2005年3月度MCTツーリングレポート

2005年03月25日 第1版公開

日時

3月20日(日)

目的地

静岡県沼津市 漁港の食堂

天候

曇り のち 晴れ

  

このとろこ週末は晴れの天気が続いている。今回も予報では曇りベースながら晴れて暑くなるかもしれないような感じだ。雨の心配は無さそうなのでレインウェアは必要いと思うが、念のため一応持参していくことにする。

AM4:20、5回セットした携帯アラームが全て鳴り終えても起きられず、My Wife の「起きなさい!」の一声で慌てて目を覚ました。起こしてもらわなかったらちょっと危なかったかも?....A^^;  新聞を取りがてら外をチェックすると星が瞬いている。晴れているようだ。念のため i-mode と YAHOO!の天気情報でもチェックするが、この日はやはり曇りベースで時々晴れらしい。東京はそんな感じなのだが目的地の沼津は「晴れ!」の予報が。暑くなりそうな予感があったためウェアの選定に迷う。

この頃になると空も明らみ、日が長くなったんだなぁ、と実感する My Wife が朝食の支度をしてくれ、それをものすごい勢いでおなかに詰め込む。新聞もほとんど斜め読みだ。用足しを済ませ身支度を調え終えると、いつもより時間に余裕がでいていた。

ウェアの選定には最後まで迷っていた。前日のように日中暑くなると冬用装備では汗だくになるし、春秋用装備+中に重ね着だと寒かった時に対処が難しい。散々迷ったあげく、「暑かったら脱げばいいや」と冬用装備を選択し着込む。再び寝床に入った My Wife に「行ってきます」と声を掛けてから外に出る。

KATANA のエンジンをスタートさせ暖気する。今年の2月にキャブレターのオーバーホールをしておいたので、昨年のようなキャブ系のトラブルとは無縁だ。加えてオーバーホールしたついでにメインジェットの番手を上げておいたので、今まで以上の加速も楽しめるだろう。ツーリングが楽しみで仕方がない。暖気も無事終え、AM5:45に家を後にする。

  

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM5:50に到着する。ふと見ると、今回も参加できないM徳氏が見送りに来てくれている。M徳氏の他はまだ3名しか集まっていなかったが、それからの5分の間に他の参加者がぞろぞろとやって来た。

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

O川氏 RF900R 今回の代理メイン幹事
M.I 原氏 SV400S 途中合流
  N.T田氏 CB1300SF SPECIAL  
  N.T中氏 VRX Roadstar  
  O村女史 CAGIVA  RAPTOR  
  T野氏 NSR250R SE 2004年7月以来の参加・いつもの VFR400R (NC30)はお休み・途中合流
  K谷氏 SKYWAVE400  
  N谷氏 FZR1000 O村女史のお知り合い・初参加
  N村氏 ZEPHYR1100 初参加
  H.I 藤氏 GSX-R1100 Tオートの社員さん・途中合流
S枝 GSX1100S KATANA 私。今回は幹事のサポート役

以上の11名だ(*印はMCTクラブ員)。年度末で忙しい人が多く常連さんの顔が少ない。また本来のメイン幹事だったU海氏が、やはり年度末で忙しい仕事の都合でどうしても参加できなくなったため、本来サブ幹事だったO川氏が代理のメイン幹事となった。

朝ミーティング中。この日の予定をメイン幹事のO川氏が説明する

今回のルート上にM.I 原氏の自宅があるため、M.I 原氏はそこで途中合流だ。調布に済むT野氏も途中合流にしたいと申し出があったので、M.I 原氏と一緒に合流してもらうことにしてある。さらにH.I 藤氏はその先の〔関戸橋〕にて途中合流の予定だ。なのでこの Kiyomiya 前での集合は8名となる。簡単な出発前ミーティングを行いスタートすることに。先頭はO川氏が引っ張り、サポートの私がケツ持ちすることにする。

朝ミーティング中。初参加の方は緊張した面持ち

ミーティング終了後、これから出発する旨をM.I 原氏とT野氏に連絡しなくてはならない。M.I 原氏への連絡をO川氏に頼み、私はT野氏に電話する。AM6:05、M徳氏のお見送りを受けながら Motor Cycle Shop Kiyomiya 前を出発する。

今回のルートは次のように予定している。

行き]Kiyomiya →(裏道)→ 都道5号新青梅街道 → 都道15号小金井街道北大通り → 都道
    248号新小金井街道 → 都道14号東八道路 → 都道18号鎌倉街道 → 都道158号多摩
    ニュータウン通り → 都道20号野猿街道柚木街道R16東京環状 R129八王子
    
