2003年11月度MCTツーリングレポート |
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2003年11月17日 第1版公開 |
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日時 |
11月9日(日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
目的地 |
静岡県御殿場市【御殿場市温泉会館】
→ 御殿場市・温泉【天恵】 → 山梨県山中湖村【紅富士の湯】 ※走りながら目的地が変わりました....A^^; |
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天候 |
曇り一時晴れ 後小雨 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AM4:25、携帯の2回目のバイブレーター目覚ましで目が覚める。前日は仕事で遅い就寝になってしまったにもかかわらずなんとか起きることができた。My Wife も起きてきてくれて朝食の準備をしてくれる。一通りの朝食をとり、出発準備をする。 外に出て天気の状態をチェックする。さすがにどんよりと曇っていて星の姿はどこにもない。時間があったので例によって「Yahoo!天気情報」で各地の情報を見てみることにする。
静岡の三島や山梨の富士五湖のあたりもほとんど同じだ。各地のピンポイント予報で、かろうじて神奈川県西部のあたりでお昼前まで太陽が拝めそうだが、その後はどこも曇りで早いところだとお昼過ぎから傘マークが付いている。こりゃ、今日は間違いなく降られるなぁ。しかし朝の時点で降っていないのだから、中止する理由はどこにもない。急いで支度を済ませて外に出る。 この時点で、どんなウェアで行こうかとても悩む。というのも、11月にもかかわらず寒くないのだ。いや、むしろ日中の気温はここのところ暑いくらいの時が多い。例年なら11月というと間違いなく冬用装備でのツーリングなのだが、今回に限っては春秋用装備にアンダーウェアを着込んでおく程度で大丈夫そうだ。 静かな朝に KATANA のエンジン音&排気音が響き渡る。暖気が完了するまで近隣の人にはちょっとだけガマンしてもらい、AM5:50に家を後にする。
集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM5:55に到着する。すでに大半の人が集まっていた。今回はお店の人が誰も参加できないせいか、お店もひっそりと静まりかえっていている。清宮社長もきっとグッスリと夢の中なのだろう。
AM6:00になった時点でまだ来ていないメンバーが。T島夫妻だ。二人が来るまでの間にガソリンを入れておこうとM野氏がGSに向かう。T島夫妻はAM6:05になっても来ないので、また二人してお寝坊サンか?と疑う。電話してみようと携帯を見ると知らないうちに着信有りの表示が。T島氏からだ。すぐに掛け直すが「運転中です」のアナウンスが。ならもう少しで集合できるだろう。仕方ない、待っててあげるか。....(^^; AM6:10、ようやくT島夫妻がやって来た。しかし今度はGSに行ったM野氏が帰ってこない。ようやくM野氏が戻ってきた頃にはAM6:13になっていた。 簡単な朝ミーティングをする。ここで、今回の目的地変更を参加メンバーに通達する。当初予定していた目的地【御殿場市温泉会館】が、直前のM野氏からの情報で、お風呂はいいが休憩するところに食事を取る施設が無いことが判明したためだ(持ち込みは可能)。なので、目的地を【御殿場市温泉会館】からちょっとだけ足を伸ばしたところにある【天恵】へと変更した。 結局、出発できたのはAM6:15。幹事の私が先頭で隊列を引っ張り、もう一人の幹事のM野氏に2番手を、幹事以外の唯一のクラブ員のU海氏に後方に付いてもらった。
