2000年3月度MCTツーリングレポート

2000年03月20日 第1版公開
2003年01月14日 第2版公開

日時

3月19日(日)

目的地

秩父【農園ホテル】

天候

晴れ!\(^o^)/
AM5:50、「そろそろ起きないと〜!」の声で目が覚めた。5時半には起きるつもりだったのだがちょっとだけ寝坊してしまった。まぁ、まだ十分間に合うが....f^^;

今日は2000年度初の正規なMCTツーリングだ。今年もいろんな所にツーリングに行こう!今日の天気は朝から曇っている。テレビの予報だと西からどんどん下り坂で、午後6時くらいからは雨が降るらしい。全国的にぐずついた1日だそうだ。こりゃ早めに帰ってきた方が良さそうだ。

いつものようにトースト1枚の軽い朝食をとり、そそくさと着替えて仕度をする。しかし朝の時間は過ぎるのが早い。あれよあれよという間に時間が経ち、時計を見ると既にAM6:30だ。やばい!

暖気運転中に携帯が鳴った。Kiyomiya常連のA達嬢だった。なんでも早く起きたんでみんなを見送りに行こうと思いクルマで Kiyomiya 前に行ったが誰もおらず、どうしたものかと電話をくれたのだった。これから Kiyomiya に行く旨を伝え、電話を切った。

そうこうしているうちに暖気は完了だ。AM6:50、家をあとに。

  

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya 前に着いたのは集合時間ギリギリのAM7:00....f^^; だがまだ来ていないメンバーがいる。先ほどの電話の主・A達嬢がみんなを迎えてくれていた。あれ?お日様が顔を出してきたぞ?天気予報では日中は“曇り”だったような......ま、天気がいいぶんには誰も文句は言いませんよねぇ....(^^;
清宮社長も起きてみんなを迎えてくれている。

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

O川氏 RZ250(350改) 初期型・Kiyomiya スタッフ
A川 Address V100
(V-FOUR MAGNA)
My Wife が V100 参加にしたので合わせてくれた。感謝! 
K本氏 ZEPHYR1100  
T田氏 XELVIS  
U海氏 CBR1100XX  SB  
  M.I 原氏 MOTO GUZZI V40
タルガ
 
  M木氏 VULCAN400  
  M徳氏 XJR1300  
S枝夫人 Address V100
(ZEPHYR)
My Wife。前日点検で ZEPHYRのキャブのオーバーフローが発生したため急遽 V100 に!
S枝 GSX1100S KATANA

以上の10名だ(*印はMCTクラブ員)。例年3月は少なめだな....(^^;

7時を回ってもM木氏が来る気配がない。結局 Kiyomiya を出発したのはAM7:20だった。いつものツーリングだとこんなに待つことはまず無い。が、今日は距離が近いこともあってみんなのんびりしたものだった。清宮社長とA達嬢のお見送りを受けて、いざ出発!

  

裏道から都道5号【新青梅街道】に出て、幹事のT田氏を先頭に青梅方面に向かう。が、2・3番手を Address V100 の2台としたため気を遣ったのだろう、延々 50 km/h で車列を進めて行くではないか!しかも追い越し車線で......これには後続の大きいバイク達はたまったものではない。まして Address V100 はスクーターといえど100 cc で 80 km/h くらいまでなら楽勝で巡航できる性能を持っている。たまらずK本氏が信号待ちの時に先頭に並んで助言したようだ。それからは巡航速度がアップしたのは言うまでもない。T田クン、V100 はヘタな 250 cc よりも信号スタートでは早いくらいだよ....(^^;

途中、1BOXでスポーツカーみたいな車線変更を繰り返しているクルマに遭遇した。どうやら前を走る遅いクルマを追い抜きたかったのだろうが、そんなに急いでも所詮クルマじゃたいして変わらないよ。逆に周りが危ないだけだ。「いい年こいてバカなクルマだなぁ」とあざ笑いながらこの1BOXをパス。

瑞穂町役場のあたりで【青梅街道】にチェンジし、〔箱根ヶ崎〕交差点を右折。そのままR16に合流してR463・R299へとバイクを進めていく。飯能市内に入った時点で、ここまですごい遠回りなルートであることを時計が教えてくれている。もう8時を回っているのだ。所沢を抜けるルートよりも1.5倍くらいかかっている。が、これもまたいいじゃないか。こういうルートをとるとこれだけ時間がかかることがわかっただけで。まして今回は近場で時間制約があまりない(天候を除いては)ので、心おおらかに楽しむとしよう....(^^;

  