街道R246 →(厚木市)→(大井松田)→(御殿場市)→(沼津市)→〔沼津港〕へ

帰り]〔沼津港〕→ R1東海道 →〔箱根峠〕→(元箱根)→ 旧東海道 →(箱根湯本)→(小田原市)→
    西湘バイパス(有料) R134 →(茅ヶ崎市)→〈浜須賀〉交差点 →神奈川県道30号 →〈南
    仲通り〉交差点 →(藤沢市道)→ R467 →(大和市)→ R246厚木大山街道 →〈市ヶ尾〉交
    差点 → 神奈川県道12号 →〈上麻生〉交差点 → 神奈川県道3号 →〈高石歩道橋下〉交差点
    → 神奈川県道124号 →(よみうりランド前)→〈読売ランド入口〉交差点 → 都道19号鶴川街
     → 都道12号武蔵境通り → 都道4号所沢街道 → Kiyomiya

  

裏道から都道5号【新青梅街道】に出て、すぐにある〔花小金井四丁目〕交差点を左折して都道15号【小金井街道】に入る。すぐに信号で寸断されるが、この時間は全く混んでいないので、スロットルをワイドオープンすればわりとすぐに前走車に追いつく。【北大通り】を経由して都道248号【新小金井街道】に出るが、ここでもすぐに信号で寸断される。

都道14号【東八道路】に右折で出る〔小金井南中西〕交差点で、信号が黄色から赤に変わるタイミングがきた。赤になると同時に右折の青矢印が出るのだが、私のすぐ前を走っていたN谷氏が、何を思ったか急停車した。私は私で加速しながら右折していこうとしていたものだから、すぐ前で急停車されてものすごく面食らった。安全マージンを残していたので、N谷氏の右脇に避けながら先に交差点を通過していく。その後を遅れて曲がってくるN谷氏。走りながら手を挙げて「スマン!」と挨拶してきた。

その先も所々寸断されながらの走行だが、先頭では無事にM.I 原氏とT野氏が合流できたようだ。〔本宿交番前〕交差点で停まった際、M.I 原氏らが後ろを振り返って手を挙げ朝の挨拶をしてきてくれた。

ふと見ると見慣れないバイクが2〜3台前に。小さい丸いテールランプが2つある。これって NSR だよなぁ。誰だろう?........と、その時、T野氏がファーストバイクの VFR400R (NC30)の他に2ストの NSR250R を持っていることを思い出した。そうか、T野氏か。今回はセカンドバイクでの参加なんだな。納得、ナットク。

  

隊列はそのまま直進で都道18号【鎌倉街道】へ。この先〔関戸橋〕の所でH.I 藤氏と合流する予定だ。しかしH.I 藤氏のことだ、きっとタバコでも吸いながらノンビリと待っているんじゃないか、と予想していたら案の定、まさにその通りだった。〔関戸橋〕の手前側で本隊が通り過ぎるのを確認してからヘルメットを被ろうとしていた。まぁ、少々離されてもH.I 藤氏ならビュン!と追いついてくるだろうからあまり心配はしていない。

道は直進していくと都道158号【多摩ニュータウン通り】となる。多摩モノレールの下を通過する辺りでH.I 藤氏が追いついてきた。H.I 藤氏にはそのまま最後尾についてもらうことにする。

信号待ちの時に横を見るとN谷氏がメットを手で押さえたり位置を微調整している仕草をしている。きっとメットの内装が当たって痛いんだな、と直感したのでその旨話しかけると、メットを新調したばかりでまだなじんでいないから痛い、という。私も以前のメットでは内装が当たって痛がりながらのツーリングをしていたが、その時は内装がヘタっていたので痛くなったのだ。新品の時に痛かった記憶はないので、ちょっと意外に感じた。

〔大栗川橋〕を渡って都道20号【野猿街道】に道をスイッチする。少々クルマが多めだが、直進で都道20号【柚木街道】となると途端にクルマが激減する。この道は朝方よくガスっているが、この日はそんな気配は全く無く視界はいたってクリアだ。ほどなくして〔鑓水〕交差点が現れ、R16【東京環状】に入っていく。

そのまま進めば【八王子バイパス】から延びてくるR16と合流できるのだが、合流直前では国道から右に逸れて100m ほど国道ではない一方通行を進んでから太いR16に入るのが定石だ。しかし先頭のO川氏はこの部分の走り方のコツを覚えていなかったらしく、二股を左に進んで行ってしまう。後ろから慌ててホーンを鳴らして教えるが、先頭から7台ほどはもうUターンできないほど先に進んでしまっている。

実はここは間違えて左に進んでも、さらに左折を繰り返せば回り込んで戻ってこれるのを知っていたので、私の他4台がその場に留まっていた。O川氏がその回り込む道に気づいてくれるのを祈って........。待つこと1〜2分、左後ろの路地からO川氏らが戻ってきてくれた。これで無事、本来のR16に進むことができるぞ。

さて早速道間違いを犯したO川氏、この直後にも危うく道間違いをしそうになっていた。〔橋本五差路〕交差点からR129に向かうのだが、現在この交差点は立体交差になっていて、本線をそのまま真っ直ぐ進むと立体でR16のまま横浜方面に行ってしまうのだ。O川氏はこの時その立体の方に行きそうになっていた。直後のメンバーが気づいてO川氏に教えたのだろう、立体と側道の分岐ギリギリでO川氏が側道に入っていた。

  

