マック講座5・マナー(注文〜退店まで)

全国70億のマック講座ファンの皆さん!お待たせいたしました!
「源さん」(42才・八百屋経営)がようやく再登場です!!
前編を読んでない方はこちらで。

へ?「別に待ってねーよタコ」ですか?う〜ん…。いきなり一番痛いところを突かれましたね。まぁ、とりあえず源さんのお話を聞いてみましょう。例によって夢の中で。


〜かっちょ良くキメる方法・後編〜

 おう!久しぶりだなエブリバディッ!!今日もみんなに俺っちの生きざまを伝授するからよ!よーっく聞けよ?!

 …そういえば前回はどこまでだっけ?確か「姑・ヨネと鬼嫁・銀二の果てしなき抗争 〜第47章・愛情と憎悪の彼方へ〜」までだっけか?

すぱんっ!違います!

痛っ!何もスリッパで叩くこたぁあるまいに…。わーったよ、ちくしょう…。

よっしゃ!行くぞ!!しっかりついて来いよ?

◆座る

 前回の俺の講座で、しっかりと自分の買いたいのを注文出来たか?ん?
 何ぃ?!「ついウサン臭いスマイルにつられてベーコンポテトパイ買っちゃいました」だぁ?
 …ったく、しょーがねぇなぁ。前回あれほど言ったってのに…。まぁいい。そういうのを繰り返して、人間は成長していくもんだ。
 まぁ気にすんな。俺はそんなお前らを見捨てたりしねーぜ。

 マックで気持ち良く食する為にゃ、座席ってのは重要なポジションだ。妥協は許されねえぜ。
 もちろん、ここで座るのは「喫煙席」だ。「禁煙席」じゃねーから覚悟しとけ。え?

「私は別にタバコ吸いません」
だと?バカヤロウッ!!そんな事聞いてねぇよ!!
 タバコの煙が目にシミるからって、ちょっとの間我慢してくれ。何事も「かっちょ良い」為だ。どうしても我慢出来ないんなら、ガスマスクでも着用しておいてくれ。

 そうそう。ガスマスクで思い出したが、昔、そう、世間がオ○ム真理教のサリン攻撃に怯えていた頃の話だ。俺がふと立ち寄ったゲームショップで、ホンモノのガスマスクが

ハルマゲドン特価6000円!!
 って売ってた事があった。俺はあまりの馬鹿馬鹿しさと、そのナイスな商魂に心を打たれて購入を決意したが、財布の中には700円しか無かった。慌てて銀行に走り、俺が帰ってきた時には残念ながらもうすでにガスマスクは売り切れていた。
 あの時は悔しかったな。あんなに悔しかったのはショートケーキを食べてた時に、最後の楽しみにとっておいたを兄貴に「お?苺嫌いなのか?よしよし。お兄様にまかせとけ!」と食べられた時以来だった…。ヤツはいつか死なす。
 …あぁ、悪りぃ。話がそれちまったな。許せ。

 まぁ、座る席は出来れば、背後を取られる心配の無い、壁際の席が好ましい事は言うまでもねーな。

◆食べる

 さて、いよいよ食べる瞬間がやってきたぞ。
 おいおい、まぁ待て。慌ててカブりつくんじゃねぇぜ。それこそ今までの積み重ねが「BBク○ーンズ」の様にホントに一発で消えちまうからよ。ん?このネタ古すぎか?まぁ気にすんな。
 席についたら、まず用意しておいた「ちり紙」を取り出して準備しておけ。そして心の中で「いただきます!」と元気良く叫べ。この食べ物を作ってくれた人に感謝だ。こういう心の中の余裕が、「かっちょ良い」への第一歩だ。それを忘れるな。
 ただし!あくまで心の中で、だぞ。うっかり大声を出しちまった日にゃ、一気に「ちょっと変な人」の仲間入りだ。

 よし。黙祷が済んだら、思いっきり食らえ!別に「最初にポテトを摘まんで、ドリンクを一口飲んで…」なんて、順番なんて気にすんな!そんなのを気にしてどーするんだ!!食いたいモノを食いたい時に食えばいーんだ!!

 ん?「ちり紙」は何の為に取り出したのかって?う〜ん、鋭いな。なかなかいい八百屋になれるぜ。
 これは、ポテトの破片が気管にダイビングしてしまい、ムセて思いっきり吹き出してしまった時に重宝するんだ。こんなバカをこの前見たばっかりなもんでよ。ありゃ死ぬ程かっちょ悪いよな。

かざみ「へっくしょん!!」

 お?風邪かい?気をつけろよ。

 一通り食べ終わったお前らは、ふと周りの光景に気がつくはずだ。特に、喫煙席に陣取ったせいで、自分の隣で堂々とタバコを吸ってる高校生、周囲の迷惑を考えずに大声出しながら化粧をしている女子高生…。
 未来を担う若者がこんな事ではいかん!一人は皆の為に、皆は一人の為に。

We Are The World。教育すべし。

 まず、女子高生には、奴等がトイレに行った隙を狙って、奴等のテーブルに菓子をソッと置いてやれ。
 知ってる人もいるかと思うが、マックじゃ飲食物の持ち込みは御法度だ。巡回してる店員に注意され、女子高生は己の行いを悔いて更正し、急に片思いの彼の為に着てはもらえぬセーターを編み始めるって寸法よ。完璧だべ?

 さて、タバコを吸ってる高校生だが、奴等に容赦はいらねぇ。親に養ってもらっている身でありながら、親を悲しませる様なその行い。言語道断。どうせなら隠れてコソコソと吸え。

 さて、お前らの持って来ている竹刀(or棒)の本領発揮だ。前編でカウンターをドツいたのは、単なるウォーミングアップだったわけだ。

 その竹刀(or棒)を、奴等の鼻めがけてフルスイングッ!

 奴等は鼻血を吹き出して悶絶、って寸法よ。これで奴等も更正して、町内会の盆踊りにも積極的に参加する様になるはずだ。うむ。いい事をした。
 

◆去る

 さて、店内の治安を見事守ったお前らの心の中は充実感と感動で満ち溢れてるはずだ。だが、それを他の客に悟られちゃならない。それを奥ゆかしく隠すところがかっちょ良いんだ。
 皮ジャン(or省エネスーツ)を肩に羽織り、口笛を吹きつつ店を出ろ。もちろんその時の曲は「ドナドナ」だ。背中に哀愁を漂わせつつ、それにも負けない強い自分を見せてやれ。
 おっと、お前の後ろには、未だに鼻血を噴水の様に吹き出しながら悶絶してる高校生がいるはずだ。そいつらの為に、お前のハンカチをスッと差し出してやれ。
 叱るばかりが教育じゃねぇ。「愛」ゆえの飴と鞭。使い分けが大事なんだ。


 おっと。ちょっと長くなっちまったな。まぁいいか。俺はこれから市場にドリアン仕入れに行かなきゃならねーんだ。じゃあなっ!縁があったらまた会おうぜっ!


 ってな訳で何とかまとまりました長編「マック講座」。良い子は決して真似しないでくださいねっ?
 っつうか、真似した人がいたなら是非体感レポート送ってください。切望。

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Writen By Dai.Kazami