スタート直後から裏道を抜けて都道5号【新青梅街道】に出る。すぐに現れる都道15号【小金井街道】、【北大通り】、都道248号【新小金井街道】などを経由して都道14号【東八道路】へ。【東八道路】が都道17号に変わりR20との交差点の少し手前がM.I 原氏との合流地点だ。既にバイクに跨り即発進体制を整えているM.I 原氏を確認した私は、停車することなく走りながら合流してもらった。 R20を越えると都道18号【鎌倉街道】になるがそれも長く続かない。少しすると都道158号【多摩ニュータウン通り】になり、大栗川橋のところで右左折して都道20号【野猿街道】へ。それもすぐに都道20号【柚木街道】に名称が変わる。これらのいずれの道も、朝だと結構なスピードで走っていける。【柚木街道】になる頃には前を走るクルマは1台か2台しかいない。とても走りやすい。あっという間にR16に到達し、今度はこれを南下していく。 きれいに整備された〔橋本〕交差点は、以前は五差路として渋滞のメッカだったが、横浜方面への立体交差が整備されたことによりスムーズに通過できる交差点に生まれ変わっている。ここから先はR129だ。R129も平均して 80 〜 100 km/h 程度で流れている。なのでわりとあっという間にR246まで到達できる。 R246に入った時点で時計はAM7:25を示している。もうそろそろ朝食タイムの時間だな。R246がR129と分岐したあとにあるコンビニに照準を絞り、厚木市街を抜けていく。R246を走るときはよく利用するコンビニが目の前に迫ってきた。AM7:40、セブンイレブン【伊勢原石田店】に到着する。 今回はみんな食べるのが早い。到着10分後くらいには全員食べ終わっている。あまり長時間ぐだぐだしていてもなんなんで、AM8:00にはコンビニをあとにする。
AM8:00を過ぎてもR246の交通量はそれほど増えてこない。少しだけ遅いクルマもいるにはいたが、あまり気にならずにパスしていけたからか、全体としてスムーズに通過していく。空も日が差してきて明るくなってきた。心の中で「天気よ、このままなんとか持っておくれ〜!」と祈る。 流れがいいR246のおかげで、あっという間に大井松田の〔新篭場〕交差点まで来てしまった。この交差点からR255に入るのは私的には初めてだったのでちょっとだけ戸惑い、ちゃんとした道ではないところをメンバーに通過させてしまったが、なんとか無事R255へと進んでいけた。 すぐに現れる神奈川県道78号へと右折する。クルマが何台か連なった後ろを走る形になったものの、ここもそれほどストレスは感じずに走っていける。トンネルを越えて最初の信号に差しかかったときに案内標示板が出ていて、それにはいきなり「神奈川県道78号」の文字が消えてしまっている。「78の数字を追って走ればいいや」と思っていた私はちょっと戸惑い、その交差点を直進していってしまう。すぐに大雄山駅が現れたのを見て間違いに気づき、一旦停車する。ツーリングマップルの表現の仕方がわかりづらく、ここはやはり先ほどの交差点を右折だったようだ。本日唯一のUターンで元に戻り、今度は先ほどの交差点を左折して行く。 再び神奈川県道78号となった道を進んでいき、バス停で少し広くなっているところで一旦止まる。ここから先、足柄峠のあたりまでをフリー走行とするためだ。 各車が次々スタートしていく。写真を撮っていた私は当然のように?最後の出発となった。さ、追いかけなきゃ。
制限速度 40km/h の道を 100 km/h 程度で走って行く。バイクに気づいたクルマは「お先にどうぞ」と道を譲ってくれる。中には私を追いかけてくる2世代前のスカイライン GT-R などもいたが、ブレーキ性能で勝る GT-R がコーナー手前で接近してくるもののコーナー立ち上がりの加速では 1100cc のバイクに敵うはずもない。しばらくそんな走りが続いたあと、スカイライン GT-R は諦めたのか、すごすごと後退していった。
少しすると、前をとっても遅いバスが走っている。その速度 30 km/h だ。これにはバスの後方にいたクルマ2台も少々イライラしていたようだが、細い山道では抜かすに抜かせない。私はとりあえずバスの後ろに2台いたクルマの間に割って入り、抜かすチャンスをうかがう。私の前のアウディがバスを抜かしにかかるのと同時にスロットルオープン!ようやくのことでバスを抜かすとアウディとランデブー走行だ。そのアウディも少しして前を譲ってくれ、さぁあとはメンバーをようやく追いかけられるぞ!と思ったら、道が急に細くなってしまった。 山あいの道を進んでいくとガスってきだした。用心しながら走って行き、しばらくすると足柄峠に到達する。あいにくこの日はガスっていたため富士山や御殿場の景色は拝めなかったが、晴れていたら絶景なのだろう。 足柄峠で停車できるスペースがあるのにメンバーの姿がない。そのまま峠を通過していくが、一向にメンバーが停まっている気配がない。足柄峠を越えると静岡県になるため、道も静岡県道78号になる。道なりに真っ直ぐ走って行くと、想定していない静岡県道365号の文字が出てきた。あれ?道間違えたかな?でも足柄峠から一本道だし、迷うはずないしなぁ........?