何とか無事R129【八王子街道】に入り南下していくが、いつもなら“無料高速”さながらどんどん飛ばしていける道が、この日はクルマがとても多く、ほとんどトバせる箇所がなかった。また先頭のO川氏は流れている右側車線にはなぜか移らず、遅いクルマのいる左側車線を淡々と、クルマの後ろを付いていく。ひょっとして、もうこの頃から睡魔にでも襲われていたのかなぁ?それほど“ノンビリとした”走行だ。

信号で停まった時、O村女史から「休憩まだかしら?」と質問が。「多分もうすぐだと思いますよ」と答えつつ「トイレですか?」と聞いたが、トイレの方はまだ我慢ができるらしい。多分お腹が空いていたのだろう。でももうそろそろ朝食タイムで停まってもいい頃だ。スタートから1時間半が経とうとしている。この調子だと厚木を抜けてR246が片側一車線になった頃に停まる予定なのだろう。

R246へと曲がる〔金田〕交差点は右折待ちのクルマで少々混んでいる。しかしそこはバイクのいいところ?すり抜けて右折車線の先頭へ。タイミングよく信号も青になり、全車が一度に右折できた。

厚木市街を抜けR246がR129と分かれると片側一車線となる。そうなるともうすぐコンビニで停まるだろう。最初に現れる駐車場の狭いコンビニは通り過ぎ、その次にある比較的駐車場が広めのコンビニにすべり込んでいく。R246を利用する時には必ずと言っていいほど朝食処にしているコンビニだ。AM7:35、セブンイレブン【伊勢原石田店】に到着する。

「さっ、寒い!」 日差しが全く無いので寒さが身に染みる。冬用装備でヨカッタ この頃になっても一向にお日様が姿を現してくれない。もうちょっと晴れることを期待していたのだが、ずっと曇っていることでとても寒い。この時点で冬用装備にしておいて大正解だ。

唯一、H.I 藤氏だけが寒そうだった。この人は寒かろうが何だろうが、冬用装備をまとっているのを私らは見たことがない。ある意味“鉄人”かも?

T野氏の NSR250R SE。何でもないように見えるがかつては不動車だったそうで、T野氏が数年かけてレストアし走れるようにしたのだという

寒い中ゆっくり目に休憩し、「そろそろ行きますよ」の号令がかかったのはAM8:05を過ぎていた。全員の身支度が整うのを待ち、AM8:10にコンビニをあとにする。

  

伊勢原から秦野にかけてのR246はクルマが多く、ペースは決して速くない。しかし渋滞するほどではないので、それこそ淡々と走って行く。淡々と、淡々と........。その間、あまり印象に残ったシーンが無い。それほど淡々と走っていたのだ。大井松田のR255との分岐を越えると、R246は少しだけペースアップができる。山間のハイスピードコーナーの所でなら前を走る遅めのクルマ達を抜かしていけるので、それまで我慢して隊列を進めていく。

登坂車線が現れて片側二車線になるとようやくスロットルをワイドオープンできる。ハイスピードコーナーが連続する区間は爽快だ。それまでのウップン?を晴らすかのように、全車喜び勇んで走って行く。ふと気づくと小山町から御殿場に入ろうとしている。御殿場市街を抜けるまでは一旦車速が落ちるが、法定速度以上はキープできているので不快ではない。

御殿場市街に入ると【裾野バイパス】となるのでペースがまた上がる。クルマ達もみなハイスピードだ。80〜100 km/h で走っているバイクの隊列を右車線から抜いていくクルマ達。こちらも負けじと?それ以上に頑張りながら突き進んでいく。

まもなく裾野市に入る、という辺りで先頭がコンビニに向けてウインカーを出している。時間的にはまだ早いのでここで一旦休憩か。AM9:30、サークルK【御殿場兎島店】に到着する。

広い駐車場だから気兼ねなく停められる。風が冷たい 「そろそろ停まろうかな、と思ったらコンビニが全く無くなって困りましたよ」とO川氏。先ほどのコンビニから1時間〜1時間半程度経ったあたりでもう一度休憩しよう、と思っていたとのことだったが、1時間ちょっとを経過した頃にあったコンビニを最後に、このコンビニまで左側に全く無かった。

寒さから早めにトイレ休憩ができるのはありがたい。男なら最悪の場合でもなんとかなるが、女性だとどうしようもないからだ。

日差しがないのでず〜っと寒いままだ。いやホント、冬用装備にしておいてによかったと実感できる。すぐに出発してもいいのだが、ここからだと沼津にはすぐ着いてしまう。なので寒い中だけど長めの休憩となった。

御殿場のコンビニから望む富士山。昨年11月度の富士山と比べると今一つ形が綺麗ではない。手前に見えている鉄塔&電線もマイナスポイント
「さっ、寒い!」この時間になっても一向に日差しが出てこないので、風の冷たさがモロに寒さに繋がっている T野氏の NSR250R SE を囲んで2スト&レプリカ談義

