<広島>
まんさく茶屋(わに料理)
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まんさく茶屋
わにゆうのは、「因幡の白ウサギ」に出てくるわに、つまり、鮫のこと。「美味しんぼ」に出てくる店。広島県三次市の山の中の店やけど、わに料理はこのへんの郷土料理。交通機関が発達してへんかった頃でも、泌尿器が未発達で体にアンモニアをため込むわにだけは鮮魚で食べれた、ゆうことで、このへんのごちそうやったらしい。
 店に入ったら、アンモニア臭が。でも、慣れたら気にならへん。色紙の中には雁屋哲のもある。
 刺身・湯ぶき・フライ・・・、一通り食ったけど、不思議なことにアンモニア臭を感じひん。なんちゅうても一番うまかったんは刺身やな。くにゅくにゅした歯ごたえで、あっさりしててうまみがある。こんなにうまいのに、なんでよそではわにを食えへんのかなぁ。海産物やったらなんでも食う(世界的に見たら超悪食民族の)日本人にしては珍しいことやわ。
 広島に行くことがあったら、遠出してみたらええ思いますわ。(1999/08/05)
評価:A
住所:広島県三次市口和町竹地谷919-1
電話:08248-7-2916
時間:10:00-19:00
休日:月曜
出典:「JTBの旅ノート 山陽・瀬戸内海」
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