そろそろお腹が空いてきたなぁ。R299ってあまりコンビニとかないんだよなぁ、確か。正丸トンネルを抜けるまでまともなコンビニがないような記憶だった(1998年11月度ツーリング参照)のだが、その遙か手前の所に新しいコンビニが建っていた!お?先頭も左ウインカーを出したぞ!?広大な駐車場に滑り込もうとしたまさにその時、携帯が鳴った。

 私     「もしもーし?」
 Y.S藤氏「おはようございま〜す!岩手のS藤です!」

おぉ、元?MCTメンバーのY.S藤氏だ。今日がツーリングの日だということをしっかり覚えていたようだねぇ。さすがに岩手からじゃツーリングに参加できないので、近年は東北方面へのツーリングしか参加できていないがみんなと走りたいだろうねぇ、きっと......

 Y.S藤氏「ツーレポ期待してますよ〜!」

ハイハイ、今こうして頑張って書いてますよ....f^^;

話しているうちに既にバイクはエンジンを休め、休憩モードに入っている。AM8:35、建物もまだ新しい【サンクス】に到着。

【サンクス】の駐車場の一部 参加バイク達
朝食処としたサンクス【東吾野店】。見えている駐車区画は大型トラックや観光バス用で、ここに見えている5倍以上の駐車スペースがあるため「混んでて入れない」ことはまず無いだろう。

駐車場で買った朝食を食べるが日差しが暖かい。というより、寒いと思って履いてきたオーバーパンツが逆に暑く感じてきた。脱いでしまおうか悩むが、「秩父はもっと寒いよ!」のメンバーの声に脱ぐのをためらう。それほど今日は暖かいのだ!いい方向に予報が外れてくれているので、このまま帰り着くまで外れて欲しいなぁ....(^^;

  

AM9:00、朝食休憩を終え走り出すことにした。もうここからはそんなに時間もかからずに着けるだろう。R299を進み、〔正丸トンネル〕を抜けると秩父の市街はもうすぐだ。R140との交差点の手前 2 km くらいから道が混みだしてきた。すり抜けて進み、難なくR140へ。右折して 1 km ほど走ると「農園ホテル入口」の看板が。もう着いてしまった。

急坂&急カーブを進んでAM9:45、【ナチュラルファームシティ 農園ホテル】に到着。おぉ、さっきのコンビニから45分で来てしまった。トータルでも2時間25分だ。ちょっと走り足りないかな....(^^;

天気が心配だったので、「晴れているうちに!」と集合写真をここで撮影。

農園ホテルの建物をバックに
左端に見えているスクーターがA川氏のAddress V100だ。高速を使わないツーリングなら十分ツーリングできる性能を持っている。

早速予約してある部屋に入るが、部屋まで土足で行けるのはありがたい!バイク乗りのシューズ&ブーツは脱ぎ履きするのが普通の靴より大変なので、温泉など他にお客さんがいるところだとせわしなくなってしまうものだ。ここは一応ホテルなので、やっぱり基本は土足なのだろう。

部屋は畳敷きでくつろげるものだ。食事にはまだ早いのでお風呂を楽しみに行くことにする。ここは2つのお風呂があるが、結構歩く上にそれぞれが正反対の方向にあるため2つを楽しむことはできなかった。入った方は〔展望風呂〕の名前が付いていたが、浴槽に入ってしまうと“展望”できない。洗い場からか、浴槽内で立っていないと“展望”できないのだ。思わず「い〜みな〜いじゃ〜ん!」と叫びそうになってしまった....f^^; ぬるめの湯で長湯できるが浴槽も狭く、大人数では入れない。これも「い〜みな〜いじゃ〜ん!

幹事のT田氏によると、もう一つの〔武甲の湯(別名:マグマの湯)〕の方はさらに浴槽が狭いらしい。どちらもホテルのお風呂としては??だったような......ただ今回はお風呂に入っているのは私らのメンバーだけだったので、狭いなりにも長湯が楽しめた。半身浴で長湯すれば出る頃には体はポッカポカ。

部屋に戻ると既に箱弁が運ばれていて一杯やっている人もいた。お風呂上がりっておいしいんだよなぁー、このおいしい黄色の炭酸入り飲み物って。私も例に漏れずまずは一杯....(^^;
んぐんぐんぐプハ〜ッ!んまい!
お風呂上がりのこの飲み物の美味しいこと!体がお風呂で温まっているからなおさら美味しいんだよねぇ....(^^; お風呂との相乗効果で額には汗が!この汗がまた更においしく飲めるんだな、これが。