なかなか出発しようとしないO川氏。しかしさすがに40分も休んでいればバイクに乗りたくなってくる。同じ寒いんだったらバイクに乗っている方がいいよ、とO川氏をせかす形で出発合図を促す。この先は小1時間も走れば沼津に着いてしまうことだろう。ちょっと着くのが早すぎるかもしれないが、早く食べて早く出発すれば早く帰れるから、という考え方をしよう。AM10:10、コンビニをあとにする。

  

バイパスのR246は流れが速い。このあたりだとクルマも多くないので自由にスピードを乗せていける。調子に乗ってスピードを上げていくとアッという間に〔沼津 IC南〕交差点まで到達してしまう。これを左折しR1との立体を越えてから右折してR414に入っていく。

沼津市の中心街を通過し国道から県道にスイッチ。狩野川に沿って走る静岡県道139号を経由すれば目の前に【沼津魚市場】が見えてくる。魚市場の中にバイクを進めていくが、漁港に向いた駐車スペースは既にクルマ達で満車だ。仕方なく奥に進んでいくと、道の突き当たりに来訪者のための大駐車場がある。仕方ない、ここに停めるとするか。こちらの駐車場では時間が早いためか、バイク11台がひとかたまりで停めることができ、また余裕たっぷりだ。AM11:00、【沼津魚市場】に到着する。

AM 11:15 頃の魚市場のメインストリート。まだ曇っているが人気店には既に行列ができている どこのお店に入ろうか迷うが、O村女史が魚市場の案内パンフを片手に聞いてきてくれた。ある程度まとまった人数が入れるのは、写真に写っている【丸天】か【さかなや千本一】というお店だけで、あとは少人数単位でしか入れないらしい。【丸天】では既に行列ができていて入れそうにないので、【さかなや千本一】というお店に行ってみることにする。おいしいといいな。 PM 0:30 頃の魚市場のメインストリート。この頃には青空も見え暑くなってきていた。お昼時なので人でごった返していた

........で、【さかなや千本一】では、ご飯ものが一番安いものでも¥1,575 と高かった。私は¥1,680 の〔ネギトロどんぶり膳〕にした。私の大の苦手な生エビがご丁寧に3本も味噌汁に入っていたが、何とか頑張って平らげた。ネギトロの味はそれなりにおいしかった。食べてる途中に、料理の写真を撮るのを忘れているのに気が付いたが、時既に遅しだった。

食べ終えて外に出るとようやく日差しが照りつけ始めており、だんだん暑くなってくれそうな感じだ。まだ時間があるから、と、K谷氏はおみやげの物色に出掛け、N谷氏はトイレを探しに人混みの中に消えていった。私もトイレに行きたいような、大丈夫なような........という感じだったのでどうしようかと考えているうちにK谷氏が戻ってきた。意外と早かったな。しかしトイレに出掛けたN谷氏がなかなか戻ってこない。しばらくみんなでひとかたまりになって待っていたが一向に戻ってくる気配がない。そのまま立ち止まっているのもなんなんで、とりあえずバイクの所に戻ることにして駐車場の方に向かって歩いていく。するとN谷氏がすでにバイクの所に戻っていた。「いやぁ〜、(メンバーの所に)戻る道がわからなくなって........」とはN谷氏の弁。

その駐車場、既に満車状態だった。駐車場に入ってくる道もこれから魚市場に入るクルマ達で長蛇の列に。そんな光景を尻目に、集合写真を撮ろうと三脚をセットする。しかしものすごい強風に煽られて、カメラもろとも三脚が何度も倒れそうになってしまう。そんな中なんとか撮れたのが下の写真だ。

【沼津魚市場】の駐車場にて。空は青空が見えてきたが風がものすごく、メンバーの顔も引きつっている

カメラも倒れず無事写真を撮り終え、PM0:45【沼津魚市場】をあとにする。

  

来た道を戻って静岡県道139号に出て、さらに静岡県道380号へと右折していく。ここまでは先ほど来た時と同じだが、R414には戻らずそのまま県道を直進。そうするとR1にスムーズに接続するのだ。

清水町に入ったところで先頭がGSにすべり込んでいく。距離が短いので本日の最初で最後の給油タイムだ。入ったはいいが、このスタンドはセルフ式だ。セルフ式スタンドの経験がない人もおり、その人達は最初どうしていいか戸惑っていた。私は経験していたので大丈夫だったが。

それにしてもこのスタンド、ノンブランドスタンドな上に現金で支払うセルフ式のお釣りがプリペイドカードで返却、というヘンなスタンドだ。領収書も最初に指定しないと出てこない。スタンドの店員に言えばプリペイドカードを釣り銭に換金してくれるが、ハッキリ言ってこれはムダ以外のなにものでもない!どこのガソリンかもわからないノンブランドスタンドに再度来ることなんてないぞ!最初から現金で釣り銭を出して欲しいものだ。

そんなGSだが私にとっては役に立ってくれた。トイレに行きたかったのだ。先ほどの魚市場でトイレに行きそびれていて、もうあと30分くらいしか膀胱が持ちそうもなかったからだ。出すものさえ出せれば体は快調だ。....(^^;

10分程度の停止で全車給油が完了し、再び静岡県道380号を東に向かっていく。

  

