SFホラー


スクリーマーズ(1996年/監督:クリスチャン・デュゲイ)

辺境の惑星で、エネルギー鉱石の占有をめぐって、開発企業と連合軍が戦争を続けていた。連合軍のヘンドリクソン司令官(ピーター・ウェラー)は、この無益な戦争を終わらせようと、和平交渉に敵基地に出向くが、そこはスクリーマーズによって全滅させられていた……

『ブレードランナー』の原作で知られるフィリップ・K・ディックの短編小説「変種第2号」を基にしたSFホラー。

スクリーマーズとは、連合軍が防衛用に開発した機械生命体兵器でして、独自の進化をはじめて人類を襲いはじめたんですね。機械か人間かわからないところが怖〜い。

脚本にはダン・オバノンも参加しており、A級作品になってもおかしくないんですが、チーピーなセットと造形物、演出もヘタクソでサスペンスが全然盛り上りません。

ピーター・ウェラーは、しょせんB級スターなのかなあ。

 

スピーシーズ・種の起源(1995年/監督:ロジャー・ドナルドソン)

宇宙人から送られてきたDNA情報をもとに科学者(ベン・キングズレー)が新しい生命体を作る。人間の女へと成長したそれは地下の秘密研究所から逃亡し、ロサンゼルスに現れる。男のエネルギーを吸いつくして怪物へと変身し、自分の仲間を増やそうとするが……

一種の宇宙人の地球侵略ものですね。地球の科学者たちが“種の起源”を研究するために、宇宙人に騙されて怪物を誕生させるのですから。

怪物退治をするのがマイケル・マドセンで、美人怪物がナターシャ・ヘンストリッジ。彼女になら喰われても、スケベー男は本望でしょう。

 

スピーシーズU(1998年/ピーター・メダック監督)

『スピーシーズ・種の起源』の続編。今回は、前作の美女エイリアン(ナターシャ・ヘンストリッジ)のクローンが登場。

火星探険に行った宇宙飛行士に、火星の砂の中で眠っていた凄まじい生殖能力を持つエイリアン(スピーシーズ)が寄生する。地球に帰還後、スピーシーズは繁殖目的で、女性を次々に惨殺していく。国防省は、前回の事件で経験のあるマイケル・マドセンをスピーシーズ退治のために雇う。DNA実験で蘇生させ、人間教育を施している美女スピーシーズのテレパシー能力を利用して、地球に侵入してきた男性スピーシーズを追うが……

前作と比べると、まるで面白くありません。追跡劇にハラハラドキドキがなく、それに代わるサスペンスも用意されていませんからね。ネバネバ怪物と、血みどろ殺害シーンばかり見せても、ホラーにはなりませんよ。

マイケル・マドセンはB級映画スターになってきたなァ。

 

パラサイト(1998年/ロバート・ロドリゲス監督)

オハイオ州の田舎町の高校に、人間に寄生して地球を侵略しようとする宇宙生物がやってくる。先生や仲間が寄生されていく中、学園の異状に気がついたケイシー(イライジャ・ウッド)は寄生体の親玉を倒すべく、大多数が寄生された高校へ潜入するが……

地球侵略モノであるとともに、ハイスクールを舞台にした学園ホラー。学園ホラーって、B級映画のジャンルとして結構作られていますね。

それにしても、この宇宙生物の生態がよくわからないんですよ。細胞分裂の形態が曖昧なんです。B級映画の例にもれず、思いつきだけで物語が展開している感じで、最後は完全に『スピーシーズ』でした。

 

プレデター2(1990年/監督:スティーブン・ホプキンス)

シュワちゃんと対決したプレデターが、今度はロサンゼルスに現れて、はみだし刑事のダニー・グローヴァーと対決。ゲイリー・ビジー率いる政府の特殊部隊がプレデターを生け捕ろうとして、グローヴァーと対立するのは、この手の映画の定番ですね。続編としての目新しさありません。

プレデターの狩猟コレクションの中にエイリアンの骨があったのは、『プレデターVSエイリアン』の製作をみこした伏線なんですかね。

グローヴァーが勇者の印としてプレデターから1700年代の旧式拳銃を受け取るのですが、その拳銃に刻まれていた名前を判読できなかったです。気になるなァ。

女刑事役のマリア・コンチータ・アロンゾは私好みの女優で〜す。

 

エイリアンVSプレデター(2004年/監督:ポール・W・アンダーソン)

ウエインランド社の観測衛星が南極の地下600メートルに熱源を発見する。ロック・クライマーのレックス(サナ・レイサン)や考古学者のセバスチャン(ラウル・ボヴァ)が呼び集められ、調査隊が結成される。社長(ランス・ヘリクセン)自ら調査に乗り出し、100年前に廃墟となった捕鯨基地の真下からピラミッドが発見される。残された文字からそれが最古のものだとわかる。そこには、成人の儀式としてエイリアンと戦うプレデターが書かれてあり……

この手の映画は、ドラマ作りに無理が生じるので内容は期待できません。人間の絡み方が上手く処理できれば成功といえます。

“エイリアン”と“プレデター”のファンに対する遊び心も入っており、平凡なできですが退屈はしませんでした。

ところで、ラストで主人公は南極にたった一人置き去りになるんですが、救出の連絡はとれたのでしょうか……?

 

 

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