マック講座4・マナー(前編)

 この間、テレビで「懐石にて和風ハンバーグを食する時のマナーについて」というのをやっていました。「姿勢はこう!」とか「お肉を切る時はここから切りなさい!」とか「ご飯の上にハンバーグを乗せるな!」とか。

 うるせえボケ!ハンバーグくらい気楽に食わせろいやぁ、洗練された食べ方ってカッコイイものだなぁ、と思いました。

 そういえば和風といえどハンバーグ。ハンバーガーもハンバーグ!
 という訳で、マネして通りすがりの「源さん」(42才・八百屋経営)「かっちょ良い」方法を聞いてみました。夢の中で。


〜かっちょ良くキメる方法〜

 おう!俺が「源さん」だ!今日は皆にいろいろ教えっからよ!よ〜く聞いておくんだぜ??

◆事前準備

 わかってるとは思うが、事前準備は死ぬほど大事だ。これを怠った者には手痛いシッペ返しが飛んでくるからな。気ぃつけろよ。
 まず、持参する物としては

 ・金(当然)
 ・ハンカチ(白のみ許可。ワンポイントは可)
 ・ちり紙(トイレットペーパーは不可)
 ・菓子(なるべく派手な色したヤツ。ただし300円まで。バナナはオヤツに入りません!
 ・サングラス(もちろん黒。無ければ黒いセロファンでもOK)
 ・皮ジャン(これも黒。無ければ省エネスーツで代用)
 ・竹刀(無ければそこら辺に落ちてる棒切れでも可。とにかく硬くて長いエモノを用意)

 まぁこんなとこだろう。これにはそれぞれちゃ〜んと意味があるからな。忘れんじゃないぞ。

◆入店

 まず、店に入る前に大きく深呼吸しろ。用意したサングラス(orセロファン)を装着し、皮ジャン(or省エネスーツ)をワイルドに羽織れ!竹刀(or棒)をしっかりと握り締めたら、おもむろに店の扉を開けるんだ。
 おっと、店に入っても、慌ててカウンターに走っちゃいけねぇ。そんな「猫まっしぐら」状態じゃ、店員にナメられるからな。
 言い忘れてたがこれは「戦い」だ!そのつもりでついて来い!!

 でだ、店に入ったらその場であたりの様子をじっくりと探るんだ。人の混み具合、店員の数、一番弱そうな店員は誰か・・・。
 ターゲットとなる店員が決まったら、そのターゲットのカウンターの前に並べ。もちろん堂々と腕を組んで仁王立ちだ。

◆そして注文

 ようやく自分の番が来たら、竹刀(or棒)でカウンターを一発ドツけ。とりあえず威嚇しとかねーとな。「強弱の関係」をしっかりと相手に刷り込むんだ。
 そしてサングラス(orセロファン)をズラしつつ、ドスの聞いた声で注文しろ。別にこれは何を注文してもいい。自分の胃袋が欲しているブツを頼むんだ。
 ただし、自分の生活に潤いが無いからといって「ス、スマイルくださいっ!」などと言っちゃうのは厳禁だ。これをやっちまうと「ただの変な客」と思われてしまう。それだけは避けねぇとな。例え潤いが欲しくても、男はグッと我慢だ。

 と、まぁ、これだけの事を守れば、店員にナメられる心配も無いだろう。

 ・・・俺が何でこんなに「ナメられるな」とクチをスッパくして言ってるか分かるか?
 この段階で店員にナメられると、恐怖の「ご一緒に、ポテトはいかがでしょうかぁ?」攻撃が待ってるからだ。これは恐い。
 カウンターのお姉ちゃんの甘い誘惑を断れないと、散財した上に別に食いたい気分でも無いポテトやアップルパイを無理矢理食すハメになる。出来立てならまだ許せるが、大抵薦めてくるのは余剰ストックにてシナシナな物達。

俺は食いたい物だけを頼んだんだ!他にはいらねーーんだよ!!


 おっと。雄たけびが決まったところで、俺はこれから市場にズッキーニ仕入れに行かなきゃならねーんだ。続きはまた今度だな。じゃなっ!


 え?あらら・・・、勝手にいなくなっちゃいました。しょうがないので後編に続きます。気長に待っていてください。

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Writen By Dai.Kazami