静岡県道380号を進んでいくと〔八幡〕交差点でR1に入っていくのだが、ここでN.T田氏、N谷氏、私の3人が信号で寸断されてしまった。別に寸断されたからといってこの先R1を行けばいいことがわかっているので慌てる必要はないが、早めに隊列に追いつきたいので、赤信号で長らく待たされた距離を詰めるべく渋滞しているクルマの間を青信号とともにすり抜け開始!N.T田氏を先頭にすり抜けていく。

しばらくすり抜けていき右車線が空いたので右車線を走っていると、左側車線をクルマ達と共に渋滞の列にハマっている本隊を発見する。あいにくその後ろには入り込めるスペースがなかったためそのまま右車線側にいると、あれよあれよという間に本隊を追い抜いてしまった。N.T田氏もどうしようか迷いつつ走っていたが、私らのすぐ後ろのクルマ達に迷惑をかけるわけにもいかないので、そのまま本隊を渋滞の左車線に置き去りにしたまま先に行かせてもらった。

その先では、左車線はR136に入るために混んでいることがわかった。R136との分岐付近まで来ると右車線はガラガラで前方はオールクリアだ。後ろの方の本隊からK谷氏とN村氏が飛び出して私ら2台の後にくっついてきた。反対に先ほどまで一緒にすり抜けしていたはずのN谷氏の姿がなくなっていた。

  

R136との分岐を過ぎたR1【東海道】は快適だ。片側一車線だがクルマも少なく、ストレスなく走っていける。後続が追いついて来ないのを気にしながらゆっくり目に走って行くが、クネクネ道に差しかかるともう後続のことなんか待っていられない。楽しまなければ!....f^^;  N.T田氏と二人でスロットルを捻っていく。

気持ちよく走って行くと、左コーナーの反対車線に救急車とパトカーが止まっているのが見えた。どうやらバイクがコーナーで事故ったようで、ライダーが担架に乗せられて運ばれているところだった。そのバイク、私らが走っている側から反対車線に飛び出していって対向車にぶつかったようだ。バイクはフロントが潰れてフォークがフレームにめり込んでいた。路面には赤黒い液体がこちら側車線まで延びている。この液体が血なのかLLCなのか瞬時に判断できなかったが、血でないことを祈るのみだ。

思わずスピードダウンして通過していったが、こちら側車線の先にはおそらくお仲間のなのだろう、バイクが3台停まっていた。事故ったライダーは、お仲間に付いていこうとよっぽど頑張りすぎていたんだな、と想像できる。何事も無茶は禁物だ。見ず知らずの人だが、無事であることを祈っている。

その後再びペースアップし快調に走っていく。箱根峠の所で一旦停車し、ここで後続を待つことにする。しばらくすると本隊が追いついてきた。隊列を無視して先に走ってきたことを一応O川氏に謝っておくが、O川氏は特に意に介していないようだった。ここから再び隊列を組んで進んでいく。

  

道の駅【箱根峠】を越え進んでいくと、芦ノ湖湖畔のあたりで少し混んでいた。しかし思ったほどの渋滞ではなく、すり抜けで十分進んでいけるくらいだ。そのままR1を進んでもいいのだが、今回はここから旧東海道でもある神奈川県道732号へと進路をとる。R1で渋滞する宮の下や箱根湯本を避け、箱根湯本の先にストン、と出られる道だ。ツーリングで活用するのは初めてかもしれない。

神奈川県道732号は、片側一車線ながら畑宿までは道も広めでストレスはない。畑宿を越えたあたりから道幅が狭まりペースは落ちるが、この日は渋滞することもなくどんどん進んでいける。途中の温泉やお風呂の宿の所でも渋滞していないので、なんだか拍子抜けした感じだ。

〔山崎〕交差点でR1【東海道】に復帰する。そしてまもなく迎える箱根口 ICから有料道路に入っていく。箱根口 ICからは私らの進む西湘バイパスの他、小田原厚木道路へも行くことができる。そちら方面へは今回行かないので注意しながら西湘バイパス方面に向かう。その先では左側車線が渋滞している。この左側車線は早川 ICで分岐して真鶴道路方面に行くための車線だ。私らの進む西湘バイパス方面への右側車線は全く混んでいない。左側車線からの急な飛び出しに気をつけながらその脇をかわし、無事に西湘バイパス本線へと入っていった。

西湘バイパスに入った途端ペースが思いっきり上がる。この道は覆面も多いし気をつけなくちゃ、と思ってはいるのだが、みんながみんな飛ばしているとそんな心配はどこへやら....f^^; スロットルがひとりでに?開いていってしまう。ひとしきりハイスピードを楽しむと、前方で待っているのは料金所。ここで通行料を払い、すぐ脇にある西湘PA にすべり込んでいく。PM2:35、西湘 PA に到着する。

