2009年9月度MCTツーリングレポート(一泊)・前編 |
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2009年09月18日 第1版公開 |
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日時 |
9月5日(土)〜6日(日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
目的地 |
伊豆半島経由 山梨県南都留郡山中湖村 民宿【湖畔のおやど】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
天候 |
1日目:晴れ!\(^o^)/ 2日目:晴れ! ところにより一時曇り | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AM3:20、ケータイの目覚まし2回目のスヌーズで目が覚めた。前夜寝たのは午前0時くらいなので、睡眠時間は3時間強。どんなに疲れていても、ツーリングとなると身体が自然に反応して起きられるものなんだなぁ。A^^; いつものようにすぐに外に出て空のチェック。空には星が見えないので少し曇っているようだ。前夜には少し雨が降っていたので、路面のところどころにその痕跡が残っているものの、ほぼドライなので問題はないだろう。 朝食をとり支度を調えるとすぐに家を出る時間になる。寝ている My Wife に「行ってくるよ」と声を掛け、娘には簡単な手紙を書いてダイニングテーブルに置いておいた。手紙が全く無い状態だと「なんでお手紙書いてくれないの?」とあとで追求?されるので(笑)、その予防的な意味もある。A^^;
隊列は私を最後尾にして、AM5:10にスタートした。
裏道から都道5号【新青梅街道】に右折で出る時、信号のタイミングで行こうか停まろうか迷った際、私の1台前(千鳥で斜め前)にいたT島氏がそのまま行ったので、私も遅れまい、とそのまま行ったら、2台前(千鳥で真ん前)にいたH本氏は信号で停まり、寸断された。そのまま先に行くわけにもいかないので、歩道に乗り上げて次の信号でH本氏がやって来るのを待った。H本氏と再合流後はペースをアップして前走車を追いかけた。 〔滝山南〕交差点を左折して都道248号【新小金井街道】に入るが、信号のつながりがいいのか、前走車は遙か先。追いついたのは東八道路に出るすぐ手前だった。追いついた、と思ったら、隊列はなぜか道路脇のコンビニに入っていく。私らの合流に気がつかずに、コンビニで待っていようと思ってくれたようだ。本線上に私とH本氏の姿を確認したO川氏はすぐさま隊列を本線に戻し、〔小金井南中西〕交差点を右折して都道14号【東八道路】に入っていった。
R246ではR129との分岐までが少々混み気味だったものの、その後の片側一車線区間になったらスムーズになった。この頃には陽差しも出てはいるが、まだ少し肌寒いくらいだ。なので、出発時に着込んだジャケットのインナーは正解だった。
休憩中にT島氏に、走行順を入れ替わってもらうようお願いした。T島氏の RZ250 の排気ガスをずっと浴びていたら気持ちが悪くなってしまったので、申し訳ないけれど最後尾になってもらった。T島氏、ありがとう!m(_ _)m しばしの休憩の後、AM7:10コンビニをあとにした。
再びR246の流れにバイクを投じるが、今回は途中から海側に出ることにしていて、〔板戸〕交差点を左折して神奈川県道63号に入っていく。普通の片側一車線の県道なのでスピードは出しにくいけど、ここも混むことは無かった。隊列の後方では私とH本氏が前走車と寸断されたが、道自体は一本道なので迷うことはない。ただ遅いクルマが多く、隊列が寸断されると前走車に追いつけなかった。追いつけないままR1【東海道】に出て、前走車に追いついたのは国府津のあたりだった。 小田原を抜け、〔早川口〕交差点を左折してR135に入っていく。夏休みシーズンだと朝でもよく混むこの道も、それが過ぎた今ではスイスイ快適。まもなく【真鶴道路】が近づいてきた。新道の方を通る予定なのたのだが、旧道との分岐で突如隊列が停まった。直前になって、先頭は新道の料金(自二:¥210)が惜しくなったようだ。(笑