道もだいぶ下っており、ガスっている空気も晴れてきた。それはいいのだが、メンバーの姿がどこにもない。県道の番号も予定しているものと違うし、さすがに不安になった私は一旦止まってM.I 原氏に電話を入れる。すると「ず〜っと下ってきてしまって、【誓いの丘】というところにいます」との返事。へ?誓いの丘?そんなもの、ツーリングマップルに載ってないよーー、と思いつつあたりを見回すと、次のコーナーの入り口のところに小さく「誓いの丘まで 300 m」と出ているのを発見する。あった、あれだ!「わかりましたぁ!」と返事をして電話を切り、そそくさとメットを被ってスタート。コーナーを2つ3つクリアしたところで、左手にたむろしているメンバーを発見する。AM9:15、【誓いの丘】に到達する。 このあと天気が悪くなるのが予想されていたし、せっかく訪れたのだから、とここで一応集合写真を撮っておくことにする。
ここで休憩中に、M野氏が「(今日行こうとしている)【天恵】は(値段が)高いかもよ!?」と言ってきた。え?そんなの今さら言われても........しかし「一日¥2,500 らしいよ」というのを聞くと考えてしまう。一日もいないのに、それに¥2,500 払うのはやはり高い!しかし値段はハッキリしたものでなく、M野氏がネットで調べているときにどこかで得た情報だという。確かではないらしい。 【天恵】の電話番号もわからないため直接聞くことができない。みんなで相談し、まずはとりあえず【天恵】まで言ってみることにする。そこで(料金を)聞いてみて、高いのであれば再び場所を変更し、さらに進んで山中湖近くにある【紅富士の湯】に変えよう、ということになった。 そして、今いる【誓いの丘】からどのルートで行こうか?一番確実なのは来た道を戻って静岡県道78号で走るのがいいのかもしれないが、U海氏がタンクバックにナビゲーションを積んでいるので、その案内に沿ってこのまま静岡県道365号で前に進むことにする。AM9:30、【誓いの丘】を出発。ここからしばらくはU海氏に先導をお願いする。
U海氏のナビゲーションの威力は協力で、地図で現在位置を追い切れていない私をよそにどんどん進んでいく。あれよあれよという間に静岡県道78号に復帰し、ふと前を見ればR138だ。ここまで来れば道はわかる。U海氏、ありがとう! R138を右折すると広い道だが、少しすると静岡県道401号と合流し片側一車線の細い道になる。ここは淡々とクルマの後ろについて走って行く。ほどなくして有料の【東富士五湖道路】入口が現れる。ここは構わず有料道路方向に進んでいき、最初に現れる出口ですぐ下りる。そうすれば〔須走〕交差点までスムーズに、しかも無料で到達できるのだ。交差点の脇に【天恵】の案内看板も出ている。 ほどなくして【天恵】に到着する。AM10:15だ。ここでやれやれ........ではなく、M野氏が受付に金額を聞きに行ってくれている。戻ってきたM野氏の口から「一日¥1,500 だって!」の言葉が。う〜む、¥2,500 ではなかったがやはり高い!「¥1,500 でもいいよ」というメンバーもいたが、M野氏の「紅富士に行こう!」のひと言であっさりと目的地が変更された。まぁ、お風呂はもうちょっと走ってからでもいいかな、という思いもあり、みんなも同意しすぐ再スタートする。 それなりのペースで進んでいけるR138。しかし標高が上がっていくにつれて再びガスってきだした。しかしそれも長くは続かず、篭坂峠を越えて下っていくと視界はクリアになっていく。 ほどなくして〔旭日丘〕交差点に到達する。これを左折し、山中湖を右手に見ながら走って行き、山中湖が見えなくなってすぐに【紅富士の湯】の案内看板が大きく道沿いに出ている。【天恵】からここまであっという間に来てしまったな。AM10:30、【紅富士の湯】に到着する。 ここでも、雨が降らないうちに、と集合写真を先に撮っておくことにする。
撮影後温泉の建物の中へ。ここは一日で¥700 とリーズナブルなので人気が高い。以前に一度ツーリング企画できたことがある(1999年11月度ツーリングレポート参照→→→こちら)が、その頃より世間に知れ渡っていることもあって結構混んでいる。以前に来た時は開館間もない頃だったのでそれほど混んではおらず、ゆったりと過ごせた記憶がある。 大広間の席は、駐車場に止まっていたクルマの台数のワリには空いており、11名でゆったりと確保できた。早い人は早速お風呂を楽しみに行く。私は後にお風呂に入りに行くことにし、M.I 原氏、T島氏、T島夫人と共に荷物番をしている。その間に飲み物とちょっとしたつまみを楽しみ、先発メンバーが戻って来だした頃にお風呂に入りに行く。 