西湘バイパス唯一のパーキング・西湘 PA にて。少し暑くなってきたからか、みな喉を潤している PA で停まるとだんだん暑さがこみ上げてくる。しかしその先は陽が落ちると共に確実に気温は下がっていくから、と、ここで冬用装備を脱ぐことはしなかった。メンバーの誰一人として身軽になる人はいない。ハイスピードで走っている時なら、この服装でも暑くは感じないから。

とりあえずトイレと喉を潤すだけの休憩をとっただけで出発することにする。先はまだ長いからだ。PM2:45、西湘 PA をあとにする。PA を出てからは、ハイスピードだけど隊列を組んで走っていく。

  

料金所を過ぎた後の西湘バイパスは、ハイスピードで走って行くとあっという間に終わってしまう。有料道路の終点から先はR134となるが、その先はいつものように渋滞している。なので早速路肩をすり抜け開始!R134の路肩は広いので、ストレスなくすり抜けていける。ひたすらすり抜けて〔湘南大橋〕も越える。

〔浜見平〕交差点を過ぎたあたりから渋滞は解消し、前方にはクルマが全くいなくなった。やった!これでこの後は飛ばしていけるぞ!と思った矢先、先頭のO川氏が何を思ったのか、〔東海岸〕交差点を左折して神奈川県道310号に入って行くではないか。あれ?いきなりルート変更したのか?と仕方なく付いていくが、左折してすぐに左に寄って停まる。あ、こりゃ多分O川氏は単純に間違えたんだな、と思った私は手前で待っていた。O川氏は間違えたことには気づいたのだろう、Uターンをして戻ってくる。しかし私のいる方まで戻ってこなくて、その手前にある信号から市道に入っていってしまった。おいおい、そっちに行っても間違いだよ!

しかし道をわかっていないO川氏はそのまま進み、住宅街へと入っていってしまう。後ろから見ていて迷っているのが一目瞭然だ。だが最後尾の私が前に出ようとするとO川氏は隊列をスタートさせてしまい、アドバイスできずに付いていくしかない状態だ。

市街地の道を右左折して信号のある丁字路に突き当たる。ここでO川氏は左折して行ってしまうが、これもまた反対方向だ。右に行けば国道に出られるのに........。幸か不幸か信号で寸断された私とH.I 藤氏が信号を待っていると、その前を引き返してきたO川氏が通り過ぎていった。本隊はその信号が変わったため寸断されていたが、こちら側の信号が青になったので私ら2台は右折で出ていく。するとその先でまたO川氏はUターンをし、停車して地図を見つめている。ダメだ、道をわかっていないんだ、と判断した私は、ホーンを鳴らしながらその前を通過して「こっちだよ!」と誘導する。もう目の前にはもとのR134が見えているのだ。

そもそも、先ほど〔東海岸〕交差点で曲がってしまったのが間違いのもとなのだ。国道から外れて県道に入るのはその先の〔浜須賀〕交差点なのだから。O川氏はそのことを覚えていなかったらしい。O川氏の後を忠実に付いていったK谷氏やN.T中氏らは何度もUターンさせられて大変だったことだろう。それにしても何でO川氏は予定外の所で曲がっていったんだろう???

とにかく〔第一中入口〕交差点を左折してR134に復帰する。R134に入ってから、メンバーを先に行かせて隊列の最後尾に付く。しかしここで私を抜かしていった台数が少ないことに気づく。7台しか前に行かなかったのだ。ということは、この後に3台はいることになる。R134を進むとすぐに〔浜須賀〕交差点が現れるので先行車は左折して消えていくが、私は後ろにいるはずの3台が迷わないために〔浜須賀〕交差点の手前にバイクを停めて待つことにする。しかしなかなかやってこない3台。あまりにもなかなか追いついてこないので「私を抜かしていった台数を数え間違えて、もう後ろには誰もいないんじゃないか?」とちょっぴり不安になりかけた。それから待つこと1〜2分、ようやく追いついてきたN.T田氏、N谷氏、H.I 藤氏の3台。私の姿を見つけて、慌てて直進車線から左折車線に移ってくる。これでようやく走っていけるぞ!本隊を追いかけて出発する。

  

神奈川県道30号【湘南街道】は最初の方は道幅が広いのでトバしていく。しかし本隊とは3〜4分の間隔が開いているはずなのでそう簡単には追いつかないだろう。ま、離れていても私がこの後の道を把握しているので不安はないが。すると〔東町〕交差点を通過したあたりから渋滞が始まっていた。道幅も狭くなっていたが構わずすり抜けを開始する。松下電器の工場前や藤沢警察署を越えたあたりで、やはりすり抜けながら走っている本隊に追いついた。よかった、次に曲がるポイントの前に追いつくことができた。

さてその次に曲がるポイントは〔南仲通り〕という交差点だ。これを左折するのだが、O川氏は間違わずちゃんと曲がってくれるだろうか........?と不安になりながら後ろから眺めていると、ここは間違わずにウインカーを出してくれている。青信号と共に左折して藤沢市道に入っていってくれた。

左折後の信号3つ目が〔白旗〕交差点で、これを直進することでR467になる。ここはいつも渋滞している。その先のR1に出る部分が混むため、その渋滞が延びてこの交差点まで来るためだ。道が狭いのでバイクといえども簡単に前に出ることができない。とりあえず〔白旗〕交差点さえ過ぎればすり抜けができるので、それまでジッと我慢だ。

