北海道の道の駅めぐりも2日目に入りました。
前日はオホーツク海沿いの紋別市内で宿泊、今日はそこから物語は始まります。1日目では触れませんでしたが、道の駅スタンプラリーを合わせてやっていました。
今日はその有り様がうかがえるかと思います。
◆道の駅「オホーツク紋別」(道道紋別港線:紋別市)
午前8:30頃着。さすがに宿泊所と同じ市内だから近いですね。
この道の駅はいかにもオホーツク海に面した街らしく、流氷に関することをテーマ にした建物が多かったのです。
流氷に関する展示がある「流氷科学センター」、冬は真上から流氷を観察できる 「オホーツクタワー」などなど。残念ながら朝早く て何も見ることは出来ませんでしたけどね。今度この街に来るときは、是非とも流氷の季節にやってきたいものです。
◆道の駅「中湧別」(道道中湧別停車場線:紋別郡上湧別町)
いやぁ〜、何という立派な建物、おもわずのけぞってしまいましたよ。R242から 少しはずれた場所にあるこの道の駅は、古城のごとく壮麗なホールだったのです。
建物の中ではちょうど「MANGA(漫画)フェスティバル」なるものをやっていました。 中を見物すると、古い漫画の原画などが展示していました。北海道出身の モンキー・パンチのものが多かったかな?
#写真撮影禁止だったので、お見せできません、ごめんね〜。その他、水の表面張力で浮かぶ御影石(みかげいし)の オブジェあり、鉄道の車両や駅のホームなどの実物大展示あり。
ひさびさにお金のたくさんかかっていそうな、すごい道の駅を見させていただきました。
◆道の駅「愛ランド湧別」(R238:紋別郡湧別町)
ここはオホーツク海に面するサロマ湖が見える遊園地です。遊戯具は全体的に 幼稚園児から小学生あたりを対象にしているように思えました。
そう、ちょっとちゃちい感じがしました。さて肝心のスタンプは、午前9:30開店の店の中。私が店の前に立ったのが 10分ほど前。その時、店の中からおばちゃんが声をかけてくれて、店の中へ 入れてもらい無事スタンプを押すことが出来ました。
ここはおばちゃんの好意に感謝です。
◆道の駅「サロマ湖」(R238:常呂郡佐呂間町)
道の駅の名が示すとおり、眼前に大きなサロマ湖・・・というわけにはいかず、 林の向こうにわずかにサロマ湖の景色が見える道の駅でした。
#ちょっとだけ期待はずれ・・・。ここでホタテの貝焼きをいただきました。店のおばちゃんは、店の前で売り物 になっているホタテ貝の水槽の中から、やおら取りだして、焼き始めたのです。 これには驚いたなぁ〜。
肝心のホタテ貝のお味は、焼き加減も頃合いで、なかなかに上々でした。またサロマ湖展望台が近所にあることを聞きつけ、行ってみることにしたのです。
◆サロマ湖展望台へ
サロマ湖は北海道で1番、日本で3番目に大きな湖です。
かつてはオホーツク海と砂州で仕切られ僅かにトウフツという地点で接していました。 今では砂州の一部が切れ、完全に海と接してしまっています。名物はホタテ貝などです。さてくだんのサロマ湖展望台は幌岩山というところにあり、登山コースで歩いて 行くほかに、車で山道を進むルートがありました。
ドライブ中の私は当然、車でいきました。道の駅からは大体20分くらいで行ける場所でした。展望台までの道中、わが愛車「せひ〜ろ」は夕べの大雨とダート道の連続のおかげ で、すっかり泥だらけになってしまいました。
しかしながら、展望台からのサロマ湖をパノラマ状に一望できる様は、まさに壮観でした。車でサロマ湖付近まで来られた方は、ぜひともお勧めしたい場所です。
その後R238を網走方面にひた走りました。網走と言えば・・・、かの有名な網走監獄 (博物館)へと行きました。
◆博物館 網走監獄
この「博物館 網走監獄」は網走市の郊外、R39とR238の合流点からR39側へ。
さらにその国道から少しはずれた場所にありました。駐車場代はタダ、ちょっとラッキーでした。監獄入り口となる、煉瓦造りの赤い門が 観光客を迎えてくれるのです。これから行ってみたい、という人のために詳細はあえて 省略しましょう。
楽しみがなくなっちゃうからね〜。とりあえず必見の観光名所、と言っておきましょう!
◆美幌峠
R39を南下し、美幌町でR243に乗り換えると、これまた有名な美幌峠にたどり 着きます。念のため「峠」と言っても、コーナーを攻める名所ではありません。(笑)
ここの展望台から眼下に広がる屈斜路湖の眺めが素晴らしいのです。ここも オススメです。
ドライブで道北地方などへ行くかたは是非とも押さえておきたいポイント です。
◆道の駅「摩周温泉」(R241:川上郡弟子屈町)
今日は道の駅めぐりを忘れて、いつのまにか普通の(?)観光名所めぐりとなりました。
というわけで、久しぶりの道の駅に到着。
摩周湖は世界一澄んだ湖で有名ですが、温泉があるとは知りませんでした。 ただし道の駅は質素な建物で、特に楽しめそうな施設は特に無かったようです。私はスタンプを押すと、早々に退散してしまいました。
◆道の駅「厚岸グルメパーク」(道道別海厚岸線:厚岸郡厚岸町)
ここへは午後4:30頃に到着。朝方はオホーツク海沿いを走っていたのですが、いつの 間にか太平洋沿いの街まで来てしまいました。
それにしても「グルメパーク」とは、思わず舌なめずりしそうな駅名ですが、自慢の(?) 施設内のレストランには入ることはありませんでした。
一人で来てしまったのと、ちょっと長旅の疲れがたまってきたからです。そのかわり展望台から、 厚岸湾と厚岸湖の境目にある赤い橋などをボーッと眺めていました。この駅に今度来たときは、ちゃんとレストランに入って、食事を楽しみたいものです。
でも、このさいはての地に、今度はいつ来られるモノやら・・・。
この後、R44を西に進み釧路市内へ。釧路は日中の好天とはうって変わって小雨模 様で霧がかかっていました。街中の大きなビルなどは上の階が霞んで見えました。
うーん、なんだかロマンチックだ。(笑)今日はこの釧路市内で投宿することになりました。
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