この【紅富士の湯】はお風呂(それも内風呂)から眺める富士山が絶景なのだが、あいにくこの日はガスっていて富士山を拝むことができなかった。ちょっぴり残念だが、雨が降るかも、の天気予報の中だから仕方ない。 お風呂の構成も1999年11月度ツーリングレポートで記してあるのでここでは割愛するが、内風呂も露天風呂も長湯して楽しめるものだ。 席に戻って食事を取る。当初はPM1:30頃に出発しよう、とメンバーに言っておいたのだが、PM0:30には全員が食事を終えくつろいでいる。これを見て、出発時間を早めることにする。今はまだ雨が降っていない。少しでも雨が降ってこないうちに走っておきたいからだ。これにはメンバー全員が同意してくれた。 さて、帰りの道をどうしよう?当初の予定ではR246まで戻って大井松田経由を考えていたのだが、【天恵】ならまだしも【紅富士の湯】からはちょっと離れてしまった。それならば、とR413【道志みち】を経由して帰るルートに変更することにする。この時の皆の思いはただ一つ。「雨が降る前に帰りたい」。なので、戻るルートは除外することになった。 支度をし、PM0:50には席をあとにし、出発準備をすすめる。 T島夫妻が「預けてある子供達が心配なので、時間がかかるようなら高速で帰りたい」と言う。それならば、とR413から藤野を抜け、いつでも中央高速に乗れるルートどりをする。PM1:00、【紅富士の湯】をあとにする。
出発したらガソリンを早めに入れたい、というメンバーがいたため、GSに注意しながら行こう、と思った矢先、R138に出てすぐの右脇にGSを発見し、急遽すべり込ませていく。この先【道志みち】の道沿いに日曜営業しているGSがあるか少し不安だったので、発進して1分もしていないけれど営業しているGSを見て即座に反応したのだ。10分ほどで各車給油を終え再スタートする。 R138から山梨県道729号へと鋭角に左折する。再び山中湖を右手に見ながら進み、ほどなくしてR413への案内標示板が現れる。走り慣れた道だがここは素直に案内に従って?R413【道志みち】へと曲がっていく。 山伏峠に差しかかる当たりから霧が出始めてきた。メットのシールドはガスってきたからか、だんだん見づらくなっていく。峠を越えれば霧もやんで視界もクリアになるだろう、と思っていたのだが、峠を越え霧も晴れてきているのに視界は好転していかない。あれ?と思いふと自分のジャケットに目をやると、なんか濡れてきているような色合いになってきていた。そう、もうこの時点で霧雨になっていたのだ!しかし路面はまだ濡れてはいないし、降りも強くなる気配もない。ジャケットの色合いは見なかったことにして....f^^; 先を急ぐ。 天候はよくないものの、この日の【道志みち】は流れがいい。霧雨の方も場所によって降ったりやんだりしていて、路面も濡れたかな?と思うと少し走るともう乾いたりしている。なのでレインウェアを着るタイミングがとても難しい。降りが強くなったらレインウェア着よう、と心に決め、全く停まらずに先を急ぐ。 いつもなら遅いクルマ等に引っ掛かってなかなか現れない神奈川県道76号が、この日はあっという間に姿を現す。ここへの入り口は細い上に直前にしか案内標示板が無いため、うっかりしていると通り過ぎてしまいがちなので注意が必要だ。今回は私が先頭だったので大丈夫だったが。 神奈川県道76号に入っても霧雨が降ったりやんだりだ。ちょっと雨足が強まり停車できるスペースを物色しながら走っているともうやんで路面もドライになるし、どうしたものか........ええい、このまま行っちぇえ〜!なんとかなるだろう、きっと。 〔日蓮入口〕交差点を右折しR20【甲州街道】に出る。すぐに中央道・相模湖 ICがあるのがわかっている。ここで高速に乗ってしまおうかどうしようか悩む。信号で停まった際にM野氏に「乗る?下道で行く?」と意見を求めると、M野氏は「大垂水、大垂水!(つまり下道)」と連呼している。そうだな、もし相模湖 ICで高速に乗っても、利用するのは一区間だけだし、それならさして時間は変わらないだろう。ならば一区間のためにお金を使うこともあるまい。M野氏の指示通り?下道を進むことにする。