真鶴駅前を通過して渋滞解消!と思ったら、新道との合流の所で思いっきり混んだ!旧道側がメチャ混みの中、新道側のクルマはスイスイと合流地点も通過していく。停まっていると風を受けないのでとても暑い。ジャケットのインナーを着たままなのをここで後悔した。すり抜けも思うようにできず、合流待ちを待っているだけで結構疲れ、結果的に新道に行かなかったのは失敗だった。そんなこともあってか、次の【熱海ビーチライン】は素直に?入っていった。(笑 【熱海ビーチライン】ではハイペースで走っていける。前に遅いクルマがいても、車線が広く余裕で抜かしていけるのでストレスは皆無だ。加えて今日は天気もいい。海を左手に見ながら爽快な走りができる。 【熱海ビーチライン】が終了すると、一方通行の道が複雑に絡み合う熱海の温泉街を抜けていく。それからおもむろに通常の片側一車線のR135に戻る。この頃になると陽差しも暑く、早くジャケット下に着込んでいるインナーを脱ぎたくて仕方がなかった。前のコンビニを出てから2時間近くになろうとしているので、もうそろそろコンビニ休憩してもいいくらいの時間になっているので、それに期待していた。A^^; 〔上多賀〕交差点を越えた。もう間もなく〔下多賀〕交差点を迎え、そこからは静岡県道80号に入る予定だが、その手前にあったコンビニに先頭が滑り込んでいってくれた。やった!これでインナーが脱げる!(笑 AM8:55、ファミリーマート【バーディ南熱海店】に到着した。
コンビニのすぐ裏手にある道から静岡県道80号に入る。入った途端、道幅のあまりの細さに閉口した。クルマは一台通るのがやっと。反対からクルマが来ると容易にすれ違いできない。私らの前には一台のランクル系(車種は覚えていないA^^;)がいたが、そのクルマも一箇所すれ違うのに難儀していた。 そしてこの静岡県道80号、道が細いだけじゃなく勾配もかなり急!なので前を行くランクル系クルマが極端に遅く、私らもそれに引きずられてかなりのペースダウンを余儀なくされた。山伏峠を越えると道幅は普通になったが、ランクル系クルマは後ろにバイクの隊列があっても全くお構いなしでマイペースなので、かなりフラストレーションが溜まってしまった。しばらく行ってからようやくO川氏がランクル系クルマを抜いていき、それを合図に後続も次々とランクル系クルマを抜かしていった。抜かした後は当然ながらペースはアップした。 静岡県道80号で修善寺駅の方に行く際、信号はたったの1箇所しかない。その信号でも停まらなかったので、実際は先のコンビニから修善寺駅まではノンストップだった。駅前を抜けてから静岡県道12号を経由し、R414【下田街道(天城街道)】に出た。【修善寺道路】から伸びてくる道との交差が複雑で現地でちょっと戸惑ったが、無事下田方面には進めた。先ほどのO川氏との打合せでは、このあたりから一部フリー走行にしようか、となっていたが、あえてフリー走行にするほど空いていないということもあってか、そのまま隊列を組んだまま走って行く。 R414【下田街道(天城街道)】は走りやすい。観光名所が点在するのでクルマも多めだけど、ほとんど詰まるところ無く進んでいける。湯ヶ島、浄蓮の滝、天城峠(トンネル)、河津七滝、七滝ループ橋。全てノンストップ。(笑 R414が右折となり、直進は静岡県道14号で河津方面という場所にやってきた。下田に向かうので当然右折・・・・と思っていたら、先頭はそのまま直進して行ってしまった。その信号で私とH本氏が寸断され取り残されたが、少し先で隊列が停まっていた。どうやらこのまま直進:河津方面経由で行くか、右折:直に下田方面で行くか迷っていたようだ。時間を考えたら、海沿いを通る河津経由よりもR414で直に下田に向かった方が速いのでその旨進言し、隊列をUターンさせてR414に向かった。ここからのR414は下田までほとんど信号が無いので、ほぼノンストップで走れる。 伊豆急下田駅を右手に見て丁字路を迎える。ここでR414はお終いだ。丁字路左はR135、右はR136となる。右折後、右手にあったGSに入って全車給油した。この時点でAM11:00。これならまだ先まで行けそうだ。全車給油後、ノンビリせずに再びR136で先を急いだ。 R136が右折、直進は静岡県道16号となって石廊崎に向かう〔日野〕交差点を越え、さらに静岡県道16号が右折、直進は静岡県道120号という〔新湊橋〕交差点に辿り着いた時、右折したところ・弓ヶ浜大橋のほとりで突然隊列が停まった。時間的にそろそろお昼時だが、ツーリングマップルによると静岡県道120号で弓ヶ浜に向かうと食事処がありそうなので、どうしますか?とO川氏が聞いてきた。確かにツーリングマップルには弓ヶ浜に食事処が記載されている。だがまだAM11:20。もうちょっと走れば石廊崎まで行けてしまうと思ったので、「石廊崎まで行っちゃおうよ!」と進言し、すぐに隊列を再スタートしてもらった。 静岡県道16号は左に海を見ながらの道だけど、先ほどの熱海界隈と違ってこちらは漁港イメージ。適度な“寂れ具合”がそんなイメージを醸し出している。そんな中を走って行くこと約15分、トンネルの手前に「左:石廊崎」と案内が出て、それに従って左折していくと正面に駐車場が。ここがクルマやバイクで行ける先端らしかった。駐車場は、バイクだと¥100 だとのことで、そのまま駐めさせてもらう。AM11:35、石廊崎に到着した。
私はかつ丼を頼んだ。肝心の食事の写真は撮り損ねてしまったが、これは正解だった。ご飯は普通より多く、さらにカツはそれを上回る量が載っていてボリューム満点。それで¥800 はとっても安い。しかも旨い!私的には大正解だった。(^^; 昼食後に外に出たら、3軒のお店のうち一番左の店に入ったK宮社長とS沼氏が座敷で休んでいるという。他のメンバーは二人が出てくるのを、駐車場でボケ〜〜っとしながらノンビリ待っていた。待っている間に、O川氏とこの後のルートについて相談した。予定では西伊豆の海沿いを北上していくのだが、時間的に難しそうなので、途中から中伊豆方面に戻るルートどりをすることにした。