箱弁もそこそこおいしく、飲み物と相まってお腹はもう満腹だ。するととたんに睡魔が。こういう時畳の部屋っていいなぁ。好きなところでごろ寝ができてくつろげるし。12時半を回るとそこかしこで高イビキが......私も睡魔に襲われ早々にzzZZ......この間に食事前にお風呂に入らなかった人たちが入浴してきたようだ。

PM1:10、K本氏の携帯の目覚ましが鳴って目を覚ます。しかし睡魔には勝てず更に10分ほど夢の中へ......
T田氏の「そろそろ(出発の)用意してください」の声で眠いながらもムクムクと起き出した。あ!そういえば天気はどうだろう?幸いまだ晴れていて、少〜し雲が出てきたくらいかな?くらいだった。よし、この調子なら帰り着くまでは大丈夫だろう。暖かいのでオーバーパンツを脱いでいこうか迷ったが、天気がもし崩れてくると冷えてくることを想定してやっぱり履いていくことにした。

  

ホテルの精算を終え、PM2:00【農園ホテル】をあとにする。帰りは飯能から所沢経由のルートとして、早めに帰り着くようにしよう、ということになった。

R140からR299を進み来た道を引き返していく。帰りは Address V100 の2台は最後方にし、先頭のスピードを上げて突き進んでいく。しかしそれでも Address V100 の2台は遅れをとることはなかった。恐るべし、Address V100!

〔正丸トンネル〕に入った直後のPM2:20に携帯が鳴った。この日は法事で参加できなかったH.I 原氏だった。今日の目的地のすぐそばでの法事だったらしく、「行きたかったよー」とはH.I 原氏の弁。でも法事はおろそかにできないモンね。

飯能からは行きとルートを変更し飯能市街を通らずに直接R463【所沢入間バイパス】に出る。スピードも出せて快適に走れる道だ。途中、R16であきる野市に帰るM木氏と路上でお別れ。お気をつけて!さらに所沢市のこのバイパスの終点近くに住むM徳氏とも路上でお別れ。お二人とも天気の保証さえあれば時間も早いことだし Kiyomiya まで来たことだろうが、この日はいつ天気が崩れるかわからないため途中でお別れとなった。

R463から所沢市内を抜け、都内に入ると都道4号【所沢街道】になる。ここまで来ればもう庭先に帰ってきたようなものだ。......が、お彼岸の影響だろう、【所沢街道】は大渋滞になっていた。くそ、もうあとちょっとなのに......

O川氏が先頭に立ち、右手のパチンコ店の敷地を横切って【所沢街道】に並走する裏道に出て【新所沢街道】に進路を変えた。このまま【所沢街道】で行くといったいいつ着くんだ、というくらい凄い渋滞なのだ。まして【所沢街道】は道幅が狭くすり抜けはきついので、広い【新所沢街道】で正解だ。こっちは全然混んでない上に道も広い。

  

Kiyomiya の手前で【所沢街道】に復帰するが、更にその先からずーっと渋滞だ。やっぱり迂回して正解だった。
こうしてPM4:00、無事 Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着。おぉ、帰りは1度も休憩せずに帰ってきてしまった。おかげで普通のツーリングより1時間以上も早く帰り着いたことになる。曇りかけていた空から再びお日様が強烈な光を注いでいる。

今日は Kiyomiya は第3日曜の定休日(ツーリングの日)なのに清宮社長はシャッターを開けて半営業中だった。行きたくても行けなかったツーリングの寂しさを紛らわすために仕事していたんだろう、その目は「オレも行きたかった......」と訴えているようだったなぁ。気を利かせてMy Wife が買ってきたおみやげで堪忍してね、社長!

  

PM4:50、「それじゃボチボチ帰るとするか」と解散となった。みなさん、お疲れさま!私らも帰ろうとしたその時、朝お見送りしてくれたA達嬢がお迎えしてくれるためにまたやってきた。う〜ん、ちょっと遅かったねぇ....(^^;
でもわざわざ来てくれてホントにありがとね!(^o^)/

買い物&給油を済ませ家に着いたのはPM5:40。天気予報は見事にハズレ、結局この日は夜になっても雨は降らなかった。これも日頃の行いのいいせいか?f^^; でも年度の最初から雨に降られなくてホントによかった、ヨカッタ......

なお、今回の走行は私のカタナで140.6km、燃費は16.08km/Lだった。ほとんど2速と3速しか使わず燃料消費率の悪い回転数で走るのが多かったツーリングだがそこそこの燃費だったなぁ。ちなみに My Wife の乗ったAddress V100では42.47km/L(!)だ。さすが100cc、燃費でも恐るべし......

(終)