アメコミ・ヒーロー


スティール 鋼鉄の救世主(1997年/監督:ケネス・ジョンソン)

NBAのスーパースターでラッパーのシャキール・オニール主演のヒロイック・アクション。

原作は人気コミックで、内容もコミック的です。アメリカ軍が開発中の音波銃の秘密を盗み出した悪党が、世界中のテロリストへの販売デモンストレーションとして連邦銀行を襲撃する。自分が開発した音波銃が犯罪に使われることを阻止するために、軍隊を退役した主人公が、最新プロテクターを装備した“スティール”となって悪党に立ち向かうのです。

メカに金がかかっておらず、メカニック・アクションとしての面白さは今イチ。“やっぱりB級”といった作品でした。

 

ザ・ファントム(1996年/監督:サイモン・ウィンサー)

何もする気がおこらなくて、何とはなしに日曜洋画劇場を見たら、トラックがジャングルの吊橋を渡るシーンで、これはなかなか面白そうだと最後まで観てしまったのが、『ザ・ファントム』でした。

三つ揃えると、世界征服も夢ではないというエネルギーを持つドクロをめぐって正義と悪が対決。紫色のコスチュームに黒いマスクをつけた正義のヒーローが、ファントムなんですね。

何代にも渡って、悪の権化シン一族と戦っているんですよ。ジャングルで、あのコスチュームは不似合いだよなあ。物語の設定も、展開もマンガ的だと思ったら、原作はアメリカン・コミックでした。う〜ん、納得。

次ぎから次ぎへと、アメコミのヒーローが映画化されるのは、SFXの技術が進歩したからでしょうね。

トリート・ウィリアムス、ジェームズ・レマー、パトリック・マッグーハン、サマンサ・エッガーといった見覚えのある顔が色々出てきたので、それなりに楽しめましたけど、ヒーローとヒロインが今イチ。

ビリー・ゼインはヒーロー顔じゃないですよ。ヒロインのクリスティ・スワンソンも、悪女役のキャサリン・ゼタ・ジョーンズのインパクトの前に影が薄かったし……

ヒーローには、存在感が必要なのだ。

 

X−メン(2000年/監督:ブライアン・シンガー)

エスパーよりも怪物的なのがミュータントですね。なにしろ変身能力があるので、不気味なんです。カメレオンのように舌が伸びたり、コブシから刃物が出たりするなんて化け物ですよ。

原作のアメコミは見たことはありませんが、実写は原作に近いものじゃないですかね。最近のCG技術であれば、出来ないものはナイ感じです。これからもアメコミの映画化が増えるんでしょうね。

内容は、人類を滅ぼそうとするミュータントと、人類と共存を図ろうとするミュータントが戦う単純構造です。

『ユージュアル・サスペクツ』のブライアン・シンガー監督の作品としては物足らなさを感じますが、アメコミが原作だから複雑な筋立てを期待するのはムリかも……

続編の製作が予定されているようで、映画館に足を運ぶことはないでしょうが、テレビ放映されたら、やっぱり録画して観るでしょうね。

 

X−MEN2(2003年・米/監督:ブライアン・シンガー)

大統領がミュータントに襲われ、ミュータントの殲滅を画策するストライカー(ブライアン・コックス)が乗り出してくる。そして、X−MENとの戦いに敗れて囚われているマグニート(イアン・マッケラン)をつかって、ストライカーはミュータントの指導者であるエグゼビア(パトリック・スチュアート)を捕らえる。X−MENの基地がストライカーの組織に襲撃され、脱出したローガン(ヒュー・ジャックマン)はオロロ(ハル・ベリー)たちとエグゼビア救出に向かうが……

前作で主要なミュータントの能力が説明されているので、今回はハナからアクション・シーン満載で退屈しません。この手の映画は理屈なんて必要なく、気分よく乗せてくれたらそれでいいのです。

ストライカーの配下としてローガンと同じ能力を持つデスストライカー(ケリー・フー)が登場するのですが、ターミネーター3でもそうだったように決まって女ですね。女は意思を持たない冷酷な動物なのか……

 

デアデビル(2003年・米/監督:マーク・スティーブン・ジョンソン)

子供の頃に有毒廃液を浴びて盲目となった弁護士(ベン・アフレック)が、法で裁けぬ悪党をデアデビルとなって制裁するというマーベルコミックのヒーローの映画化。

有毒廃液の副作用で超能力者となるのは、お手軽な設定。ヒーローの人間性を出そうとして、暗く重くなっており、颯爽としたところがないのが致命的で〜す。

恋人のジェニファー・ガーナー(TVシリーズ『エイリアス』で私のお気に入り女優)が殺されても、悟ったように大ボスのキングピンを殺さないのは、キリスト教精神の表れ?

デアデビルの隠れ家が教会だったので嫌な予感がしたんですよ。楽しんで人を殺すコリン・ファレルが圧倒的に存在感があります。続編を作るならデアデビルでなく、ブルズアイだァ。

 

 

ハルク(2003年/監督:アン・リー)

遺伝学者のブルース・バナー(エリック・バナ)は、彼の父親(ニック・ノルティ)が自らを人体実験して作った特殊遺伝子を持っていた。ある日、実験中の事故で大量のガンマ線を浴びたブルースは、怒りの感情によって巨大な怪物ハルクに変身する体となる。アメリカ軍はブルースを捕らえ隔離するが……

CGによるハルクは巨大なわりに軽く感じてしまいます。ハルクの敵が同じような超人だったり軍隊だったりするのは原作に近いのでしょうが、内容はウ〜ン。

それにしてもハルクの怒った顔って、小川直也に似ているんだよなァ。ハッスル、ハッスル!

最近さえなかったジェニファー・コネリーが魅力的だったので満足で〜す。

 

 

 

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