が…… ミシェル・ヨーがワイヤー・アクションの優雅な舞を見せてくれます。でもって、見どころはそれだけなんですよ。内容は中途半端な冒険アクションだし、ユーモアとドタバタを混同しているし、ヒーローも悪役も魅力ないしで、凡作で〜す。 |
『ルパン』（２００４年／監督：ジャン・ポール・サロメ）
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スピーズ公爵の屋敷で暮らすアルセーヌ（ロマン・デュリス）は、父の指図で公爵夫人の首飾りを盗んで父に渡すが、父は翌日死体となって発見される。母と屋敷を追い出されたアルセーヌは、やがて怪盗ルパンとなって活躍しはじめる。ルパンは公爵夫人の娘クラリス（エバ・グリーン）と愛し合っていたが、王家の秘宝を狙う貴族に捕らえられていたカリオストロ伯爵夫人（クリスティン・スコット・トーマス）を救出したことから、彼女に惹かれはじめ…… ルパンは小学生時代から好きで、ポプラ社の“怪盗ルパン全集”全１５巻（最終的には、２８巻まで刊行）は揃えていました。映像になったルパンは観たことがなかったので期待したのですが、残念ながらイメージが大幅に異なりました。 主演のロマン・デュリスには優雅さがないし、カリオストロ伯爵夫人のクリスティン・スコット・トーマスには妖艶さがありません。 物語は前半のルパン誕生までは面白かったのですが、後半は複雑なストーりーが上手く整理されていない感じです。あざとさばかりが目につき、全体的に盛り上がりに欠け、中途半端な気がします。 |