大垂水峠は久々に走るが、いまだに残る路面の凸凹がとても不快だ。昔のローリング族対策のために施された不快舗装だが、健全な?一般ライダーには迷惑なことこの上ない。ましてや不快舗装部分はアスファルトより路面μが小さく、濡れているととても滑りやすい。しかもそれが曲がっているコーナー部分まで施されているものだから、何も考えずにコーナーに侵入していくと結構コワい思いをする。 大垂水峠を越えると高尾に差しかかる。このあたりでは少々渋滞していて、すり抜け走行を余儀なくされた。それでも高尾駅前を越えれば流れていくので、たいしたストレスにはなっていない。このあたりで休憩を挟もうとコンビニを探しながら走っていると、左手にセブンイレブンの看板が出ているのを発見しすべり込む。PM3:00、セブンイレブン【八王子東浅川店】に到着する。【紅富士の湯】からジャスト2時間の走行だ。 「どこにも寄らないでお店まで行っちゃうのかと思いましたよ」と誰かが言っている。走行時間が長くなるので、さすがにそれは考えていなかった。ニコチンが切れてしまう人もいるので、やはり2時間程度で一旦休憩を入れるように考えていた。 雨の状況は、ほとんど降っていないかと思うと目に見えるくらい降ってきだしたりと波がある。少し悩むが、気温も下がってきていることもあってレインウェアを着込んでおくことにする。これだけで結構な防寒対策になるし。 そろそろ出発するよ、という段階になって、M尾氏が「もしかして、パンクしているかも」と言い出した。「(大垂水とかで)フニャフニャして不安定だったから、もしかして......と思っていた」との言葉通り、確かにリアタイヤの空気が抜けている。指でベコッと押せるほどだ。タイヤに異物らしきものが発見できず、また水を掛けても空気が漏れている箇所が発見できない状況だったが、M尾氏持参のミニミニエアポンプで空気を入れると、一応空気は入っていく。とりあえずエアポンプで空気を補充しながらなんとか家まで帰る、と言う。 ここで、M尾氏はこの先のR16で別れて帰ると言い、またF本氏は八王子から高速に乗って帰ると言う。二人とも気をつけて!本隊はPM3:25、最後の出発をする。
本隊はR20【甲州街道】を進んでいく。この日は、よく渋滞する〔日野橋〕交差点やその先の国立府中 ICへの入口ポイントでも混むことなく、日曜の夕方としてはスムーズに走っていける。〔本宿交番前〕交差点を左折し都道17号【東八道路】に入り、最初の信号で一旦停まる。後続が信号で寸断されたのと、ここがM.I 原氏の家の前(反対車線だが)なので、M.I 原氏とサヨナラのためだ。なお、ここでM山氏も【東八道路】をず〜っと直進して帰る、と言うので、ここでお別れだ。二人とここで別れ、本隊はさらに【東八道路】を進んでいく。 府中街道を越えると【東八道路】は都道14号となる。それをさらに進んで【池の上通り】を経由し都道248号【新小金井街道】に出る。このあたりから少し雨の降りが強くなるが、みな予めレインウェアを先ほどのコンビニで着込んでいたので問題はない。 中央線のガードをくぐってから裏道に入り、団地や住宅街、ゴルフ場の脇を通りながら都道132号【鈴木街道】に出る。その直前、後方のメンバーから「1台ついてきていません」と報告があり、【鈴木街道】に出た直後に一旦停まる。誰がいないんだ?........T島氏だ。ちょこちょこと右左折しているときにはぐれてしまったのか?T島夫人に「旦那さんがいないみたいだよ」と言うと、「あぁ、大丈夫。置いていって構いません」との返事。「大丈夫、このあたりなら(T島氏は)道わかってるし」。なら待たなくていいか。すぐに再スタートする。
その後本隊は【花小金井南町通り】、【花小金井駅前通り】などから裏道に進み、〔多摩六都科学館入口〕交差点を通過してPM4:50、営業中の Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着した。本隊到着と同時に、反対車線からT島氏も到着した。 お店ではツーリングメンバーの到着を待ちわびたかのように、お茶とお菓子でもてなしてくれる。しばし歓談した後、PM5:15解散となった。私は自宅近くのGSに立ち寄った後、PM5:35、無事家に到着した。
今回は、実は普通と違い第二日曜日の開催とした。そのわけは、いつもの第三日曜だと間違いなく Kiyomiya スタッフのO川氏が参加できないことが事前にわかっていたため、それならば、と一週早めたツーリングとしたのだった。結果的にO川氏は仕事が詰まってしまってツーリングに参加できなかったが、今このレポートを書いている本来のツーリング日である第三日曜日は抜けるような青空!が空いっぱいに広がっている。ちょっとだけ悔しい私であった。....(^^; |
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今回の走行は私のカタナで239.4km、使用したガソリンは14.53L、なので燃費は16.47km/Lだった。燃費的にはいつもの“ツーリング燃費”なので可もなく不可もなく、という感じだ。さすがに先月度ほど燃費は伸びなかったか........ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(終) |