R467に入りR1との立体交差を過ぎると道路は流れ出していく。しかしそれもつかの間で、六会のあたりから渋滞しだしてしまう。最初はおとなしくクルマの後ろを付いていたが、そのうちしびれを切らしすり抜けを開始していく。この後延々と続く、渋滞すり抜けの始まりだった。湘南台、長後、高座渋谷、桜ヶ丘、大和、と、小田急江ノ島線に沿って走るR467はほぼ全てで渋滞していて、そしてそれを全てすり抜けで通過していく隊列。結構疲れる。

相模鉄道の地下トンネル部分の上を通過する頃になって、ようやく道が空いてきた。これまで長かった〜!その先はR246への合流が待っている。〔山王原〕交差点を右折するとすぐ次の信号を左折することでR246に入ることができる。

  

R246に入るとクルマの流れは途端に速くなる。今までの渋滞すり抜けを長時間経験した身には速すぎるように感じるほどだ。R16を越えて少し行ったところで、先頭がコンビニに向けてウインカーを点滅させている。ようやくここで休憩のようだ。PM4:35、サンクス【つくし野246店】に到着する。

「お腹が減った!」とパンをパクつく。N谷氏(右)はパンを一口かじり「おっ!?こりゃうまいワ」 約2時間、渋滞路を走っての休憩なのでみんな疲れている。単に水分補給するだけでなく、アイス等で糖分補給する人やパンなど軽食をとる人もいる。私は、今通ってきた神奈川県内の渋滞は横浜市在住時代にイヤというほど経験していたのでそれほど苦ではなかった。なので休憩も缶コーヒー一杯の水分補給だけで済む。アイスを食べていたN.T田氏は、食べた後に「寒くなってきた」と震えていた。 N.T田氏の CB1300 のクラッチを握るO村女史。「このクラッチ重いわぁ〜!」

O川氏が「ここから先も予定通りに行きますか?」と相談してくる。コース変更したとしても、多分どこも混むよ、という話になり、当初の予定通りのルートとした。夕方としては少しゆっくり目の休憩となり、PM5:00にコンビニをあとにし、再びR246の流れにバイクを投じる。

  

思ったよりは混雑が少ない中北上していく。次に曲がるポイントの〔市ヶ尾〕交差点はR246の立体化が完了したので、側道からでないとアクセスできない。何も考えずに本線を走って行くと上を通過してしまうので注意が必要だ。そのことがわかっていたので、先のコンビニ休憩中にその旨をO川氏に伝えておいたが、うまく側道に逃れてくれるだろうか?

東名高速・横浜青葉 ICの案内標識が現れだした。もうそろそろだぞ、と前方を注意しながら走って行くと、O川氏は間違えることなく無事側道の方に入っていってくれた。その先にある〔市ヶ尾〕交差点を左折し、神奈川県道12号に入っていく。

神奈川県道12号はかつては狭くてよく渋滞する道だった。現在は〔環状4号入口〕交差点までとはいえ、片側二車線になっているので昔よりは走りやすい。この頃になると陽も落ちて暗くなりかけている。センサーで反応する私の KATANA のヘッドライトがもう自動点灯する暗さになっていた。〔環状4号入口〕交差点を過ぎると片側一車線になるのでやはり混んでいた。狭いながらもここからすり抜けを開始する。

神奈川県道3号との交差点〔上麻生〕は丁字路なのでいつも渋滞している。この日も例外ではなかったが、当初予想していたよりは渋滞の列が長くない。なので何回目かの信号待ちで神奈川県道3号に入ることができた。ただこの時に赤信号で隊列が寸断され、M.I 原氏以降のメンバーが取り残されることになった。青信号とともに右折で神奈川県道3号に入っていく。寸断隊の先頭はM.I 原氏なので安心して走って行くが、次に曲がるポイント〔高石歩道橋下〕交差点を直進しそうになっている。危ない、アブナい。後ろからホーンを鳴らして「左折だよ!」と教えると、気が付いてくれたのだろう、慌ててウインカーを出して曲がっていくM.I 原氏。間違えなくてよかった。

曲がる前も曲がったすぐ先でも先行車達は待っていなかったが、走り進めていく中で追いついた。曲がるポイントで誰もいなかったからM.I 原氏も間違えそうになったのかもしれない。今回は私がルートを把握していたからよかったが、隊列が寸断されたら、寸断された直前の人は曲がるポイントで待っていてくれなくちゃ。じゃないと寸断された後の人達は、前走車が曲がったことを知らずに直進して迷ってしまうぞ。そう、2004年10月度の私のように!