K宮社長とS沼氏が出てきたので、ここで1日目の集合写真を撮っておくことにする。 写真を撮り終え、PM1:00に石廊崎の駐車場をあとにする。
再び静岡県道16号に戻り、〔差田〕交差点を左折してR136【マーガレットライン】に入る。このあたりは信号もなく松崎町までひたすらひたすら走って行く。その松崎町でようやく信号に出会えたと思っても停まることなく通過していくのみ。足を地面に着く機会は、静岡県道410号に入る交差点まで無かった。
小休止の後、PM2:35に【西天城高原牧場の家】をあとにした。
急な坂を登ってから静岡県道59号に出て、仁科峠を通過。風見峠を右折すると、静岡県道59号もまた細くなった。今回は道幅の細い県道ばっかり走っているような気がしてきた。A^^; 湯ヶ島でR414【下田街道(天城街道)】に戻って北上していく。この区間は先ほど南下で使った道だけど、走る方向が違うと見える景色も違って、新鮮な感じがした。 修善寺まで戻ってきた。その先で有料道路を通るかどうかは先頭任せだったが、時間が押しているからだろう、今回は迷わず?【修善寺道路】を利用した。街中の混む区間を通らずに済むのでやっぱり速い。そのままの勢いで次の有料道路【伊豆中央道】も入るかと思いきや、料金所手前の交差点で右折して一般道を選択したが、橋のまわりで少々方角を見失い、行く方と反対に走ったりもした。それでもなんとかR136に復帰し、さらに北上を続ける。 R136に別れを告げ静岡県道21号に入ると途端に混み出した。すり抜けもするが思うようには進めず、裾野市内のこの区間は我慢の走行となった。速度が遅いのでフルメッシュジャケットでも風が当たらずかなり暑い。ここだけで汗をいっぱいかいたような気がする。A^^; ようやくのことで渋滞を抜け、静岡県道24号を経由してR246に出た時には風がいっぱい当たり、「はぁ〜、シアワセ!」と思ったほどだ。(笑 少しして左手にコンビニが。それまでの走行で疲れたから立ち寄りたいと思っていたら、O川氏も同じ思いだったのだろう、隊列をコンビニに導いていった。PM4:15、ローソン【裾野御宿店】に到着した。
R246を御殿場まで進み、静岡県道401号を経由してR138に入った。すると急に気温が下がっていくのが体感できた。須走に差し掛かるあたりまで来るとかなり涼しくなっていて、時間とともに冷え込んでいく。
オーナーであるママさん(私と同い年だった A^^;)に話を聞くと、この建物は旧富士銀行が保養所として建てたものらしい。なので随所にいい材料が使われている。大黒柱も立派なものだ。階段も一枚板のがっしりとした木材が使われているらしいが、ママさんがこの建物を手に入れる前にカーペットが張られてしまっていて、せっかくの木材がもったいない、と言っていた。 「何かつまみを・・・・」とO川氏らが近くのコンビニまで買い出しに行こうとすると、ママさんが「歩いて行くにはちょっと距離があるから、クルマあるから使って使って!」と、嬉しい申し出が。ありがたく利用させてもらった。(^^; 風呂(男湯)は、洗い場が2人分、浴槽には3人が入れる程度のこぢんまりしたもの。今回は私らの“貸し切り状態”なので問題はないが、フルにお客さんが泊まったらちと狭い感じだ。私らには十分だったけど。(^^;
ところで、部屋での飲み直しでも焼酎はタダでお金を取られていない。加えてこの民宿では持ち込みもOK。あまりの“商売っ気の無さ”に、O川氏がママさんに「自販機でも置いておけば、少しでも売り上げにつながるんじゃないの?」と聞いてみたが、ママさんは特に目先の利益にはとらわれていない感じで、かなり気さく。そんなママさんのスタイルが評判なのか、リピーターがとても多いらしい。予約も、来年の山中湖ロードレースの時期までびっしりと埋まっていて、私らがこの日に泊まれたのはちょうどシーズンとシーズンの谷間だったからのよう。そういった意味ではとても運が良かった。
ママさんが引き揚げた後もしばらくそのまま飲んでいたが、一人眠り二人眠りしていくので、残り4人になった時点でお開きに。源さん(N野氏)は「え〜?まだ飲もうよ〜」と飲み足りなかったようだが、部屋の主であるO川氏、T島氏、私の3人が布団を敷いてもぐり込んだら諦め、一杯飲んだら自分の部屋に引き揚げていった。(^^; こうして無事眠りについたのはPM11:30。この時間に寝られれば、明日はスッキリと目覚められるだろう。(笑 1日目の走行距離:350.1km ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
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(後編に続く) |