よみうりランドを越えたら大渋滞!10分近く全く動かなかった 神奈川県道124号を北上していくと【よみうりランド】前を通過すると同時に東京都に入っていく。そして東京都に入った途端、クルマの流れがピタリと止まる。渋滞だ。ところが1分待っても2分待っても、全く動くことがなく、ただの渋滞ではない感じが漂ってきた。「もしかしてこの渋滞、鶴川街道まで続いているんじゃ.....?」とでも思えるほど全く動かない!もし2 km 先の鶴川街道までこんな調子で続いているのならたまったものではない。引き返して回り道した方が早いだろう。さて、いったいどうしたものか........? とりあえず、動きそうもないのでエンジンを切っておく。バイクがみんなエンジンを止めると、あたりが急に静かになる。

10分くらい経っただろうか?ようやく前方のクルマ達がゆっくりと少し動いた。それまでエンジンを切っていたので、再び山間にバイク達のエンジン音が響き渡る。チョロッ、チョロッとずつ動いてはまた停まる。そうして 200 m ほど進んだところで、この渋滞の原因がようやくわかった。フラインドコーナーがあったせいで先が見えなかったのだが、ゆるめの大きなカーブの所でバイクが事故っていたのだ。消防車(オレンジの人がいたからレスキュー?)も出動しており、バイクはフロントフォークが無惨にもひん曲がってタイヤがフレームにめり込んでいる。オレンジの人がいるということは相当な事故だったのに違いない。あいにくライダーや他の事故車両は確認できなかったが、ここでも無事を祈るのみだ。

事故現場を通り過ぎるとそれまでの大渋滞がウソのように流れ出す。そのまま一気に鶴川街道まで到達した。【鶴川街道】との交差点〔読売ランド入口〕で赤信号で停まった際、先頭のO川氏がバイクを降りてこちらに歩み寄ってくる。何人かが途中で別れて帰るだろうから、その確認のためだ。この先R20までにM.I 原氏、T野氏、H.I 藤氏の3人が途中離脱する、という。

青信号とともに右折して都道19号【鶴川街道】に入る。矢野口駅脇の踏切まではちょっと混んだが、〔多摩川原橋〕を渡れば渋滞も解消する。〔鶴川街道〕交差点でH.I 藤氏が、R20との交差点〔下石原交番前〕でM.I 原氏とT野氏が、それぞれ各自宅に向けて別れていった。3人とも今日はお疲れ様!

  

8台となった本隊はそのまま直進して都道12号【武蔵境通り】となった道を進んでいく。このあたりは淡々と進み、【連雀通り】との交差点〔三鷹市塚〕で赤信号で停まる。するとすぐ前のN谷氏が、「この道って、“開かずの踏切”の所を通るんですよね?」と聞いてくる。ま、確かに時間帯によっては“開かずの踏切”に近い状態になる踏切を通るので「そうです」と答えておいたが、バイクですり抜けもできるし、この時間ならそんなに気にする必要はないと思う。

青信号とともに左折して一旦【連雀通り】と合流し、2つ目の信号を右折して再び都道12号【武蔵境通り】に向かう。先ほどN谷氏が心配していた“開かずの踏切”は、確かに開く時間は短かったがすり抜けて前に進んでいけるバイクだとそんなにストレスを感じない。わりとすぐ通過してしまった。

踏切通過後は直進すると一旦市道に入るが、最終的には再び【武蔵境通り】に戻る。さらに北上していき、西東京市の向台町の所で細い旧道の方に進路をとる。道幅の広い都道12号(向台町から先は旧道の方が【武蔵境通り】となり、都道の方は特に名前がなくなる)をそのまま進むと、〔田無本町〕の交差点のところで必ず混むとわかっているからだ。旧道の方も直進すると田無駅脇の踏切に当たりなかなか通過できないので、ここからはその手前で細い市道に入り、地元の人しか通らない細い踏切で西武新宿線をパスする。その後は【府中道】に出て都道5号【新青梅街道】を横断してから都道4号【所沢街道】に入れば、ゴールは目の前だ。

本隊はPM6:55、Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着した。前回2004年11月度と同様、距離のワリに時間がかかったツーリングとなった。
この日はお彼岸のために Kiyomiya の社長夫妻が出掛けていてお店で一服ができないため、このまま解散とする。私とO川氏で、他のメンバーを見送る。見送った直後に Kiyomiya 夫人が帰ってきたが、挨拶を交わしただけで私も帰路に就いた。
「ちょっと疲れたかしら?」とO村女史 こちらはまだ余裕?のK谷氏(左)とN.T田氏(右)

GSで給油後、PM7:20に帰宅した。

  

今回はお彼岸ということや三連休の中日ということで渋滞を予想しながらのツーリングだったが、やはり混むべき所?では混み、普段あまり混まないところでも混んでいたために、特に帰路ではすり抜け走行がハンパでなく多かった。それだけで結構疲れてしまうが、時間短縮のためにはある程度は仕方がない。ただ、すり抜ける際は細心の注意を払って走らないと事故に遭う確率がグンと高まる。これからも気をつけてツーリングを楽しもう。

今回の走行は私のカタナで275.6km、使用したガソリンは17.62L、なので燃費は15.64km/Lだった。渋滞すり抜けが多かったのである程度悪燃費は覚悟していたが、16km/Lを切るとちょっとショックだ。

(終)